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告発状作成中

2022年3月15日火曜日

はてなダイアリー:2008年(平成20年)6月分

*1212297242*[動画]伝説の巫女 [http://www.youtube.com/watch?v=gywbFPHenAY:movie]  このパチスロ機を実際にやったのは一回だけで、もう4ヶ月ほど前になると思います。昨夜ふと思い出して、ネットで探して動画を観たり、音楽など聴いていました。  金沢の福久にある、新装オープンしてまだ日の浅かった全国チェーンの店でやりました。本当は、新吉宗をやりたかったのですが、新台が入ったばかりで満席でした。はじめは押忍!番長の後継で吉宗と同じ大都技研の機種と思いこんでいたのですが、あとで北斗の拳と同じサミーの機種だと知り、意外でした。 *1212408579*[刑事裁判]三浦和義さんからのメッセージ【林眞須美さんを支援する会】 三浦和義さんからのメッセージ http://enzai.org/masumi_hayashi/houkoku6.html
『テレビ等でも放映されましたが、4月5日にコンビニでの窃盗の容疑で逮捕されましたが、今回の件は、私は全くやっておらず冤罪です。 ことの経緯は次のとおりです。 「3月17日に万引きしたでしょう・・・」と、突然同月の30日にコンビニに行ったときに多くのお客さんのいる前で言われ、面倒だから「支払います・・・」と言った次第でした。 しかも、その17日から、言われた30日の間に7 *1212400374*[司法][裁判員制度]事件の教訓を社会が学ぶ、期待【光市母子殺害事件】 死刑判決翌日に元少年「つかえ取れた」 本村さん明かす http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/149540/
山口県光市の母子殺害事件で、被害者遺族の会社員、本村洋さん(32)が1日、岐阜市で記者会見し、被告の元少年(27)が差し戻し控訴審の死刑判決翌日に「胸のつかえが取れた」と発言していたことを明らかにした。  本村さんによると、判決翌日の4月23日朝に元少年に接見したジャーナリストから発言内容を聞いた。元少年はすっきりした表情で語ったという。本村さんは「罪から逃れようとしたことは、彼なりに苦しかったのではないか。弁護団は上告したが(元少年自身は)贖罪(しょくざい)の道を歩み始めたのだと思う」と話した。  会見に先立って開かれた犯罪被害者の支援を考える講演会で、本村さんは裁判員制度について「裁判員になるのは大変なことだが、事件の教訓を社会が学ぶことになると思う」と期待を込めた。
 06/01 19:33にアップされた記事のようです。 *1212398436*[司法]司法過疎の問題を考える必要がある 弁護士開業で「ゼロ地域」やっと解消も…なお残る課題 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000943-san-soci
 ただ、弁護士ゼロの地域がなくなっても、1人しかいない「ワン」の地域はまだ多く、2人以上いる地域でも、弁護士不足などさまざまな問題を抱えているのが現状だ。弁護士が2人いる釧路地裁根室支部(北海道)管内で活動する梅本英広弁護士は、「200件ほどの事件を抱えていて、それを処理しながら、法律相談を受けるのは大変。相談は2カ月ほど待ってもらう状態だ」と窮状を説明する。  弁護士不足だけでなく、裁判所側の問題を指摘する声もある。盛岡地裁宮古支部(岩手県)に裁判官が来るのは週2日だけ。同支部管内で活動する新谷泰真弁護士は「これでは、弁護士が増えて裁判所に事件を持って行っても、事件がたまっていくだけ」と話す。裁判所側は、事務処理の効率化などを理由に、業務を盛岡地裁に集中させる可能性もあり、司法過疎解消に取り組む関係者は危機感を募らせる。  日弁連で弁護士過疎対策に取り組む田岡直博弁護士は、弁護士ゼロの地裁支部がなくなる意義を強調する一方で、「弁護士過疎だけではなく、裁判所、検察庁の過疎も含め、抜本的に司法過疎の問題を考える必要がある」と指摘している。
 200件ほどの事件を抱え、というのがすごいですね。自分はたった一件の事件でも思うように進まないのに。専門職との違いはあるでしょうが、物量的、時間的にも限界があるように思われます。 *1212503140*[お知らせ]サイドバーに協働ブログのRSS情報を追加  リンク集の次、になります。最新のもの10件にしましたが、すぐに更新情報が反映されない場合もあるかと思います。
 ブログ名は「刑事司法へのテーゼ」です。主に画像関係の資料をアップしています。はてな、と比較しても一長一短がありますが、エントリ内の画像をクリックすることで、gooのブログのように大きすぎず、綺麗に表示されます。また、エントリ内のサムネイルもそこそこ見やすくちょうどよいサイズになっています。
 こちらも参考にさせていただきました。 http://blogger.kuribo.info/2006/03/rss.html *1212495582*[司法][裁判員制度]裁判員制度マスコットキャラ、奇怪な鳥の悪魔的危険性という指摘  落合弁護士のコメントです。
裁判員制度キャラ、サイバンインコに統一…福岡高検考案 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080603#1212494293
奇怪な鳥、といか言いようがありませんが、鳩山法務大臣に気に入られる、というところに、この奇怪な鳥の、悪魔的な危険性、ということを強く感じます。 国民を、裁判員制度からますます遠ざけてしまうことになってしまう可能性が高いでしょう。
 見る人が見れば、そのように映るみたいです。元検察官で、現職弁護士の人の目に、そう映るそうですから、考えてしまいます。 *1212495154*[刑事裁判]大学前総長に有罪判決、強制わいせつ 都築学園強制わいせつ事件、前総長に有罪判決…福岡地裁 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080603-OYS1T00508.htm
 福岡県を中心に全国で大学などを運営する学校法人グループ「都築総合学園」(本部・福岡市)の前総長で、女性職員に対する3件の強制わいせつ罪に問われた都築泰寿被告(72)の判決公判が3日、福岡地裁で開かれた。  林秀文裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役4年)を言い渡した。  起訴状では、都築被告は2006年10月、同学園の第一福祉大(当時、福岡県太宰府市)のエレベーターで20歳代の同大女性職員の胸や下半身を触った。また、同月と昨年8月には、エレベーターで別の20歳代の女性職員の下半身をなで回すなどした、とされる。 (2008年6月3日 読売新聞)
 求刑が懲役4年で、執行猶予がついたようです。以前、懲役4年の求刑とは実刑相当という検察の意思表示が含まれていると読んだことがありますが、こういう例もあるようです。 *1212494400*[社会]川田アナ偽装自殺・殺人の可能性も浮上か、というブログ記事 川田アナ偽装自殺・殺人の可能性も浮上か http://lave7171.iza.ne.jp/blog/entry/595647/
最初から、この自殺胡散臭いと思っていた。朝日新聞なんか、先に結論ありきで、仕事に行き詰っての自殺だと断定に近いような記事を書いている。確かに、局アナと違ってフリーアナの数は、多いし、待遇も局アナのように1000万円を超えるようなことは、余程の実力がない限り難しいだろう。おそらく、よくて500万円前後か。仕事が少なければ、現実は、かなり厳しいといわざるを得ない。 ところで、川田亜子さんの自殺。彼女が命を削る思いで、誠実に心の状態を発し続けていたことは、今になって考えると大変大きな意味がある。ご両親、特に父親は、れっきとした精神科医だ。胡散臭い、所属事務所側の発表を鵜呑みにしていなかった。警視庁【正確には東京地検の監督下・・詳細は刑事訴訟法参照のこと】による司法解剖も、ご両親の強いご意向によって行われたとの事であるが。全国版新聞、主な報道機関は、このことについて一切触れていない。 そもそも、第一発見者並び通報者が、話題になっている某芸能事務所役員の元部下だったなんて噂が出る。さらに失踪する。また、某芸能事務所の役員も連絡が取れないときている。胡散臭さを感じる状況だ。 また、所属事務所並び関係事務所が・・記者会見すら行わない。どこか、見えないところで川田亜子アナウンサーの自殺事件の幕引きのための情報操作が行われているような気がする。ほとんど運転することのなかった川田さんが、ベンツを運転する。そのベンツ、彼女の所有でないとしたら誰が簡単に貸すのか。サイバッチなるものが以下のような情報発信しているが・・・全くデタラメとも思えない。
 izaにトラックバックが入っていました。  真偽のほどはまったく不明ですが、間接情報なのか、両親が殺人事件として刑事告発するようなことも書いてありました。  izaの記事には、ストーカー被害にあっていたような記事があり、数日前からネット上で囁かれているのは、知っていましたが、具体的な特定人物のことが書いてありました。
川田亜子アナ追い詰めた逮捕男の“悪業” http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/149251/
≪だましてコスプレ写真…無銭飲食や覚醒剤も≫  自殺した元TBSのフリーアナウンサー、川田亜子さん(享年29)を追い詰めた悩みのひとつがストーカー男の存在だった。「ストーカー男は複数いた」(川田さんに近い関係者)という証言もあるが、そのうちの1人は、雑誌に川田さんとのニセプライベート写真を持ち込んだり、無銭飲食や覚醒剤事件で逮捕されたり、とんでもないゴロツキだったことが分かった。

 川田アナにつきましては、金沢市の出身だということでも注目していました。金沢出身の女子アナがいることは、自殺の報道があるまで知りませんでしたが、半年ぐらい前でしょうか、少し観ていた県民ショーのような番組で、石川県代表で、それらしい女性が出ていたので、たぶん川田さんであったように思っています。  父親が精神科医であったということも、今回初めて知りましたが、思い起こされるのは、判事の妻のストーカー事件のことです。その妻も、金沢市か石川県の出身だったはずですが、確か2ちゃんねるの方で、医者の娘だという書き込みがありました。 *1212589795*[弁護士][テレビ]ホカベン 2008年6月4日放送 #08 http://www.ntv.co.jp/hokaben/story/08/index.html
「プロボノ廃止」の議論が渦巻くエムザ法律事務所。そんな中、プロボノの行く末を案じた怜子(りょう)から頼まれた灯(上戸彩)が、弁護士にとって最も難しい分野のひとつとされる医療裁判を手掛けることになった。 被害にあったのは、ニュークリニカル病院に入院中の河合優子(今橋かつよ)という48歳の主婦。1週間前に脳動脈瘤の手術を受けた優子は、その後、植物状態になった。夫の照夫(河西健司)と娘・里奈(佐藤仁美)が、主治医で執刀医の藤木勇二(三上市朗)が手術中に手術室を抜け出したとの看護師の噂を耳にし、医療ミスを疑ってエムザに相談を持ち込んだのだった。
 観ました。「弁護士は医者には勝てない」という言葉が印象的でしたが、元検弁護士のブログでも、医療崩壊の深刻な状況が問題にされていて、コメントも投稿しました。 http://www.yabelab.net/blog/2008/05/17-171450.php#c154013 *1212581939*[社会]進む厳罰化疑問の声【佐世保市の小6女児同級生殺害事件】 小6女児殺害から4年 佐世保市で追悼集会 進む厳罰化疑問の声 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26198
 佐世保市の小6女児同級生殺害事件から1日で4年。この間、少年事件の厳罰化が進んだが、大久保小学校で同日開かれた追悼集会の参加者からは「罰を強めれば子どもの事件はなくなるのか」「被害感情を伝える更生教育こそ必要」と、厳罰化の流れを疑問視する意見や、加害少女の更生を気遣う声が聞かれた。
 追悼集会後、同小の三島智彰校長は報道陣に「『罰を厳しくすれば事件が防げる』というのはちょっと違うのではないか。事件が起きた背景をもっと明らかにすることこそ必要で、大人が反省すべき課題が多々あると思う」と語り、厳罰化よりも情報開示の必要性を訴えた。
 追悼集会で講演した同市出身の作家毛利甚八さん(50)は「(国内では)贖罪(しよくざい)教育は5、6年前に始まったばかりで、遺族の声をどう生かすかということに、現場が習熟していない」と述べ、早急な被害者対応の体制づくりの必要性を指摘した。
 落合弁護士のブログで知りました。 小6女児殺害から4年 佐世保市で追悼集会 進む厳罰化疑問の声 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080604#1212540591
犯した罪に対し相応の刑を科され、自らの身体で、あるいは身銭を切って償う、ということは、必要なことであり、少年事件においてもそのような要請ははたらきますが、その一方で、少年事件では、成熟した大人とは違った考慮、その可塑性に着目し改善更生を図って将来における再犯を防止する、という考慮も十分払われるべきでしょう。厳罰かどうか、という、単純な二者択一ではなく、事件の内容、少年の状態、被害者や遺族の処罰感情等々、種々の要素をバランス良く考慮し、偏りのない判断、事件処理をして行く必要性を感じます。
 小学校の低学年の頃です。昭和40年代の後半でしょうか。それは、ちょうど自転車に乗り始めた頃でもありました。  これは、自分が物心ついてから、規則や規制というものを身近に考えた初めての経験でもあったと思います。  現在まで、ほかにそのような例があったという話を聞いたことがないので、かなり珍しいケースなのかもしれず、時代を先取りしたような先進的な対策であったのかもしれません。  というのは、自分の通っていた宇出津小学校で、自転車に乗るための実技試験と免許証の交付が始まったことです。  宇出津という町は、石川県鳳至郡能都町(現在は鳳珠郡能登町)の中心でした。その宇出津の町から金沢の方向に少し離れると三波という地区があり、三波は、宇出津から近い順に、藤波、波並、矢波に分かれていました。  藤波はさらに、宇出津から近い順に、辺田の浜、柳倉、間島に分かれていたのですが、私自身は、昭和39年に宇出津で生まれてから、1年後ぐらいに、父親が辺田の浜に家を建て、小学校4年生に進級する春頃に、宇出津に引っ越すまで生活していました。  これもまだ辺田の浜に住んでいた頃のことです。  自転車の免許制のきっかけとなったのは、波並の方で、同年代の小学生が交通死亡事故が起こったことです。先生の方から悲惨な交通事故があったという説明はあったと思いますが、あまり具体的な説明というのはなかったように思います。  というのも、同じ三波でも、間島を含めた波並の児童は、波並小学校に通っていたので、面識などまったくなかったからです。  中学校になると、能都中学校では波並の児童も同級生になり、その同級生から小学校低学年当時の交通事故について、ある程度詳しい事情を聞くことになりました。  その話によると、確かトラックかダンプカーに轢かれたような話でしたが、内臓などが路面に飛び散り、原型をとどめないほどの凄惨を極めた事故であったそうです。
 現在でも車で宇出津に帰るときの半分ぐらいは、海岸線の国道で波並を通りますが、通る度に、その事故と自転車の免許証のことを思い出します。  ちなみに、半分ぐらいというのは、別に穴水町から柳田村(現在は能登町)の山間を通る通称農面道路を走るという選択もあるからです。
 そういえば、この事件、毎日新聞佐世保支局長の娘さんが被害者でした。そんなこともあり、異例なかたちで大々的に報道されていましたが、あれからもう4年も経つのかと気がつきました。
 そういえば、今朝のテレビ番組で、舞鶴市の女子高校生殺害事件の報道を久々に見ましたが、まだ犯人は捕まっていませんでした。犯人に結びつくような有力情報も報道されていましたが、早期解決と思いきや、長引いているようです。 *1212505312*[検察]詐欺被害に利用された東京地検 東京地検名乗り不審電話 詐欺被害の注意呼び掛け http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080603#1212495155
国策捜査、警察と結託した上での事件のでっち上げなど、その威圧的な有様が、最近、話題になることが多い検察庁なので、上記のような威圧的な電話があると、妙にリアルで信じ込んでしまう人が少なくないのかもしれません。 検察庁は、上記のような電話をかけてお金が戻るようにしてくれるほど親切な役所ではないので、間違っても、こういった不審電話を真に受けないようにしましょう。
 落合弁護士のブログで知りました。検察庁もずいぶんとなめられたものだと、感心しました。あるいは、でたらめな事件処理で、それなりの反感を買ったか、完全に馬鹿にされてしまったのかもしれません。
 ところで、落合弁護士のブログのソース元のリンク記事ですが、「お探しのページが見つかりません」というエラーが出ました。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008060301000711.html
追記:ウェブ魚拓です。
追記: 情報を読む限り、実際に詐欺の被害が出たのかは不明です。 *1212673181*[インターネット]ネットコミュニティの自浄作用として炎上する場合も多い。 「炎上」時代はもう終わり……ブログコメント欄承認制のすすめ http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2008/06/04/
【2008/06/04】  ブログのコメント欄に、ブログオーナーへの批判が大量に投稿される「炎上」という現象。ブログの書き手のなかには、犯罪につながるような反社会的な記事を悪びれることなく、むしろ自慢げに公開するような人物もいるから、ネットコミュニティの自浄作用として炎上する場合も多い。しかし、社会全体からしてみれば小さな小さなたったひと言をきっかけにして、コメント欄が過剰な批判であふれ、さまざまな情報やコメントを含むブログがきれいさっぱり削除されてしまっているのを見るにつけ、忍びない気分になる。ネット界有数の論客、finalventさんがオーナーの「極東ブログ」で、「もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。」と題した記事を2日付けで掲載している。きっかけは「ブログに『死ね』と書かれたことで自殺に至った少女の死が私はとてもショックだったから」という。トラックバックやコメント欄を承認制にすることで、「死ね」のようなどうでもいいコメントを排除して、「炎上」をもう止めよう、という趣旨だ。念のために書き添えておくと、finalventさんは匿名批判はしていない。はてなブックマークでは、賛否両論のコメントが300件以上、殺到している。
 ボツネタで知った記事ですけど、数日前に、たまたま、ここで紹介されている「極東ブログ」の該当記事を少し読みました。ただ、そんなに著名なブログだとは存じませんでした。
 このブログですが、以前は批判的なコメントもちょこちょこあったのですが、最高検察庁からの返信を公開した頃から、内容に踏み込んだコメント自体がばったりとなくなり、現在に至っています。  また、今のところ、投稿されたコメントを削除したことは皆無です。 *1212671561*[社会]テレビ番組は最も効率の良い世論操作のツール 「敵を欺くにはまず味方を欺く」手法に警戒すべし http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c7a8.html
テレビ番組は最も効率の良い世論操作のツールである。全国ネット放送の視聴率1%は約100万人の国民が情報を受け取ることを意味するといわれている。1000人の聴衆を集めた演説を1000回行って達成される情報伝達がテレビ番組を使えば1%の視聴率で達成されてしまう。20%となれば2000万人だ。その効果は想像を絶する。テレビ番組は世論操作の最重要ツールである。
植草一秀の『知られざる真実』 からです。エントリの内容を全部読んでいませんが、この部分は勉強になりました。備忘としてもアップしておきます。 *1213025804*[2008]元検弁護士のブログの方々へ(1)  時刻は21時09分になっています。今日は早めに休もうと考えていることもあり、長くは書けないのですが、これまで投稿を続けてきている元検弁護士のブログの方々を対象に、一通りまとまったご説明をしておきたいと思います。  本当は報道関係者やジャーナリストの方々を対象に問題点や事実関係をまとめた文章を作成するつもりでいたのですが、昨日、一昨日の土日も手をつけることが出来ないまま無為に過ごしてしまいました。これまで何度同じ休日の過ごし方のパターンを繰り返してきたか、思い出せないぐらいです。  昨夜も21時半ぐらいにアパートに戻り、元検弁護士のブログを見たところ、秋葉原で無差別殺人の大事件が起こっていたことをしりました。  この事件につきましても、個人的に思うところがいろいろあるのですが、なにか踏ん切りのつかない状態でいたところに、舞い込んだ社会の耳目を集める大事件でもあり、ようやく重い腰を上げるひとつの契機となったような気もします。  というのも、自分自身が抱える問題とも共通するようなところがいくつかあるからです。  私は、これまで5年ほどの間、インターネットを使って、自分自身が抱える事件について、情報発信をしてきました。一言に5年と言っても長い歳月です。その間にいろいろなこともありましたが、経過について逐一ご説明するゆとりも今のところありません。  私自身、この「はてな」のブログを情報発信のメインに据えているつもりでいますが、更新も怠ることが多くなり、とりわけ、事件そのものに関する記述はめっきり少なくなっていると思います。なにか特別な事情があったわけではなく、先日のエントリでも書いたように、最高検察庁からの返信を公開したあたりを境に、このブログに対する反応自体が、ほとんどなくなり、現在に至っています。本当は私生活の面でも、仕事のことなどいろいろありまして、手につかなかったということもあるのですが、その時間の多くも、パチスロの遊行などに費やしてきました。  実は、一月程前からめっきり残業がなくなり、収入も大幅に減っているので、今更パチンコ屋などに行ってられないのですが、そろそろ卒業しなければならないという気持ちは、ずっと持ちながら、だらだらと続けてきました。5月の連休の前後から、負けることより勝つことが多かったこともあり、遊びにも行けたのですが、その分、時間も大きく無駄にしたと思っています。  やる気の起こらない理由の一つは、このブログのアクセスの少なさで、これはずっと引きずってきた長患いのようなものです。人様に読んでもらえるようなちゃんとした説明をしてこなかったことも、自己責任かと思っていますが、それだけでは割り切れない、ひっかかりがあり、何をどのように説明すべきか、取っ掛かりさえ、掴みがたくなってもいたのです。  そんな折り、元検弁護士のブログのコメント欄に書き込みをするようになりました。放言のようなことを書いたこともあるかもしれません。刑事裁判や刑事弁護は、自分自身の人生の軌道を大きく方向づけた一面があり、思うところの一部分を、あからさまに書いたことが少なくないと思いますが、そう決め付け、思い込んでいるわけでもありません。  むしろ、ブログのアクセス数の少なさからうかがわれる関心の低さ、理解からの程遠さに戸惑いを募らせて来たともいえますが、自分自身が、正面から取り組み対峙してこなかったこなかったことも十分に承知しており、仕方がないのかな、という思いもあります。言い換えれば、次の段階に進む前の、軌道修正を今現在も模索しているところです。
 時刻は22時43分になっています。22時ころからはテレビで報道ステーションを見ていて、記述の方も進んでいません。どうも一晩では書ききれそうもないので、連載化することにしました。  本来は、金沢地方検察庁に提出する告訴状に、すべてをまとめて書くつもりでいました。しかし、アクセス数の少なさなど考えると、詳しく具体的に書くほどボリュームも大きくなり、全体もつかみ難くなりそうです。そこで、要約版のものとして、報道関係者に向けた文章の作成を予定していたのですが、近頃では、マスコミのことをマスゴミなどと批判する懐疑的な人も少なくないようで、元検弁護士のブログのコメント欄でもそのような書き込みを目にしたことがありました。  報道機関に向けて書くより先に、前段階として、これまでのいきさつもある元検弁護士のブログの閲覧者の方々に、試聴というのか批評してもらうのも、よいかもしれないと考えた次第です。敢えて批評というか評価を求めるつもりもないのですが、よろしければお受けします、という感じです。  しばらく前にも、常連さんのような方々から、反応をいただいたのですが、そこそこの理解は得ているのではないかという感触もありました。そこに至る私の問いかけというか、投稿自体にごり押しや不充分な点もあったと思うので、まともな反応を求める方に無理があったのかもしれません。  正面からの反応を求めなかったからこそ、そのような書き方をしたとも言えるのですが、特定の個人に対して敢えて答えを求めないというのも、これまでの私のスタンスです。ただ、そのような機会や場を設けるには、それなりの配慮をしてきたつもりですが、内容に踏み込んだ反応はほとんどなかったと言えるでしょう。
 なにより反応自体が乏しいこともあり、どのような理解を得ているのか、その程度を推し量るのも困難です。あるいは、とんでもない誤解を受けているのではと考えていたところ、今日の19時のNHKニュースの冒頭のアナウンスの言葉が、それを象徴しているようにも聞こえ、やはりこのままではまずいと考えました。  秋葉原の通り魔殺人の報道ですが、切り出しはこうでした。  「不満をインターネットにぶつけていました。」  私のこれまでの情報発信にある程度目を通されている人であれば、すぐにそうとは考えなように思いますが、事件に関しての説明を記述したエントリは日時も経過しすぎていて、管理している私自身でも、そくざに情報を探し出すのは容易ではなくなっています。元検弁護士のブログには、過去の私のコメントも多数含まれているはずで、誤解からご迷惑が及ぶことも危惧しました。
 過去のエントリを洗い出して索引のようなものを作るのも一法かと考えましたが、こういうのも手間のかかる作業であり、初めから書き直すことにしています。それに、これまで私が自身で納得のいくような説明を書いたためしというのもほとんどないのです。具体性にはこだわり、断片的な事実を散りばめてきたところはありますが、全体をつなぐ、脈絡のはっきりした説明というのは、ほとんど行っていないと思います。それゆえに、分かりにくいという評価も少なからず受けてきました。  今ここで書いていることも、余計な説明かもしれません。
 そこで簡潔な趣旨説明を行っておくというのが、この度の本来の趣旨です。問題点も多岐にわたりさらに錯綜しますが、そこには特異な私自身の体験や、司法の側や関係者の異例な対応、事実経過が含まれ、簡潔な説明では、具体的な全体像を把握するのは不充分であることをあらかじめお断りさせていただきます。しかしながら、具体的で極めて単純な一面もあるので、そのような多角的な視点から検討していただくことを望みます。
 能書きが長くなり、今回本題には少ししか立ち入れそうもありませんが、ちょっとだけでも書いておきます。
 現在、元検弁護士のブログでは、「アンケート調査(敢えて無味乾燥なタイトル)」というエントリが、注目の議論になっているようです。同じ弁護士さん同士のバトルの様相も呈しているのですが、実名と匿名のインターネット上での情報発信のあり方が、争点のひとつになっているようです。 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/08-230200.php
 「出所のわからない一次情報を収集し公表することの意味」という言葉もあるぐらいですから、同じインターネットで情報発信をしてきた私自身、実名で公表してきた意味を述べておきたいと思います。このエントリも、もとはといえば、医療現場での問題に端を発しています。  私自身、精神鑑定を弁護士の側から一方的に、受けさせられたという一面があるぐらいですから、避けて通ることのできない問題の一つであり、医師と患者の意思疎通という観点からも、参考になる点があるかもしれません。  遡って言えば、自首した金沢西警察署の取調べ官の、思い込みや独断が、その後の裁判の流れを決定づけ、過大の負担を私に与えた上、本来の事件の真相から大きく遠ざけたという一面もあるのかもしれません。受けた裁判の結果に不満を持つ人は、沢山いることでしょう。しかし、その結果というのは、99%を超える有罪率が示すとおり、事実上ほぼ絶対的なものです。  冤罪と呼ばれる事件というのは、本来身に覚えがないとか、濡れ衣というケースが圧倒的多数を占めると思われ、私自身寡聞にして例外をしりません。そのような外形的な事実関係について、私は争ったこともないのですが、逆に裁判の対立当事者のはずである検察官から有効な反証、反論が示されたこともなく、一審の地裁判決が出たときには、担当検察官が天を仰ぐような悔恨を態度で示していたぐらいでした。  取調べをし供述調書を作成した警部補、とそれを鵜呑みにして、ほとんど聞き取りも調査もせずに、起訴に持ち込んだ検察官のどちらに、より大きな問題性があったのか、それも一つの問題かと思いますが、これとて断定的に決めつけられる問題ではなく、あるいは制度上の運用自体に致命的な瑕疵があったのかもしれず、だとすれば、それは憲法上保障された刑事被告人の利益が根本的に阻害されたことにもなり、あまねく制度を歪める問題点なのかもしれません。被害者本人は、意識不明の状態でした。  同じ会社の関係者の供述が事実認定のベースになっており、私は、その一方的な供述とそれ以前の、事実経過をひっくるめて、共謀共同正犯による殺人未遂事件として、自分自身の公訴提起(公判請求)を行ったのと同じ金沢地方検察庁に、告訴事件としての受理、再捜査を求めている訳です。
 0時半を回ったところであり、今日は、このあたりにさせていただきます。なお、このエントリは、元検弁護士ブログの、「アンケート調査(敢えて無味乾燥なタイトル)」で、リンクとしてご紹介させていただきます。  いったん、自分のブログにアップしてから、元検ブログの該コメント欄で投稿しますが、まれにコメントの投稿自体がエラーで反映されないこともありますので、そういうエラーもあるいは出るかもしれません。
追記:2008年6月10日01時36分  落合弁護士のブログに参考になりそうなことが書いてあったのでご紹介しておきます。
歴史を振り返り紐解くと、あの時がターニングポイントだった、あの時、あの動きさえ阻止していれば、その後の悲惨は運命は避けられた、と感じられる出来事というものがあるものです。 このネット規制問題が、歴史の中で、そういった位置づけをされるようなことにならないことを望みますが・・・。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080609#1213020250
 モトケンこと矢部弁護士の反応につきましても、追記記載する予定です。
追記:投稿されたコメントのURL http://www.yabelab.net/blog/2008/06/08-230200.php#c154880 *1213194436*[2008]元検弁護士のブログの方々へ(2) 秋葉原事件に関する毎日の記事 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/10-234146.php
 この記者は、誰のどのような社会的責任を問うたのか?  犯人に対する憎悪の念は抑えがたいものがあるが、この記事には腹立たしいものを感じる。
 時刻は22時を過ぎたところです。本当はもっと早く書き始めるつもりでいたのですが、急にみつからなくなった探し物などしていて遅くなってしまいました。  上記の元検弁護士のエントリですが、昨夜から数回コメントも入れていました。今現在同ブログ上において、もっとも盛り上がっている議論でもあるようです。  いろいろと参考になるコメントが多数寄せられていて、早くこのエントリの作成に取り掛かりたかったのですが、時間も過ぎてしまい、それに22時30分からは「ホカベン」の放送が始まるので、今日も少ししか書けそうになく残念です。  細かいこと詳しい説明は明日以降の持ち越しというかたちで、本日は少しばかり述べさせていただきます。  まず、一番気になったコメントを次に紹介しておきます。
No.47 モトケンさん | 2008年6月11日 16:47 | CID 155272   (Top)  すでに何人かの方がコメントされていますが、私もあの状況 (No.42 法務業の末席さんが指摘されている状況)で、両親か ら有意義な話が聞けたとは思えません。  警察・検察による事情聴取(警察はすでに始めてますね)や かなりの確率で予想される精神鑑定の結果を待つべきだと思い ます。
 私のブログのことを意識された発言なのか確認の術もありませんが、格好の切り口であり、材料でもあります。  本当は、先に重大な事件の加害者となった前後の自身の心境の変化や、周囲の反応、対応などの体験を述べ、参考にもしていただきたかったのですが、これも明日以降になりそうです。  本当は、社会の耳目を集める重大事件に便乗するようなかたちにしたくないと意識していたのですが、このエントリの多数のコメントを読んでいると気分も変わってきました。  まず、警察発表をマスコミの調査報道より重んじるべき、というようなコメントが散見され、ブログ主のモトケンさんからもそれを追認するような上記の投稿があり、加えて精神鑑定の結果を尊重すべきというようなおまけがつけられていたことです。  その精神鑑定の結果につきましては、先日、大きな意味を持つ判決が出たはずですが、モトケンさんがエントリとして取り上げた形跡もなく、少々ひっかかりもあったのです。  私の方も、エントリとして取り上げることはなく、ストックとしてブックマークには登録しました。 【「どう猛な別人格状態」 異例の判断で心神喪失認定】 http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052701000510.html  今、ブックマークの方を確認するとこれが最新でもあったようです。そう言えば、数日の間、ブックマークを使っていませんでした。
 この別人格状態につきましては、日常の生活においても考えるところがあり、関連したエントリを事前にアップしてあるのです。「愛娘」というテーマとも関連しており、長い説明にもなりそうなので、時間があるときに取り上げる予定で保留中です。 http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080601/1212297242  ここにYouTubeの動画が含まれているので、ぜひご覧頂きたいところです。どのような印象をもたれるでしょうか。  アニメになっていますが、文字通り変身するんです。  振り返れば、自分自身も変わってきたと思いますし、変身に伴う強烈な衝撃苦しみを最初に受けたのも平成4年4月1日でした。  私だけでなく、被害者の父親も大きな変化を受けたようです。数年間の間、私にとって、まさに鬼にも映る存在でした。ひとつ認めて頂くにも5年以上の歳月がかかりました。  さらに具体的にも、平成4年1月21日の夜、私は衝撃の事実を聞かされました。その走りの言葉が、「鬼のような女やな、お前、あの女の顔見て、わからんか? きっかん顔しとるやぁろぉぃ」でした。  その瞬間彼女は、別の人格を持つようになったのです。少なくとも加害者となったわたしにとっては。そして、裁判においても。  まさに、「我が娘が鬼となる。」別バージョン!!! (続きます)  ホカベン、終わったところです。物語も意外な展開でスケールが途方もなく大きな問題になったようです。 「弁護士というのは人間が不完全であることの象徴だ。」という言葉もとても印象的でした。
追記:投稿されたコメントのURL http://www.yabelab.net/blog/2008/06/10-234146.php#c155339 *1213111125*[司法] 地裁判事をストーカー規制法違反罪で起訴 国内 宇都宮地裁判事をストーカー規制法違反罪で起訴…甲府地検 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000053-yom-soci
6月10日21時43分配信 読売新聞  甲府地検は10日、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)(東京都文京区)をストーカー規制法違反の罪で起訴した。  起訴状などによると、下山容疑者は2月19日から3月19日にかけ、20歳代の裁判所職員の女性に対する恋愛感情を充足する目的で、自宅や甲府市内のネットカフェ、都内のまんが喫茶から、計16回にわたり、女性の携帯電話にメールを繰り返し送信した。  地検幹部によると、メールは、女性が利用した旅行会社に立ち寄ったり、写真を撮影したり、女性の言動や交友関係を熟知していたりするかのような内容で、送信時間はいずれも午後9時以降。午前1時台のものもあった。  地検は、女性の名誉を傷つけ、行動が監視されている不安を感じさせており、ストーカー行為に当たると判断した。 最終更新:6月10日21時43分 読売新聞
 やはりというか、ついに起訴されたようです。  たぶん、多くの人は逮捕の方が、新鮮でインパクトも強く感じると思いますが、法的な意味では、起訴の方が断然、持つ意味が大きいはずです。  この事件についても自分の問題にも関連して、いろいろと思うところがあります。  この事件についてもブログのエントリとして取り上げるのは初めてかと思います。社会の衝撃のほとぼりもさめ、情報も固まってきたところだと思いますし、検察が起訴に踏み切り、裁判に移行する節目にエントリとして取り上げました。  ストーカーというのも被害妄想同様、自分の問題と切り離すことのできない需要キーワードですから、刑事裁判のあり方にもからめて後に取り上げることがあると思います。なお、このブログのサイドバーにも表示しているブックマークとしては、すでに取り上げているはずです。
 話題は変わりますが、秋葉原の無差別殺人事件で、さきほど報道番組ZEROの司会者のようなアナウンサーが、次のコメントを述べていました。  「捜査は少しでもその闇に迫っていただきたいですね。」  これもいろいろと考えさせられるところがあります。
 それと、昨夜の「元検弁護士のブログの方々へ」ですが、予定していた連載の追記は、本日は取りやめにしました。  寝不足で頭がすっきりしなかったのと、食事の支度や片付けをしていて気分的に疲れました。仕事の方も忙しかったのですが、ここ数日でも比較的暑くなかったので、まだましでした。1時間前まで1500度とかの温度であったものを相手に仕事をしているので、消耗戦のようなところもあるのです。いうまでもなく、これから夏場にかけてが一層大変なのですが、ここ数年繰り返している仕事なので、今年もなんとかなるでしょう。  それに、最近になって、事実上部下のような社員が実効的に頑張ってくれるようになったので、なによりです。長い間、修羅場を繰り返してきましたが、自分自身も止まることを知らない、成長を日々実感してはいます。まあ、そのあたりが救いです。
 時刻は23時42分になっていますが、いつも23時頃を境に、眠気がとれ、頭もすっきりしていくるのですが、それで寝るのが遅くなってしまいます。  さきほど、元検弁護士のブログを確認したところ、やはり反応はない状態でしたが、昨夜のエントリの最後に、モトケンさんの次のようなコメントが入っていました。
No.121 モトケンさん | 2008年6月10日 23:23 | CID 155102  (Top)  昨日今日と忙しかったので幸か不幸か脊髄反射レスを書かずにすみましたが(^^;  さてどう対応したものやらほったらかしておいたほうがいいものやら思案中です。  ネットにおける実名匿名問題は関心のあるテーマですのでいずれはまたコメントをいただくことになるかな~とは思っていますが。  アクセスについては、向こうはどうか知りませんが、このブログのアクセスが増えたことは間違いありません。  PVで普段より4割くらい増えたようです。  ということは一見さんも増えたことが想像されるわけですが、そういう人があっちのコメント欄を鵜呑みにしちゃうんじゃないかなというのが少々気になるところです。  小倉弁護士のブログでのコメント欄の記述は、私だけでなく、これまでこのブログで膨大な意見を交換した医療側と司法側(主に弁護士)の皆さんを侮辱するものだからです。  これまでの経緯をご存知の皆さんにとっては明白なことなんですけど。  しかし、小倉弁護士もこれまでのこのブログにおける司法側と医療側の深い溝を埋めるようなやりとりをご存知であるはずなのに、よくまああれだけ事実を捻じ曲げた誹謗中傷が書けるものだと驚いているところです。

 今週は、土日に体力、集中力を温存しておくため、早めに休もうと思っています。土曜日が仕事のことも少なくはないのですが、月曜日から金曜日までの5日間、毎日睡眠時間が4時間以下ということもありました。どんなに寝不足で疲れていても、パチスロで長時間食事もろくにとらず、集中することも珍しくなかったのですが、若い頃やっていた長距離トラック運転手時代の功罪なのか、集中すれば、ついつい無理が利いてしまうというのも、贅沢な悩みなのかもしれません。そのくせ、集中できないと効率も生産性も大幅に低下し、長時間眠りつづけたりもします。  40歳を迎えた頃は、体力の低下も心配していたのですが、慣れた分だけ、体力的な消耗もさらに減ったようです。  人の2倍の仕事が出きるということは、半分の労力で、一人分の仕事を出来ることにもつながります。そういうことを心掛けて、これまでやってきました。得手不得手もありますが、取り組むからにはそのような姿勢で臨んできました。  世の中には、さらに厳しい条件で、頑張っている人も多々いると思っていますが、3000件という、秋葉原の事件の被疑者の、形態サイトへの書き込みの報道を見ていて、いろいろと考えるところがありました。前向きに、生きてほしかったと残念です。  それに、被害者を悼む人々の姿にも、想像を超えたものが伝わりました。ストーカー行為にうつつを抜かしていた裁判官と、うなだれた送検中の被疑者の姿にも、対照的なものを感じました。
 ついでになりますが、落合弁護士の「役に立たない呼びかけ」という言葉も気に留まりました。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080610#1213024369
 多忙で、精力的に仕事をこなされているようですが、以前ブログで毎日8時間は寝ていると述べておられました。それだけ、処理能力も高く才能にも恵まれいると思えるのですが、ご自身の人生に満足されていないというような発言もちらほら見かけることがあります。  そのようにご自身をさらけだしてくださっているあたりも、いろいろと参考にもなり糧として勉強させて頂いております。 *1213446749*[司法]保釈請求を却下。理由について地裁は「答えられない」 宇都宮地裁判事ストーカー:下山被告の保釈請求を却下−−甲府地裁 /山梨 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000041-mailo-l19
6月13日12時1分配信 毎日新聞  甲府地裁は12日、ストーカー規制法違反罪で起訴された宇都宮地裁判事、下山芳晴被告(55)が出した保釈請求を却下した。理由について地裁は「答えられない」としている。  下山被告は11日、地裁に保釈を請求し、甲府地検が保釈に反対意見を出したとみられる。却下の決定に不服の場合は、地裁に準抗告の申し立てを行うことができる。  地裁によると、被告側から保釈請求があった場合、第1回の公判前までは担当裁判官以外の裁判官が、検察官の意見を聞いたうえで可否を決定する。  刑事訴訟法では、被告人が証拠隠滅の恐れがある時や、被害者などに害を加えたり恐れさせる行為をしそうな場合は、保釈請求を却下できると定めている。【藤野基文】 6月13日朝刊 最終更新:6月13日12時1分
*1213431586*[裁判員制度]一般国民を統治する側に取り込み、統治する側と同じ発想、価値観になることを期待しているのではないか <裁判員制度>東京で反対の集会 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000124-mai-soci
<裁判員制度>東京で反対の集会 6月13日21時44分配信 毎日新聞  弁護士や学者ら11人が呼びかけ人を務める「裁判員制度はいらない!大運動」は13日夜、東京都千代田区で集会を開き、裁判員候補者の名簿が作成され候補者に通知が届く11~12月に、全国一斉の反対運動を展開することを確認した。呼びかけ人の一人でジャーナリストの斎藤貴男さんは裁判員制度について「一般国民を統治する側に取り込み、統治する側と同じ発想、価値観になることを期待しているのではないか」と批判した。
*1213426709*[労災認定]<キヤノン>研究所の男性社員自殺、労災認定…過労が原因 <キヤノン>研究所の男性社員自殺、労災認定…過労が原因 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000078-mai-soci
<キヤノン>研究所の男性社員自殺、労災認定…過労が原因 6月13日19時26分配信 毎日新聞  キヤノンの研究所「富士裾野リサーチパーク」(静岡県裾野市)に勤務していた男性社員(当時37歳)が自殺したのは、仕事による過労が原因だとして、沼津労働基準監督署が労災認定していたことが分かった。男性は自宅に仕事を持ち帰るなどして月に200時間を超える残業をしていたという。遺族側代理人の川人博弁護士は「日本経団連のトップが会長を務める企業で過労自殺が起きたのは深刻」と指摘している。  川人弁護士らによると、男性は1992年に研究職でキヤノンに入社し、2000年からリサーチパークに勤務。05年4月、経験の乏しい分野に異動になり、06年11月に静岡県内の踏切で投身自殺した。  リサーチパークでは午後10時までしか残業できないことになっており、男性は帰宅後、自宅のパソコンで仕事をしていた。代理人らがパソコンの履歴を調べると、亡くなる直前の1カ月は263時間、それ以前も200時間近い残業があり、54日間連続して働いていたことも分かった。仕事へのストレスや長時間労働の実態などから、労災が認められたとみられる。  3人の子供を抱える妻(34)は「キヤノンでは残業が慢性化していた。主人のつらさ、苦しさを理解していただきホッとした」と話した。キヤノン広報部は「労災認定を厳粛に受け止め、誠意を持って対処したい」とのコメントを出した。  一方、沼津労基署は当初、代理人や遺族が求めた認定理由の説明を拒否した。厚生労働省は、労災決定の際は納得のいく説明をするよう指導しており、再度の要請に同労基署は「判断が間違っていた。遺族、代理人には納得のいく説明をする」と誤りを認めた。【東海林智】
 昨夜元検弁護士のブログにおいて、労災に関するコメントをしましたが、参考になるニュースです。 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/10-234146.php#c155743  昨夜まで、労災のことはすっかり忘れていました。 *1213426260*[弁護士]弁護士が所在不明10日 懲戒請求相次ぐ 大阪 弁護士が所在不明10日 懲戒請求相次ぐ 大阪 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000964-san-soci
弁護士が所在不明10日 懲戒請求相次ぐ 大阪 6月13日17時39分配信 産経新聞  大阪弁護士会は13日、所属する山本恵一弁護士(57)が今月3日から所在不明になり、裁判にも出廷しないなど連絡が取れない状況になっていると発表した。  理由は不明だが苦情が同弁護士会に相次いでいるため、公表に踏み切った。同会は依頼者に対し、他の弁護士への相談を呼びかけるとともに、総合法律相談センター((電)06・6364・1248)で対応に当たる。  同弁護士会によると、山本弁護士は平成16年7月以降、刑事事件の依頼を放置したなどの理由で計24件の懲戒請求が出されている。  所在不明後の今月上旬には、暴力団幹部らが絡む刑事事件の関係先として、大阪市内の法律事務所が大阪府警の家宅捜索も受けていた。
 弁護士の不祥事はよくありますが、いずれもたいしたニュースにならない感じです。 *1213500511*[司法]ストーカー裁判官の妄想? 被害者を「二股」呼ばわり 被害者を「二股」呼ばわり http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000920-san-soci
 《遊び方うまいよね 時間差攻撃なんてすごいって感じ 男の子たちには、うま~くごまかしてるから 1日で2人、3人当たり前ってところがスゴイじゃん 何か言われたら、そんなの嘘うそ!って言えばたいていの男って信じるよね(笑) 例の写真、彼の家の近くの自販機のところに貼るってのはどう?》(27日午前1時7分)  《彼は、A子を真面目って信じてるっぽいよな~ 最近周りには頭悪そーな連中多いよね(笑) そうそう、昨日は家に帰らなかったの? 心配しちゃったぁ 見いちゃった~》(27日午後9時59分)  連日のメールは、被害者の交友関係に言及したものが多い。嫉妬心からか、性的な内容や表現も増えていく。
 国民の関心は低く、薄いようですが、このに偏狭で健全とは思えない思考状態の裁判官に運命を決められるかもしれない、ということを真剣に考える人も少ないのかもしれません。 *1213614583*[2008]元検弁護士のブログに対するコメント投稿(2008-06-16) 小倉秀夫弁護士の「全国医師連盟」批判について http://www.yabelab.net/blog/2008/06/14-084756.php#c156340
No.126 廣野秀樹さん | 2008年6月16日 19:58 | CID 156340  (Top)  昨夜の自分のコメントに対しても反応はなかったようですね。それはそれで不満があるわけではありません。 > この事件の過失判断は、もはや、「過失があるかないか」ではなく、「過失があると見るべきか見るべきでないか」という政策的判断の様相を強くしているのではないかと思っています。  とのモトケンさんのお言葉が大変参考になりました。  実際、自分もこの見るべきかで処理されたような気もします。これは推定であって、反証を期待されたのかもしれません。しかし、その負担というのはとんでもないもので、16年以上の歳月が経過しています。  これまでの経緯を知らない方々には理解も困難で、まさに乱入者に移るかもしれません。  ただ、この医療問題との共通点は、検察に非を認めてもらう、というところにもあるような気がしています。  自分の知る限り、誤認逮捕以外に検察が間違いを認めた例というのは聞きません。ただし、単なる間違いでなかったというあたりも考慮する必要があると思います。  また、秋葉原事件との関係でも、述べておこうと思ったのですが、重大な結果を起こしてしまった場合、事実を含め、言いたいことを言えるような状況ではありませんでした。  これは個人差もあると思いますが、特にお医者さんの場合、人の死に遭遇する機会が多いはずで、動揺で思わぬ方向に流れることもあるかもしれません。  さらに、同じ病院の同僚であっても、反目や対立が潜在的にあったりして、取調べ側に迎合されて不利益な誘導をされる場合もあるかもしれません。  実際、5年ほど前でしょうか、金沢大学の付属病院だったと思いますが、医療事故だったかに絡み、大学内部から偽証罪だったかの告発のようなものがあったみたいです。  たまたま、新聞で見かけたので、詳しいことは知らないのですが、相当こじれてもめていたみたいです。  それに自分の場合、自分に有利な事実をしるのも被害者の家族だったのですが、意識不明の重体で後遺症が残ったということもあり、被害者家族の被害感情も厳しく刑事裁判に反映されました。  ただし、判決当日には傍聴にこないなど、処理に納得していないことも明らかなはずであり、私個人との関係でもいろいろありました。  以前、モトケンさんに釘を刺されたこともあり、ここで具体的なことは書けないのですが、被害者と私は同じ会社の事務員と運転手という関係でした。  事件は夕刊にも報じられ、そこでは「半年前から交際していた金沢市内の女性」となっていました。警察が交際していたと記者発表したみたいですが、私自身は、警察署に出頭直後から、交際についてはわからない、の一点張りだったはずです。そもそも交際しているという自覚があれば、起こすはずもなかった事件ですし、精神的にも身体的にもずいぶん追い詰められ、疲弊しきっていました。  さらに、裁判を受け、服役を満期で出た後は、被害妄想だという評価も受けています。このように既成化された事実を作り出した連中を相手に、私は16年前事件の事実上の再捜査を含む刑事告訴をしているわけでもあります。  私も法律には素人でありますが、裁判における事実認定の困難さも身に染みています。  もう一つ、特徴をあげれば、最高裁から上告破棄の決定書が届いたとき、拘置所の担当職員が。食器コウと呼ばれる独居の窓口に、六法全書を開いておいて行き、見ると刑事訴訟法の再審請求のページでした。  本当は、平成15年の再審請求で、金沢地方裁判所の次席書記官から、住所変更をするようにいわれ、再審開始の決定を出す雰囲気もあったのですが、私の方から住所変更はしないと拒みました。  同時に裁判所に提出していた上申書に、インターネットを使った情報発信の開始を告知したのですが、まもなく請求棄却の決定書が届き、相手が裁判所から金沢地方検察庁に移ったのです。  それまでの検察の態度は、裁判所に再審請求をしてください、の一点張りだったのですが、告訴もしくは告発事件として、3回ほど受理を受け、処分通知書も受け取り、これもネット上で公開し、今の公開中のはずかと思われます。  ただ、当初メインにしていた個人サーバは、現在停止中であり、ブログをメインにしています。サーバの方もこんどOSを入れ替える予定ではあります。  マスコミには今のところ、相手にされていませんが、検察には相手にされています。最後に電話を掛けたのが、今年の1月21日だったと思いますが、その時も40分ほど話をしました。ほんとは5月の連休の前後にも連絡すると伝えてあったのですが、しませんでした。  検察は、私の自由意志に任せた状態であり、急かすことも連絡をしてくることも、今のところありません。  医療を含めた刑事弁護でも、起訴前の段階で解決できれば、それにこしたことはないはずです。そのあたりも含め、参考になることもあると思いますし、私は理解を得る必要がある立場だとも考えているのです。  とりあえず、ちょっとだけ説明させて頂きました。 様子をみながら、自分のブログでもちょこちょこ、あるいは一纏めに書いていく予定です。  ご理解のほど、よろしくお願い致します。
*1213880606*[司法]司法修習生の体験ブログ、検事が言う社会のゴミ掃除で視野狭窄 取り調べ体験ブログに 司法修習生守秘義務違反か 長崎市 ばあちゃんに説教しまくり 社会のゴミ掃除で視野狭く http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29540
2008年6月19日 14:29 カテゴリー:社会 九州・山口 > 長崎  長崎市内の法律事務所で実務修習中の20代後半の男性司法修習生がインターネット上に自身が開設したブログに、検察の実務修習中に体験した容疑者の取り調べ状況などを書き込んでいたことが19日、分かった。長崎地裁は「内容に修習生としてふさわしくないとみられる言葉があった」として、裁判所法に基づく守秘義務違反に当たる可能性もあるとみて事実関係を調査している。  同地裁などによると、ブログは「司法修習生のなんとなく日記」と題し、2月15日付に「今日、はじめて取り調べやりました。相手は0歳のばあちゃん。最初はいろいろ話を聞いてたけど、途中から説教しまくり。おばあちゃん泣きまくり」(ブログ上は実年齢を記載)などと記述。同29日付には刑務所見学について「自分が取り調べ中の被疑者は、刑務所出所後5日目に、また犯罪行為に出た」などと書き込んだ。  3月20日付では司法解剖に立ち会った様子を「死体を切り刻んで内臓とかを全部出して全部調べると臭(にお)いはきつい」、同16日付には「検事が言っていたけれど、社会のゴミ掃除ばっかりやってると視野が狭くなると」などと記載していた。  ほかにも、長崎市長射殺事件の判決公判について「テレビに映るとか言っていたけど(中略)ジャンケンに負けて修習生席に座れませんでした」との書き込みもあった。  修習生は昨年9月、司法試験に合格した。修習期間は同11月から1年間で、長崎市での実務修習は今年7月までの予定。ブログには修習中の体験や感想などを書き込んでいたが、今月中旬、既に閉鎖されている。  長崎地裁は今月12日、最高裁から連絡を受けて調査を開始した。同地裁総務課は「事実関係を調査し(処分については)厳正に対応したい」としている。 =2008/06/19付 西日本新聞夕刊=
 私自身、司法修習生に取調べを受けた経験があります。教官は下平豪検察官でした。これまでにも書いたことがあると思いますが、また触れることもあるだろうと思います。いろいろと考えさせられるところのある報道です。 *1213867678*[刑事弁護]冤罪ドキュメンタリー完成 日弁連、23日に試写会 冤罪ドキュメンタリー完成 日弁連、23日に試写会 http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061801000813.html
 鹿児島県議選で選挙違反に問われた元被告12人全員の無罪が確定した冤罪事件をめぐり、日弁連は18日、事件を題材に制作してきた初のドキュメンタリー映画「つくられる自白 志布志の悲劇」が完成したと発表した。23日、東京・霞が関の弁護士会館で試写会を開く。  日弁連は今後、取り調べ過程の録音・録画(可視化)や冤罪防止を訴えるシンポジウムなどで上映するほか、DVDとして一般書店でも販売(2415円)する。  映画は約45分間で、事件の舞台になった同県志布志市の集落などで撮影し、元被告や家族らの証言を基に構成。長時間の取り調べや、親族の名前を書いて踏ませる「踏み字」などの違法捜査により虚偽の自白がつくられた過程を描いている。 2008/06/18 21:32 【共同通信】
 45分のドキュメンタリというのがすごいと感じました。そんなに事実関係を凝縮出きるものでしょうか。プロのやることだから可能なのかもしれません。 *1213865999*[司法]ネット上で死刑求める署名 10日間で10万人! 集まる ネット上で死刑求める署名 10日間で10万人! 集まる http://www.j-cast.com/2007/10/04011961.html
「残忍な殺人なら、被害者1人でも死刑を」。携帯電話サイト「闇の職業安定所」で知り合った男たちに殺された派遣社員の磯谷(いそがい)利恵さん(当時31歳)の遺族らが、ネット上で死刑を求める署名を始め、わずか10日間で10万人以上もの賛同者を集めた。ネットで署名活動というのも異例だが、この圧倒的な数の力は裁判官に届くのだろうか。
10日間で10万人以上、というのが本当にすごいです。この事件については、以前、ZEROで詳しい特集を観たことがありました。 *1213954093*[司法] 最高裁は議論を踏まえ、メディア側と協議を進める。 <長官・所長会同>裁判員の記者会見、実施是非を議論 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000152-mai-soci
6月19日22時8分配信 毎日新聞  全国の高裁長官と地・家裁所長を集めて18、19の両日、最高裁で開かれた会議「長官・所長会同」では、国民から選ばれた裁判員の記者会見を実施すべきかどうかの議論も交わされた。来年5月に始まる裁判員制度の定着を図るため実施に積極的な意見が多かったが、守秘義務を理由とした慎重論もあった。最高裁は議論を踏まえ、メディア側と協議を進める。  最高裁によると、裁判員が感想を述べることは制度の周知につながるとの考え方に異論は出なかった。会見賛成派からは「取材に応じたくない人への取材攻勢を防ぐことができる」などの意見が出た。一方で、「守秘義務が課されている評議の秘密について、裁判員が話してしまう可能性がある」との声もあったという。【北村和巳】 【関連ニュース】 連続幼女誘拐殺人:宮崎死刑囚の死刑執行 他の2死刑囚も 裁判員制度:実施まであと1年 シミュレーション あなたが選ばれたら(上) 今週の本棚:大岡玲・評 『裁判員制度の正体』=西野喜一・著 裁判員制度:PRのため、法曹3者がコンサート--名古屋 /愛知 裁判員制度:離島・飛島でもPR 地検職員がパンフ /山形 最終更新:6月19日22時8分 毎日新聞
 守秘義務の問題については、おりしも司法修習生のブログが問題になっていて、昨夜もエントリとして取り上げましたが、今日ボツネタのコメント欄で、次のような問題点の指摘をしているブログの存在を知り、深く考えるところがありました。本人にしてみれば、法曹資格を失うかもしれないぐたいの大問題でもあるようです。  確かに、メディアのダシに利用したような悪意は感じられなくはありませんが、青山大学の准教授のブログの問題より、切実で意義深いものがありそうな気がします。 *[法曹]「守秘義務」とは何ぞや http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080619
 起業法務担当者のブログのようです。同じはてなのブログですが、訪問したのはこれが初めてかもしれません。アクセスカウンターの数を見ても、結構人気がおありのようです。 *1214029258*[司法」最高裁正門に墨汁、64歳男逮捕=「自分の裁判に不満」−警視庁 最高裁正門に墨汁、64歳男逮捕=「自分の裁判に不満」−警視庁 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000192-jij-soci
6月20日21時1分配信 時事通信  最高裁判所の正門に墨汁や生卵を投げ付けたとして、警視庁麹町署は20日、器物損壊の現行犯で大阪府茨木市鮎川、無職辻功容疑者(64)を逮捕した。辻容疑者は「自分の裁判に不満があった」と容疑を認めているという。  調べによると、辻容疑者は20日午後2時ごろ東京都千代田区隼町の最高裁で、「最高裁判所」と書かれた碑部分に墨汁や生卵2、3個を投げ付けた。  幅3.5メートルの碑は約2メートルにわたって汚れ、同容疑者は直後に警備員に取り押さえられた。  辻容疑者は「自分の年金について、社会保険庁を相手に裁判を起こしていた」と話しているという。  最終更新:6月20日21時1分 時事通信
 東京地検の看板に、ペンキをぶちまけたとか生卵をぶつけたという事件は過去にはあったはずですが、裁判所というのは、自分の知り限り初めてのことで、それもいきなり最高裁判所とは意外でした。  落合弁護士のブログで知りました。  いろいろと考えさせられるところがありますが、抜本的解決というのも難しそうです。 *1214026541*[社会]日本の派遣制度は、世界の恥だ 【衝撃事件の核心】親、テレビ、誇示、ゲーム感覚、苦境…秋葉原通り魔事件 識者はこう見る(上) (5/5ページ) http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080621/crm0806211052008-n5.htm
 90年代から急速にこうした派遣業態は増えた。そして、企業側もモラルが崩壊し、「同一労働 差別待遇」という悪しき慣習の中で利益を上げてきた。労働組合もこうした差別的環境で働く派遣労働者を「無視」しており、ある意味企業と共犯だ。行政もこうした実態を知っていながら黙認している。若い人をみんなでいじめている状態だ。経済的に安定している若者が減ると、少子化に拍車がかかるなど弊害は大きい。日本の派遣制度は、世界の恥だ。  まずは企業が社会的責任を取り戻し、こうした単純労働などの派遣部門を極限までに抑えることが必要。
*1214004116*[司法] 朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」  「死に神」と鳩山法相を表現したのは、18日付朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」。約3年の中断を経て死刑執行が再開された平成5年以降の法相の中で、鳩山法相が最も多い13人の死刑執行を行ったことに触れ、「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」とした。  会見で、鳩山法相は「私を死に神と表現することがどれだけ悪影響を与えるか。そういう軽率な文章を平気で載せる態度自身が世の中を悪くしていると思う」と朝日新聞の報道姿勢を批判した。
 昨夜元検弁護士のブログのコメント欄で知りましたが、ガキデカになぞらえた風刺まで出たようです。ガキデカと言えば、これもけっこう斬新で衝撃的な漫画の登場でした。自分が小学生の頃で、もう30年以上は経っているはずです。  「こちら亀有公園前派出所」も似たような頃の登場で、これも型破りの警官キャラで、社会的なインパクトも小さくなかったように思われますが、こちらのほうがずっと知名度も高く記録的なロングセラーにもなっているようです。  それと比較してもガキデカの風刺にピーンとくる人は、多くないように思えますが、ガキデカという言葉、つまりお子様警官、出来の悪い悪ガキというようなイメージが付帯しており、侮辱としても相当に悪質なものと思われます。  これほど罵倒され、蔑まされた法務大臣というのも、歴史的な記録になりそうです。  とりわけ、落合弁護士が鳩山法相に対する厳しい評価をブログで行って来ましたが、秋葉原事件の犯行予告を模倣した書き込みで逮捕された若者を見るにつけ、影響力ということも考えることがありました。  その落合弁護士も、今回は、鳩山法相に対しては、控えめな批評のようでした。 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080620#1213935776  今見ると、追記が加えられ、
その意味で、敢えて言わせてもらえば、鳩山法務大臣は、自らの職責の重大さが今ひとつ理解できていないのではないか、覚悟に足りないところがあるのではないか、と思わずにはいられません。
 まるで武士道のような価値基準が示されていましたが、昔は、政治家でもこういう考えを示す人が少なくなかったと思いました。本当にそのような考えで自己を律している人もいるでしょうが、どんなものか、と疑問もかねてつきまといました。  いずれにせよ、職責に見合う人物、器量としての物足りなさが、指摘されているようです。 *1214001265*[社会]東京・秋葉原の連続殺傷事件容疑者の素顔? 加藤容疑者「オレと一緒に…」 メル友女性「それはない」 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/154757
 東京・秋葉原の連続殺傷事件を引き起こした加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。犯行前に「友達ほしい」「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」と掲示板に書き込み、孤独な生活ぶりがうかがえるが、1年前の一時期、容疑者には「トモ」と呼んでくれる親しい女性(23)がいた。女性に加藤容疑者の素顔について話を聞いた。(米沢文)
 前にも感じたことですが、事件直後の報道でも付き合いのあった友人の話が報道に取り上げられ、内容も一緒に秋葉原に遊びに行ったとか、かなり具体的なものでした。  孤独と感じる程度にも個人差はあるでしょうが、マスコミ報道の取材源にも信憑性の程度に疑問符が付きまといます。匿名性の限界ともいえそうですが、裁判の証人となれば、実名になるのでしょう。マスコミがそこまで報道することはないのかもしれませんが。
 しかし、このタイトルもタイトルだけを見た人に誤解を与えそうに思いました。自分も初め、女性が、容疑者が孤独を動機にあげたことを否定しているように感じたからです。  本文を読んだところ、アパートでの同棲生活を求められ、それを断る際に口から出た言葉のようです。  記者の主観というのか、こういう記事もizaではちょくちょく見かけます。警察に身柄を拘束されていれば、直接本人に話を聞くことも出来ず、反論の機会も十分にはないわけですから、どうかと思うこともあります。なにも判断材料がないよりはましかもしれませんが。 *1214229695*[2008]元検弁護士のブログについて<1> http://www.yabelab.net/blog/  本日、長い間、多数回に渡りコメント投稿を続けてきた「元検弁護士のつぶやき」において、ブログ主であるハンドル名「モトケン」さんから、排除というか退場の宣告を受けました。  最終的な通告は次のとおりです。 死刑に対する朝日の見識<--エントリ名 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php
No.179 モトケンさん | 2008年6月23日 09:12 | CID 157824  (Top)  ブログ主がPCが使えない状況のときに限ってこういうことになってしまうんだな、とため息まじりに思っておりますが、それはともかく >No.138 廣野秀樹さん >覚悟はよろしいですか?  この一言で私も腹を決めました。    つい最近退場勧告(事実上のアクセス禁止勧告)をさせていただいたtmxさんが、その後に示した私とこのブログに対する配慮に比べてあなたの対応は他者への配慮がなさ過ぎます。  今後、このブログに対する廣野秀樹さんの投稿を認めません。  発見次第削除します。  なお、コメント投稿の自粛を表明されている方が複数おられるようですが、私としてはその必要はないものと考えております。  というか、投稿の早期再開を希望しています。
 このように有無をいわさぬ処分であり、巻き添えで退場処分になった人もいたようです。これも同じエントリです。
No.180 通りすがりXさん | 2008年6月23日 10:25 | CID 157838  (Top) モトケンさん何をそんなにおびえているのですか? 廣野秀樹さんに釈明を求めたのはあなたですよ。 最後まで人の話を聞くぐらいの器量は持ち合わせてませんか? (以下、ブログ主) これまでのいきさつを知らない人にとやかく言われる筋合いはありません。 知って言ってるなら釣り認定です。 いずれにしても、今後あなたのコメントも削除します。 場外乱闘ならご自由にどうぞ。 (以上、ブログ主)
No.183 通りすがりXさん | 2008年6月23日 10:51 | CID 157844  (Top) >いずれにしても、今後あなたのコメントも削除します。 >場外乱闘ならご自由にどうぞ。 了解しました。 最後に退場処分の理由だけ教えてください。 主に逆らうとそく退場がこのブログのルール? (以下、ブログ主) 最大の理由はコメント欄における議論の流れを妨げたり混乱させること。 それ以外は、ケースバイケースの判断 例えば、ブログ主以外の者に対する侮辱など その他、すべてブログ主による裁量的判断 (以上、ブログ主)

 以前にもアクセス禁止の警告を受けたり、コメントを丸ごと削除されたこともありました。  どうもブログ主の意向というだけでなく、常連のコメント投稿者の方々から、多数苦情が出ていたみたいですが、元はといえば、ブログ主の対応に影響され、同調されたのかもしれません。  私がなぜ、このブログに頻繁なコメント投稿を行って来たのか、その理由をまず先に述べておきたいのですが、昨夜は夜なべの投稿になり2時間半ほどしか寝ていないので、少しずつ連載で書いていきます。  なお、先日から「2008」というカテゴリを設け、このエントリもそれに含めていますが、これは次回、金沢地方検察庁提出の告訴状において、参考資料として内容を印刷したものを添付するという趣旨、目的です。
 Googleで「元検」と検索を掛けると一番目にこのブログが来ます。いましたが確認をかね実際に試してみたのですが、二番目に、ちょうど指摘しておきたかった内容のエントリがヒットしました。  ずいぶん長文のエントリなのですが以下部分的に引用します。
「有罪率99%」は謎か異常か? http://www.yabelab.net/blog/2007/01/24-200558.php
 検事は、事件の起訴不起訴を決める際の事実認定にあたって、全ての証拠の証明力を、有能な弁護士による批判にさらされた後の状況を想定した上で、それらの証拠を裁判官はどのような評価をするであとうか、という目で検討し、弁護士による批判に晒されたとしても裁判官が有罪とするに足る証拠があると判断したときにだけ起訴する、というのが原則です。  つまり、裁判官の立場に立って事件を考えて、裁判官が間違いなく有罪にすると認められる事件だけ起訴しているということです。
とのことですが、メディアはともかく、検察が無罪事件を「深刻なスキャンダル」と受け止めることはしません。  たしかに、英米の検事より日本の検事のほうが無罪判決を重く受け止めますが、原則として反省材料として検討するのであって、「スキャンダル」と呼ぶのは不適切です。
 ともかく、検察が「きびしい『品質管理』を行って起訴の条件をきわめて保守的に設定する。」というのは間違っていないです。  こういう検察の姿勢については検察内部の一部(例えば私^^)にも若干の批判はあるのですが、マスコミの報道姿勢などとも関係する大きな複雑な問題ですので、そうそう簡単には変わらないと思っています(後でも触れます)。
 これは池田信夫氏が何人かの裁判官に取材された結果か、誰かの取材結果を参考にされたものでしょうか?  もっとも、私も伝聞ではありますが、「検事が起訴したんだから有罪じゃないの。」と口にした裁判官があるやに聞いています。(←こういう裁判官は早く辞めたほうがいいです)  無罪判決の数または割合と裁判官の処遇との関係についてはよくわかりません。
 この部分の論旨が必ずしもよくわからないのですが、「冤罪の原因としてよく問題になる警察の『自白中心主義』も、このように行政の力が強いことが一つの原因だ。」の部分の「行政の力が強いこと」というのが何を意味しているのか測りかねています。  日本の刑事訴訟法も当事者主義構造を基本としていますから、検察官の起訴がなければ訴訟は始まりません。  そして警察による捜査は検察官が起訴不起訴を決めるための証拠収集手続という位置づけです。  また法律家からみた「自白中心主義」というのは、自白の証拠価値を大きく認める考え方ですが、警察が(検察もですが)自白中心主義に陥る最大の原因は、行政の力ではなく、証拠評価者である裁判所が自白の証拠価値を認めて有罪判決のために自白を強く要求するからであると考えています。  但し、その結果として「『お上』の決めた罪状を被疑者に認めさせるという捜査手法になりやすい。」という傾向はあります。  この場合の「『お上』の決めた罪状」というのは、警察が考えた事件の構図のことです。
 この問題は、以前から「検察ファッショ」という表現で批判されてきました。  検察が裁判官以上の慎重さで起訴不起訴を選別しているので、裁判官の裁量の余地は相対的に小さくなり、結局、検察が有罪無罪を決めている、という批判です。  私もその批判は当たっている面があると感じています。  検察としては100%の自信がない事件でも、きちんと裁判所の判断を仰ぐという起訴のあり方もあっていいのではないかと考えることもあります。  しかしそうすると、無罪率が増えます。  無罪率が増えると言うことは、結果として無実の人が身柄を拘束され起訴されることが増えるということです。  言い換えれば、結果的に不当起訴が増えるということです。  検察が一方的に証拠判断のレベルを下げて有罪率を下げようとしても、マスコミは逮捕時点で犯人逮捕と報道し(実際はまだ被疑者)、起訴時点で有罪扱いです。  簡単に有罪率を下げるわけにはいきません。  重大な人権侵害の増加をきたすからです。  最近、別のブログで有罪率99%以上というのは異常だという意見を目にしましたが、有罪率が下がるということはどういうことなのか理解した上での意見であったのか疑問があります。
 「検察が恥をかかないため」というのは適切ではないでしょう。  そのような次元の話ではないからです。  疑獄事件のような社会的地位の極めて高い被疑者を相手にする場合、場合によっては日本の経済全体や国政にも影響を与えることになりますから、検察がより慎重になるのは当然です。  もし疑獄事件に対する検察のより積極的な態度を期待するのであれば、検察により強い捜査権力を与える必要があります。  つまり、池田氏の言い方を借りれば、検察により強い行政の力を与える必要があります。  やや、揚げ足取りの感もなきにしもあらずですが、池田氏のエントリは思うところを書いてみたい気にさせるところがありましたので、誤解があるかもしれないことを承知で書かせていただきました。  なお、池田信夫氏のプロフィールを知りませんでしたのでググッてみたところ、以下のようなお立場の方であることがわかりました。  独立行政法人 経済産業研究所  「検察が恥をかかないため」というのは適切ではないでしょう。  そのような次元の話ではないからです。  疑獄事件のような社会的地位の極めて高い被疑者を相手にする場合、場合によっては日本の経済全体や国政にも影響を与えることになりますから、検察がより慎重になるのは当然です。  もし疑獄事件に対する検察のより積極的な態度を期待するのであれば、検察により強い捜査権力を与える必要があります。  つまり、池田氏の言い方を借りれば、検察により強い行政の力を与える必要があります。  やや、揚げ足取りの感もなきにしもあらずですが、池田氏のエントリは思うところを書いてみたい気にさせるところがありましたので、誤解があるかもしれないことを承知で書かせていただきました。  なお、池田信夫氏のプロフィールを知りませんでしたのでググッてみたところ、以下のようなお立場の方であることがわかりました。  独立行政法人 経済産業研究所
補足追記  検察官は、有罪判決が得られるという判断で起訴していますが、常にその判断が正しいとは限りません。  検事の能力も個々の検事によってかなり差があるのも事実です。  つまり判断を誤る検事もいるということです。  別エントリで意見を書いた富山の強姦冤罪事件もその一つです。  あの事件は本来は無罪になるべき事件でしたが、被告人自身が認めてしまったので法曹3者が問題点に気づくことなく有罪判決になってしまいました。  誰かが気づくべきでしたし、気づく契機はあったと思います。
 しかし、現状はマスコミは(そして世間も)逮捕有罪推定主義、起訴有罪確信主義とも言える状況です。  逮捕されただけで職場は首になる。  子供は学校で苛められる。  奥さんは村八分状態。  という事態が普通に起こるのです。  その反動として、起訴した事件が無罪になれば、世間やマスコミは「不当起訴」として警察や検察を批判します。  それが「結果的に不当起訴」の意味です。  社会が、「間違い」即「不当」とは言えないと考えているのであれば、「不当起訴」という私の表現は不適切であったことになります。
 このブログでは医療崩壊問題が議論されていますが、福島の大野病院事件という1件の不当逮捕・起訴が、産科領域の医療崩壊を劇的に加速したという実感が多数の医師から述べられています。  1件の起訴には個人の不条理を超えた社会的影響が生じる場合が少なくありません。  あとで「無罪でした。すいません。」では、被告人に対してだけでなく社会に対しても、すまない場合があります。
しかしこれはかなり強引なこじつけです。  警察のマンパワーの限界の問題、刑事司法の謙抑性の問題、国民の規範意識の問題などを全部ひっくるめて、数値目標達成の問題としての「99%有罪ルール」に結びつけています。  私から言わせれば、これこそ本末転倒の議論です。  有罪率はそれ自体として目標にはなっていません。  もっと実質的な刑事司法制度の運用のあり方の結果として出てくるものです。  運用のあり方を変えた結果、有罪率が下がるのなら、検察はそれを全く問題視しません。  なお、起訴できるものしか起訴しないというのは、証拠上、確実に有罪になる事件以外は起訴しないということであって、その当否の問題とその前段階としての摘発すべきものを摘発していないのではないか、という問題とは別問題です。  dankogai氏はこの問題を混同しているようです。
しかしこれはかなり強引なこじつけです。  警察のマンパワーの限界の問題、刑事司法の謙抑性の問題、国民の規範意識の問題などを全部ひっくるめて、数値目標達成の問題としての「99%有罪ルール」に結びつけています。  私から言わせれば、これこそ本末転倒の議論です。  有罪率はそれ自体として目標にはなっていません。  もっと実質的な刑事司法制度の運用のあり方の結果として出てくるものです。  運用のあり方を変えた結果、有罪率が下がるのなら、検察はそれを全く問題視しません。  なお、起訴できるものしか起訴しないというのは、証拠上、確実に有罪になる事件以外は起訴しないということであって、その当否の問題とその前段階としての摘発すべきものを摘発していないのではないか、という問題とは別問題です。  dankogai氏はこの問題を混同しているようです。

 2007年1月24日付けのエントリみたいです。そういえば、以前読んだような覚えがありますが、初めにこのブログを訪問したのが、前年にあたる2006年の秋頃だったように思います。その後、訪問する時は、しばらく集中していたように思いますが、まったく訪れることのない中断の時期もけっこうあり、間が長くなることもあったと思います。
 たぶん現在もあまり変わらぬスタンスなのかなと思いますが、私の投稿に辟易し、避けたいと意識されていたのかは定かではありませんが、直接、検察の問題を取り上げることは少なくなっているような印象があります。  現在、多いのが医療事故関係の問題や、マスコミ関係みたいな感じです。ここ数ヶ月の間は、ほとんど毎日欠かさず、訪問しているのでしっかり確認はしていませんが、そう間違いはないはずです。  それと裁判員制度も取り上げるようになり、今年に入ってしばらくしてから、ブログのサブタイトルのような部分に、「今年は、裁判員制度をメインテーマにしようと思います。」と記されています。  この裁判員をテーマにしたエントリもしばらくの間、見かけなかったのですが、割と最近になってから、いくつか取り上げられるようになっていたのですが、私のコメント投稿を忌避してか、議論もいまひとつ盛り上がらなかったようです。  だいたい、私が積極的にコメントを入れると、ほとんどがスルー(無視)ですが、その後、立ち消え状態になることが少なくなかったという印象もあります。  私なりに誤解を解消しょうと努めたつもりなのですが、時既に遅しであったのか、さらに疎遠な扱いを受けていたみたいです。  しかし、一時的に投稿者の人のなかには一定の理解を示すようなコメントもあり、自身のブログの方で書いてください、というご指摘もいくつかあったので、長くなりがちな説明を自分のブログの方で書き、リンクを張ったりしていたのですが、ログを見る限り、リンクを辿ったアクセスは少ないもので、繰り返すほどに少なくなっていました。  せっかく書いても意味がなく、意識を集中して書く気力も失せるという悪循環の繰り返しでした。  私の立ち回り方にも問題があったと思いますが、そこには負担や後日のご迷惑を及ぼさないという配慮があったつもりなのですが、そのような問題でもなかったみたいです。  初めにご紹介したエントリ、 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php のコメントの流れをみればよく分かると思いますが、実に凄まじいものです。  「覚悟」という言葉を、私は多義的に使いましたが、それももとはといえば、次のコメントがあったからです。
No.122 みみみさん | 2008年6月22日 21:36 | CID 157690  (Top) >廣野秀樹さん もしかして、モトケンさんのNo.73のコメントを読み飛ばしましたか? 元検事のブログで特定の検事の名誉を損ねるコメントを書くなら、それなりにソースと覚悟の用意が必要だということでしょう。
No.73 モトケンさん | 2008年6月22日 01:30 | CID 157527  (Top) >No.67 廣野秀樹さん  私のコメントの表現が分かりにくいと思いますので、はっきりと書かせていただきます。  あなたのコメントについて、誤りを認めてあなたが指摘した検察官に対して謝罪しないのであれば、今後このブログにコメント投稿をするのは遠慮していただきたいと思います。  tmxさんにご退場を願った以上、あなたに対してもあなたのコメントを容認することはできません。 No.74 キメイラさん | 2008年6月22日 01:51 | CID 157532  (Top) No.67 廣野秀樹さん  法曹の誰が見ても死刑だろうと、マスコミ関係者も死刑しかないと思える本邦始まって以来の珍しいOS教事件ですらベテラン裁判長が真っ赤な眼で入廷した東京地裁原審判決言い渡し当日の状況、某地方で原審(地裁)死刑判決を棄却する控訴審判決を朗読中に慟哭から言葉に詰まって朗読がしばし中断した定年退官間際の高裁部長の控訴棄却事件で、それぞれ判決を言い渡すだけ(執行をしない)の裁判長の人間的苦しみや悩みや人生観をかけた訴訟行為。  そういう現実をみたこともない貴方だけが書ける捏造放言(暴言)だと思います。恥を知ってください。
 どうも具体的でなく唐突でもあり、ある程度のことは予想していたものの、私も戸惑ったのです。  そこで次のようなレスも試みました。
No.128 廣野秀樹さん | 2008年6月22日 22:49 | CID 157706  (Top) >No.122 みみみさん  特定の検事というのは、誰のことでしょう。本に出ていた検事さんですか?  それとも、私の事件の担当検事ですか?  後者ならば、平成15年の1月頃時点で、金沢地方検察庁の担当者が、直接○○検事に話を聞いてみればいかがですか、と言っていました。  私としては、マスコミが取材する方が筋だと考えておりますし、場合によっては、国会で尋問されるべきでしょう。  私を批判するのはけっこうですが、次のような経過のあることも念頭に置いて頂きたいです。 <■[告訴事件]金沢地方検察庁の対応> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20060731/1154353895  まさか、本に出ていた検察官の名誉に覚悟ということもないでしょう?
 ここに至る前に、ブログ主のモトケンさんから別の人のコメント中に、挿入したかたちで、コメントが追加されていましたが、そこには私のことを、私怨だと断定してありました。結局、その有効な反論の機会も与えられないまま、追い出されたという格好です。
No.81 通りすがりXさん | 2008年6月22日 08:00 | CID 157566  (Top) 法務業の末席さん くだらない私怨でコメ欄を汚さないで下さい。お願いします。 (以下、ブログ主)  ブログ主としては、コメ欄を汚されたとは思っていない。  なお、廣野秀樹氏のこれまでの多くのコメントについては、必ずしも軽薄とは思わないが、廣野氏のコメントの多くこそ私怨に基づくコメ欄汚しと感じている。  少なくともトピずれコメントは多い。  ただし、廣野氏の私怨の正当性(恨みをもって当然か否か)については論評する立場になく、その点について廣野氏を批判するつもりはない。  この記載についての、反論は無用。 (以上、ブログ主)

 早めにやすみたいこともあり、今回はこのあたりにしてお気ますが、私がモトケンさんのブログにおいて、看過できないと思った大きな要因が、犯罪被害者に対する「感情論」という言葉だったのです。  これは、安藤健次郎さんのためにも、放置できないと思いました。
≪つづく≫
追記:入るかどうか分かりませんが、陰口をたたくようなのもかたちも嫌なので、次のエントリにトラックバックを送信してみます。 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php
追記:2008年12月26日 関連エントリ: <元検弁護士のブログについて<1> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 元検弁護士のブログについて<2> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063 元検弁護士のブログについて<3> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962 元検弁護士のブログについて<4> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214402638 元検弁護士のブログについて<5> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080626/1214488576 *1214222845*[2008][刑事裁判]時効制度の見直しを求める声も強まっている。  部分的な引用になります。
<殺人時効>過去5年で241件 成立後に名乗り出も http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000001-mai-soci
 容疑者が逮捕されないまま公訴時効を迎えた殺人事件が、過去5年間で241件あることが法務省のまとめで分かった。都道府県別数や事件内容は公表されないため、毎日新聞で調査した結果、時効成立後に、指名手配容疑者が名乗り出たり、別の窃盗容疑で公判中の男が自供したケースもあった。海外では殺人事件に時効がない国もあることから、時効制度の見直しを求める声も強まっている。  犯罪白書によると、全国で殺人事件は1989年(平成元年)以降、毎年1200~1300件発生している。法務省の検察統計によると、過去の殺人事件の時効件数は、03年48件▽04年37件▽05年44件▽06年54件。07年統計はまとまっていないが、過去5年で最多の58件になるという。
【ことば】公訴時効 犯罪から一定期間経過すると、刑事罰が消滅する制度。その後は起訴(公訴)されない。海外にいる期間は停止するが、指名手配中も発見されなければ成立する。制度の存在理由は、(1)時間経過で証拠が散逸する(2)長期捜査は納税者の負担になる(3)犯人は長期間、罪の意識にさいなまれている−−などとされ、刑事訴訟法で時効年数を規定。殺人罪は05年、15年から25年に延長された。米国など重要犯罪に時効がない国もある。
刑事訴訟法に規定する公訴時効は、その存在が当然視され、法学者間でもその存廃についてあまり熱心に論議されてこなかった。長期間経過すれば、証拠が散逸し検察側被告側の双方にとって立証しにくくなることや、容疑者への処罰感情が薄まることなどが理由だ。しかし、DNA鑑定など科学捜査が進歩した今、殺人など重要事件での時効はなくすべき時期に来ている。
 未解決事件の多くの遺族にとっては悲しみや恨みに時効はない。時効制度に詳しい、諸沢英道・常磐大学大学院教授は「DNA鑑定など科学捜査が進歩し、事件から数十年たっても立証できるようになった」と、制度の見直しを主張している。時効まで約2年となった八王子スーパーナンペイ強盗殺人事件の遺族の処罰感情は、今も強い。捜査が長期間に及ぶ点は、捜査体制を縮小すればいいだけで、時効があることに違和感を持つ捜査員も少なくない。  昨年59件の殺人事件が時効になっていながら、毎日新聞のデータベースでは14件しか記事はなかった。ほとんど忘れられたまま時効を迎えている事件も多い。それぞれの事件の遺族は人知れず無念をかみしめている。【石丸整】
 ボツネタで知りました。裁判官のブログですが、本当にありがたいです。 *1214215402*[司法]「前科43犯ぜひ45目指してほしい」 司法修習生軽率ブログが閉鎖 「前科43犯ぜひ45目指してほしい」 司法修習生軽率ブログが閉鎖 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000001-jct-soci
6月20日19時5分配信 J-CASTニュース ブログの内容が波紋を呼んでいる  ブログやミクシィ日記での「うっかり発言」で社会的立場を失うケースが相次ぐなか、日本の試験制度で最難関ともいわれる司法試験を突破した男性のブログがトラブルに巻き込まれた。検察で取り調べを行う様子など、司法修習の内容が詳細につづられており、裁判所法の守秘義務違反の疑いが持たれているのだ。それ以外にも、高い倫理観が求められるはずの法曹職としては軽率とも受け止められかねない発言も散見され、波紋を呼んでいる。
 数日前から司法関係者のブログでも取り上げられていました。他にもいろいろ問題があるみたいですが、やはりタイトルになっている部分が致命的だったみたいです。 *1214316063*[2008]元検弁護士のブログについて<2>
ジェイ 2008/06/24 18:17 あなたの投稿がずっとスルーされてきたのは、 (1)エントリーと関係ないことを延々とコメントすること (2)自分のブログの宣伝行為を行っていること (3)あなたのブログで主張されたいことがわからず、かつ、あなた自身が被害を与えた被害者その他関係者の実名を記載しており、これらの人の名誉を侵害しており、そのようなことができる神経に対して、恐ろしさを皆感じていること、つまり、あなたと関わりたくないと皆思っていること が原因だと思います。 犯罪被害者のことを守る、守らない、という議論に参加する資格はあなたにはありません。 そして、上記のようなコメントがずっと続いてきており、皆、苦々しく思っているところに、あなたのモトケンさんに対する脅迫めいたコメント。 これで完全にアウトです。 それから、モトケンさんや、他の方のコメントを何の承諾もなく、ここに転記するのはルール違反ですよ。 hirono_hideki 2008/06/24 18:48  ジェイさん、はじめまして、コメントありがとうございます。  以前見た覚えがあるハンドル名だったので、少し調べたのですが、こちらの方でしょうか? http://profile.ameba.jp/be-a-superman/  もし違っているのなら、後日、誤解からご迷惑が及ぶ可能性もありますので、違うのであれば、その点だけは明記願います。  回答がなくてもブログ「少年担当ジェイのつぶやき」のブログ主ご本人であることが、推定されるわけではありません。ただ、モトケンさんのブログ名とも似ているので、あらぬ誤解が及ぶ可能性は高まるかもしれません。  また、貴方様のコメント内容に対するご回答は、本文を引用の上、別エントリにて本日中に行わさせていただきます。 ジェイ 2008/06/24 19:22 そのブログとは全く関係ありません。 今日、初めて見るブログです。 hirono_hideki 2008/06/24 21:27  了解しました。
 連載エントリ <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 について、上掲コメントを頂きましたので、とりあえず回答させていただきます。  とりあえずと書いたのは、すでに時刻が22時50分を過ぎており、時間的余裕がないことと、仕事における体力の維持管理のためです。とりわけ、先週の金曜日から仕事内容がさらに厳しくなり、暑さによる消耗もあります。慣れない人に仕事を教えながら、やっているので負担も大きいのですが、実際ははるかにそれ以上のものがあります。きついです。  おまけに、先週の金曜日の仕事中にミスから右手の中指を怪我し、見事に大きな血豆が出来ています。さらに機械のスイッチを押しつづけていたので、その周辺にまで血豆が拡大してしまいました。数日後に、血豆が破けるとさらにまずいことになるかもしれません。今のところ、キーボードを打つにはさほど支障が出てませんが、もう少し広がると傷に当たりそうです。
 初めに言い訳を書きましたが、本日は仕事から戻ってから食事の支度にも時間が掛かり疲れました。昨日、材料を買ってきていたので作らないわけにはいかなかったのです。  さっそくこのようなコメントが入ることも予想していませんでした。従いまして、今回は十分なご説明もできかねます。  食事の支度に掛かる前に、過去のエントリを調べていたのですが、これにも時間が掛かりました。ずいぶん久しぶりに読んで自分自身、発見もあり、新鮮に感じました。  今回は、とりあえず、過去のエントリのご紹介と部分的な引用を中心にさせていただきます。 組織犯罪の余波長期に及ぶ、被害者の姿(5) http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20061016/1160941230
 迷惑ですけど、逃れる術もありません。とにかく事実を明らかにしておくことが、この重荷から逃れうる最善の道と考え、このように情報を公開しています。  金沢中警察署の態度も、明らかに芝居がかったものでした。そのまま外形的な事実を書けば、これも私の不利にしかならないかもしれません。極端に不利すぎる、極端すぎるというのが現状でもあるのですが、とりあえず経過を書いておきます。  まず、10月5日の夜に、安藤健次郎さんの自宅に行ったことは、当日か翌日のこのブログのエントリに書いてあると思います。カレンダの日付をクリックすることで、読むことが出来るはずです。  安藤健次郎さんの家に着き、玄関先のインターホンを押したのはちょうど20時ぐらいでした。すぐに反応がなかったことなど状況を、前に説明をしているはずです。  安藤文さんに声を掛けることも出来たのですが、彼女の立場も考え、それはしませんでした。そして玄関の電気もつけないまま、安藤健次郎さんが外に出てきました。玄関の電気が消えていたのは平成11年8月8日の夜と同じでしたが、この時は、そのまま玄関先の道路に近いあたりで話しをしました。  金沢地方検察庁の方に、告訴の手続きを行っていて、安藤文さんを被害者に告発も行っていましたが、公訴時効まであと半年を切っています。金沢地方検察庁の方では、安藤健次郎さんのほうから連絡があれば、話しを聴くつもりだと話していました。  などという説明をしました。すぐに、今日は帰ってくれ、後日連絡をする、といわれ、初めは自分の方から連絡先を教えるような素振りを見せ、結局私の方から自分の電話番号を伝え、家の中から持ってきてもらった紙に書きました。  そっけない、無関心の態度も見せ、「ワシらの気持ち、どうなる」などと非難するような口調で言ったので、私も頭に来て、「また、オレを挑発するんですか? そんなことやって、喜ぶのはあの連中だけです。」などと言いました。  最後に、金沢地方検察庁の話しをしたとき、「別に」などと、他人事のような態度を見せたので、「そんな風に、言われたら、オレもどうでもいいような気になってくるぞいね」と言い、そのまま立ち去って、帰りました。  近いうちに連絡をくれるようなことは、はっきり言っていたのですが、私としても電話の掛かる可能性は少ないと考えていました。  それと、パソコンを持っていますかと、質問しましたが、曖昧に返事を濁し、答えてはくれませんでした。ブログのことなど話し、インターネットで情報公開を続けてきた。悔いの残らないようにやって来たと、伝えました。驚いた様子もなく、詳細を聞き直すようなこともありませんでした。  車に乗って帰るときも、安藤健次郎さんは表に立ったままで、複雑さが漂っていました。迷いを窺わせるような一面もあり、心を鬼にしているとも考えましたが、真意というか、立場も分かりづらいものでした。  7年ぶりの再会になりますし、その間、連絡は皆無に近い状態で、いきなり尋ねていったのです。  実際は、2002年の1月頃に、会社の方に電話をしたことがあり、手紙に書いて送るように言われたのですが、開封されないまま送り返されました。  私は安藤健次郎さんに対する傷害事件で金沢刑務所に服役し、2001年つまり平成13年の12月31日に出所しています。電話を掛けたのは、出て間もない頃のことです。  同じ2002年の12月頃にも手紙を送りましたが、この時も未開封のまま返送され、その直後から、金沢地方検察庁に連絡を入れるようになったのです。  案の定、安藤健次郎さんから連絡はありませんでした。お会いした翌日には、金沢地方検察庁に電話を掛け、訪問したことを話し、自分の方からは動かないような様子だったので、そちらから連絡して話しをした方がいいかもしれませんと、担当者の遠塚さんには伝えておきました。  その遠塚さんの態度が急に明るくなったのも、安藤健次郎さんの家に行って話しをしてみようと考えていますと、相談した時からでした。  普通に考えて、金沢地方検察庁の方から安藤健次郎さんには、私が突然家に来るかもしれないと、連絡が行っていたはずです。  その上で、インターホンには安藤文さんが出て、3回繰り返すまで、安藤健次郎さんは動こうとせず、自宅に来たこと自体を非難することはなく、二度と来るなとも言われませんでした。  これも、私の思い込みだとなじる人は少なくないように思われます。大網健二や加田義満も、そのように私の希望的な観測を悉く否定してきたし、事実そのものの持つ意味も否定していました。  10月10日の火曜日の日、私は指の怪我の治療で病院に行き、すべての抜糸をしてもらい、血がにじみ出ないようであれば、明日から包帯を取って普通に手荒いなどしてもよい、傷口が開かなければ治療はこれで完了なので、もう病院に来なくてよいと言われました。  そして派遣会社の方に電話を掛け、明後日の木曜日から仕事に復帰することにしたのです。  次の水曜日も仕事は休むことにしていたのですが、その日のうちに安藤健次郎さんのところに行こうと決めました。まず13時頃に、安藤健次郎さんが部長をしていた会社に2002年以来の電話を掛けてみたのですが、想像通り、「とっくに辞めた」と言われました。社長のような声の人で、以前にも聞き覚えのある声でしたが、警察関係者のような雰囲気の伝わる人でした。  あるいは本当に警察に転送されているのかもしれません。考えすぎのようですが、このブログでも何度か書いたように、金沢地方検察庁ではワンコールで、捜査官室の遠塚さんが電話口に出ることが何度かありました。これも普通では考えにくいことです。  次の金沢地方検察庁のホームページにも書いてあるとおり、金沢地方検察庁の電話は一つだけです。 http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kanazawa/map_kanazawa.htm  被害者ホットラインという窓口もあるようですが、私がいつも掛けているのは、 076-221-3161 の方だけですし、ほかの窓口に電話を掛けたり、別の電話番号を教えられたこともありません。  ただ、2003年頃は、内線286番というものを指定されていました。担当者がテンヤマさんだった頃のことです。  そういえば、この前平成11年(1999年)の頃の安藤健次郎さんとの関係について記述をしましたが、一つ抜けていたことがありました。それというのは、安藤健次郎さんの方でPHSの電話番号を教え、連絡を指定しながら、会社の方に電話を掛けると、辞めたと聞かされていたことです。もっとも残務処理か引き継ぎのため週に一度ぐらいは会社に来ていると言っていまいしたが、何時来るのかは分からないという説明でした。  あの時も、安藤健次郎さんの方から、私が直接、自宅に訪問することを誘導する行動というか意思表示が繰り返しありました。  10月10日、安藤健次郎さんの家に着いたのは夕方の16時10分頃でした。仕事もしていない様子なので家にいる可能性が高く、明るいうちの方が良いと考え、その時間に向かいました。  まず、家に近づくと、警備員のような姿が一人見え、さらに近くになるとパトカーが止まっていることに気がつきました。嫌な予感がしたのですが、そのまま安藤健次郎さんの家の前に車を止めたところ、すぐに数人の警察官が駆け寄ってきました。  制服の警官もいたし、私服の刑事の姿もあり、さらに私服の女性刑事の姿も目に入りました。少なく見て7,8人という数だったと思います。  物々しい雰囲気で、まるで凶悪犯を逮捕するような警戒態勢で、いきなり車から降りるように言われ、すぐにパトカーに乗るように言われました。初めからけんか腰の強い態度でした。パトカーの後部席の左側から乗ったのですが、奥に動くようにいわれ、反発して動かないでいると叱りつけるようなことを言われ、ますます気分が悪くなったので動じないでいると、反対側のドアは開かないと言われ、それならば仕方ないと、奥の方に動きました。  その横に座ってきたのが、私服のような服装の山出という刑事でした。私服のようなと書いたのは、刑務所の警備隊が来ている制服に似ていたので、あるいは刑事課の制服の一つなのかもしれません。  とにかく初めから頭越しに押さえつけたけんか腰の対応でした。刑務所ではよくある態度でしたが、よほどの凶悪犯でない限り、警察では珍しい対応に思えました。  私はパトカーに乗せられたまま、そのまま金沢中警察署に連れて行かれました。  パトカーのなかでも、「ストーカー規制法で逮捕することが出来る」といわれ、さんざん脅されましたが、本当に逮捕するつもりなのかは、半信半疑でした。この勢いであれば、そのまま留置場にいられるかもしれないと覚悟しましたが、警察の決めた一存次第で、いまさらあとには引けないと腹を括るしかありませんでした。  とにかく、最高度のような警戒態勢で、まったく異様な雰囲気でした。  金沢中警察署では二階に刑事課の部屋があり、その部屋の奥に取調室があります。近代的な建物ですが、内部はややカラクリ屋敷のような作りになっていて、留置場の方からも取調室に入るのですが、それは反対側の出入り口でした。  取調室は廊下を挟んで両側にあるのですが、正面側の取調室には部屋の中に窓があり、反対側には窓がなく威圧感を感じる作りになっています。刑事課のなかを通り、入るように指示されたのは窓のない方の取調室で、不必要に威圧感を与えないでくれと、苦情を申し出たのですが、聞き入れられませんでした。  正直なところ、このまま留置場に入り、拘置所に行った方が、生活の心配をせず、気楽になるかもしれないと考えました。  初めから山出刑事の方からは、「お前のホームページはよく見ているし、印刷もしている。お前の言いたいことや気持ちもよく分かった上で、話しをしている」などと言われていました。  結局、安藤健次郎さんの家には行かないし、連絡もしないという誓約書を書かされて、解放されました。二度と、などと言われたので、思わず「何ぬかしとらん」などと言ったり、ほかにも態度が悪いなどと注意をされたり、ぶつかり合うことがありました。  若い刑事の姿もありましたが、警戒心をむき出しな邪険な態度で、不愉快でした。  警察の真意も測りかねたのですが、最後に金沢中警察署正面に停めてあった自分の車に乗り込むときに、山出刑事に、「将来、不自由な娘さんの世話をしたいと考えている。そのためにも話しをしておきたいと思って来た」と安藤健次郎さんに伝言を頼んでおきました。  山出刑事の警戒はほとんどとけていましたが、はっきりした明言で返事はしなかったかもしれません。初めの方に、あとで安藤健次郎さんのところに行き、話しをすると聞かされていました。  今は気持ちだけのことで、実際のところ、自分自身の世話もままならぬ状態です。怪我をして仕事が出来なかったこともあり、この先の生活はますます厳しくなっていました。  警察が私の真意を確認しておくために、うった芝居とも考えられ、そのような不愉快な芝居はもう沢山であり辟易しているので、少なくとも気持ちとして伝えておいた方がよいと考えたのです。  満足な仕事に就くことも出来ず、その上自暴自棄も手伝って、パチスロでサラ金の借金もふくらみ、月々の支払いも滞りがちになっている現状です。年老いた母親のこともあり、負担はそれ以上に大きく、厳しいのですが、考えてもどうにもならない状態になっています。  平成11年の8月7日の土曜日の夜は、金沢中警察署の対応も極端に違ったものでした。この時も私はいきなり安藤健次郎さんの家を訪れました。初めて玄関先に立ち、インターホンを押したり、呼びかけをしました。  玄関の横には窓ガラスがあり、そちらにお祖母さんの姿が見えました。ドアを開けるような物音と、少しすると聞き取れない声が聞こえ、発声障害らしい文さんの声だと思いました。すると以前電話で聞き覚えのある母親の声で、「アヤ、出たらダメよ」と聞こえ、続けて「馬鹿にしないで下さい。」と言われました。涙声のような感じでした。  この時は、私も感情が高ぶり、「出てきて下さい。」などと何度か大声を上げたのです。それは、周囲に危険を呼びかけるような目的がありました。当時は、大網兄弟らの不穏な動きがあり、危機感を高めれば最悪放火でもされかねない、周囲に目を向けてもらうことが安全に繋がると考えました。  しばらくすると、交番の巡査のような大人しそうな警官が一人で現れ、私は「お前ら警察がたるいことをやっとるからじゃ!」などと大声で怒鳴りつけていました。  もうしばらくすると、周囲一体を埋め尽くすほどの警官が集まりましたが、不気味な無言状態で、そのなかの一人の、丸坊主というか丸ハゲ頭の刑事が、静かに歩み寄り、すこぶる遠慮がちに、「話したいことがおありであれば、署の方でうかがいます」と言われ、自分の車で、自分で金沢中警察署まで来るように勧められました。  この時は、私の方から無理を言って、自分の車にその刑事に同乗してもらい、金沢中警察署に向かいました。運転の方もその刑事に頼んだかもしれません。  金沢中警察署に着くと、始めに窓のある側の取調室で、しばらく話しをした憶えがあります。手前側の取調室で、8月12日に逮捕されたときも、同じあたりの取調室で取り調べを受けました。  金沢中警察署の取調室に入ったのは、その時が初めてでした。刑事課の部屋の中を通りましたが、人の数は少なく、重量級の柔道の選手ような一人の刑事の姿が目にとまり、それがいかにも刑事課らしく印象的でした。また若い女性刑事の姿もあったと思います。  この時の警察の態度は、気味が悪いほど下手(したて)でした。私の方が、憤慨して憤りを露わにしていました。警察には不満もいっぱいあったからです。  しばらくすると、刑事課の一画に大きめの部屋があり、そちらに案内され、そこに安藤健次郎さんが入ってきたのか、私が入る前に座っていました。  5人ぐらいの警察官を交え、しばらく話しをしました。私が、決定的に頭に来たのは、その中の一人が、「(安藤文さんの)面倒をみれるのか」と言ってきた時でした。  安藤健次郎さんが帰ったあと、警察の方でさらに話しをしたいと言われたのですが、先の言葉で憤慨した私は、「帰る」と言って、やんわりした制止も振り切り、そのまま金沢中警察署を立ち去りました。  仕事のことに関しては、その当時、ものすごく強い不満を持っていて、やけくそのような勢いで、周囲とも時折摩擦や衝突を起こしながら、仕事もしていました。派遣で、建設、建築現場の作業員のような仕事をしていました。東京で言えば山谷、大阪ではあいりん地区にあるという、人夫というような仕事で、日雇いに近いものでした。そんな仕事にしかありつけなかったのですが、その仕事にありつくまでも大変な思いをしていました。  そのあと、金沢刑務所にいるときも、私は仮釈放を度外視して、情報処理の職業訓練で四国の松山刑務所の職業訓練に応募しました。自分なりに彼女との将来のことを真剣に考え、役立つ技術を身につけ、ちゃんとした会社に就職したいと切に希求していたのです。  今ある環境でも出来る限りのことをしたいと頑張っていたので、それなりに高い評価も受け、認められていたようです。独裁的に200人以上の人夫を束ねるといわれる、会長が直々に、金沢中警察署まで面会に来てくれ、弁護士費用を出してやる、とまで言ってもらいました。結局半年しかいなかったのですが。  金沢刑務所を出た後も、沢山の仕事を任され、期待され、また、高い評価を受けることがありましたが、誰にも理解しがたい裁判沙汰の問題を抱え続け、社会生活は消極的にならざるを得ませんでした。 逆に考えると、そのような逆境の悪条件があったからこそ、ここまで成長できたと思うのですが、派遣社員に甘んじているという身上もあり、活躍の場というのも限られています。  それに、本当に仕事や、職場に専念するのであれば、こんな個人的な告発、告訴など両立できなかっただろうとも考えています。まして相手は、個人だけではなく、会社組織でもあるわけです。  検察においても、警察でも、裁判所でもそんな事情は百も承知のことと思います。安藤健次郎さんもよくわかっていることでしょう。理解を求めるような説明はこれまで受けたことがなく、暗中模索の意味でも、安藤健次郎さんと話しておくことが不可欠だと考えたのですが、経過と結果はこれまでに書いたとおりです。  あと、平成11年の8月8日のことですが、夜、思い余って電話を掛け、訪問の承諾を受けたので、前夜にも行った家に行きました。玄関からすぐに出てくると、私の車の助手席に乗り込み、近くのスーパーの駐車場にはいることを指示され、その駐車場で、車から降りて話しをしました。  初めから挑発的な厳しい態度でしたが、「友達を連れて来い、こちらも人を頼むので、一緒に話しをしよう」と持ちかけられました。私は、即座に断りました。具体的な名前は挙げていませんでしたが、私の友達というのは、大網健二と加田義満以外にはありませんでした。  彼らを刺激することが、自分や安藤文さんの家族の身の危険にも繋がりかねないと判断したからです。警察の関与は窺えていましたが、石川県警では未解決の重大事件もいくつかあり、警察や司法関係者しか知り得ない事情のもとでは、ここを先途とばかりに、一人必殺の攻撃を仕掛けて来るかもしれないと危惧したからです。  福井刑務所を出たばかりの頃、電話で話をした安田敏が、刑務所で頭がおかしくなっていたらしいな、などと言ってきたこともありました。どこからそんな話しを聞いたのかわかりませんが、被害妄想として片づけるのが、多数の彼らにとって共通した大きな利益であり、願望であって、そのような期待を増幅させるような態度を示していたのも、ほかならぬ警察や司法関係者だったからです。  安藤健次郎さんの口からは、「刑事裁判は終わった。次は民事や」という言葉も出ました。かなり取り乱したような様子でした。奇しくもこれは、前年にあたる平成10年11月20日頃、市場急配センターの事務所において、松平日出男と堂野の二人が言っていた言葉とまったく同じでした。  今考えると安藤健次郎さんがどうしてそんなことを口にしたのか、余計に分からないのですが、安藤健次郎さんは250万円を訴訟代理人である長谷川紘之弁護士に支払い、古川龍一裁判官からほぼ全面的な勝訴判決を受けながらも、支払いを請求することなく放置していたからです。  私の方から、支払いをしたいと申し出、専用の銀行口座を作って頂きたいと話したこともあったのですが、気持ちだけは有り難く受け取っておくという感じで、あっさり断られました。  そういえば、書き忘れるところでしたが、山出刑事は、「お前が、社長や堂野がどうしたと、ホームページに書いていることはよく知っている」と言っていたのですが、堂野に触れた部分というのは、比較的少ないはずです。被告発人、被告訴人にもなってはいません。事件の真相に近く、核心に触れる人物である可能性は高いのですが、平成4年の事件当時は、金沢市場輸送にいたはずで、被告発人、被告訴人に含めるだけの根拠を私自身はもっていないからです。  「障害者(もしくは「かたわ」)と結婚したいてかぁ」と嘲笑うような残酷な言葉を私に浴びせたのは事実ですし、松平日出男も隣で満足そうに深く相づちをうっていまいた。  この会見には、私の方から安藤健次郎さんに参加を呼びかけていましたし、数日前、金沢市内間明のマルエーというスーパーの前の電話ボックスから掛けた電話では、この時だけは本来の姿に立ち返り、 本心をみせたように「あんな会社まだあるんか? あんな会社つぶれてもかまわん。」と言っていたのです。  その時の言葉は、その後の私の行動に迷いのない方向性を与えました。  ちなみに、安藤健次郎さんの立場からすれば、私に対する責任追及とは別に、法人としての市場急配センターやその関係者に、「安全配慮義務違反」の債務不履行で、損害賠償請求をすることが出来たはずです。民法上の損害賠償請求には、不法行為とこの債務不履行がありますが、債務不履行は立証責任が訴えを受けた被告の側になるなど、不法行為より有利な条件も存在するようです。  時刻は4時26分になっています。今日から仕事は9時からなのですが、その分1時間長くなり、20時までになります。昨日はよく寝ていたので、徹夜でも大丈夫そうですが、何をどのように書いておくべきか頭の方の整理が難しくなってきたので、エントリはひとまずこれで切り上げます。  そういえば、この前、ログの方を見ていると落合弁護士のブログから、古いエントリからのリンク訪問があり、辿ってみると次のような情報が書いてあり、私や安藤健次郎さんらの個人的な問題だけでない、司法問題の社会的意義について触れられていたので、是非ご紹介しておきたいと思います。
 昨夜も早く眠れず、体調もおもわしくありません。明日も大変そうなので、今夜は、被害者についての過去記事のご紹介だけにさせて頂きます。補充を兼ねたご説明と、個別にご指摘頂いた事項に対する回答もさせて頂きたいと思います。明日の分まで食事が出来たので、今日よりは時間もとれそうですが、あとは体調次第です。  本日はお約束したご説明を十分に果たせず、申し訳ありませんでした。  よろしければ、ご紹介した過去記事の部分に対する質疑など頂ければ、幸いです。私も説明の的が絞れますので。具体的であれば、なおよいです。
関連エントリ:  連載エントリ <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 *1214402638*[2008]元検弁護士のブログについて<4>  まず、 <[2008]元検弁護士のブログについて<2>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962 で取り上げた「ジェイ」さんのコメントについて、若干の意見を述べておきます。
そして、上記のようなコメントがずっと続いてきており、皆、苦々しく思っているところに、あなたのモトケンさんに対する脅迫めいたコメント。 これで完全にアウトです。
 脅迫めいた、とありますが、そこに至る経緯を読めば、ずいぶんと強引な誘導があり、挑発があったことも明らかです。それも大勢に無勢の集団で、公然と元検つまり元検察官の弁護士を名乗る人物が、首謀的な立場の可能性があるという信じられないような思いがあり、戸惑っていました。  自分のブログでの情報発信に専念させるための好意的な誘導という可能性も吟味していましたが、ここ数日の反応をみても、その可能性は極めて低いようです。  これじゃ、裁判所も混乱することでしょう。その辟易、害悪が現在の日本の弁護士界の混迷、窮状を象徴しているようにも思えました。
 このジェイさんというハンドル名については、私の知る限り、元検弁護士のブログにおいて見かけたことのないハンドル名です。しかし、内容的にみれば、かなり関わりの深いお方であり、元検弁護士のブログの総意を丁重に伝えてくださった伝達者にも思えます。  しかしながら、これも元検弁護士のブログでの一悶着に便乗した第三者である可能性もなきにしもあらずです。しかし、これも元検さんから一方的な通告で、締め出された以上、確認の術もなくなっています。  ここまでこじれてしまっては、理解を求めるのも至極困難であり、今の私には、そこまでする時間的余裕も義務もありません。  率直に申し上げて、「元検弁護士のブログ」におけるモトケンさんというのは、独裁者的とも思えることがあるぐらいの強権をお持ちであります。同時に、懐の広さも感じられ、幅の広い意見も取り込んでくれてはいるようです。それゆえに、私も長い間、コメントの投稿を続けることができたのだと思っています。  別の見方をすれば、親分肌の人物という印象もあり、常連者に対する庇護も厚い反面、敵対的な相手に対する対応もあるいは自分のこと以上に厳しくなることがあるような気がしましたし、実際にそのような内容のコメントもみています。
 脅迫めいたコメントというのは、「覚悟はおありですか?」というようなものであったと思います。これまでの連載中にも触れており、じかに引用した部分もあるはずです。  私とすれば、「勧告」のつもりだったのですが、受け取りかたからしても、自分の対応に絶対的な自信をお持ちのようであるし、なにをいっても無駄そうだと観念しました。  私としては、将来的に大きな影響を受ける可能性があるとも考え、さらに時間を置いて様子をみてきました。  この連載エントリは、予定より早く終了するかもしれません。その時点で元検弁護士のブログを直接の対象に据えた説明はしなくなるかもしれませんが、このブログそして告訴状の趣旨じたいが、対極のような問題提起の存在になるはずです。
 さらに反応を待ちましょう。反論ご意見などは、この連載エントリの最新エントリに対するコメントとしてお願いします。なぜなら、そうしないと私自身が、投稿されたコメントを見落とす可能性が高いからです。
 犯罪被害者という告知していたテーマにつきましては、まとまった説明を書く時間的余裕もないので、明日以降に持ち越します。
(1)エントリーと関係ないことを延々とコメントすること (2)自分のブログの宣伝行為を行っていること (3)あなたのブログで主張されたいことがわからず、かつ、あなた自身が被害を与えた被害者その他関係者の実名を記載しており、これらの人の名誉を侵害しており、そのようなことができる神経に対して、恐ろしさを皆感じていること、つまり、あなたと関わりたくないと皆思っていること が原因だと思います。
の3点につきましても、これから書く内容が、私の答えになると思います。私に言わせてもらえれば、説明をし、理解を求める以前の問題であり、本来は、時間と労力を割いて、答えてあげる資格なし、というところなのですが、社会的地位、影響力などを考慮しても、降りかかった火の粉のごとき一面があり、対処せざる得ない問題です。  これは私にとってもマイナスのようですが、プラスという一面もあると考えています。つまり、モトケンさんほどの経験や知識を持つ人でも、このような理解、対応しかありえなかったという事実です。  モトケンさんの影響力は、ご自身のブログに止まらず、いわゆる「通りすがり」さんを含め、ネット上の沢山の人々にも影響を与えていることでしょう。その反射効果として、読むだけ無駄、見る価値もないという社会的評価を私のブログに与えたことも想像にはかたくないところです。  しかしながら、検察が私の主張を受け入れ、その方向に物事が進んだとき、社会の認識、反応はどうなるでしょうか。もちろん私の希望的観測でもありますが、その可能性に対する根拠も私は十分に示してきたつもりでいます。その説明が、冗長にもなり上掲1、2、3の箇条書きへと、結論を導いたのでしょう。しかし、その過程において、具体的に論点のすりよせをはかったような反応というのも皆無でした。そちらの側にしても、問題以前であったようです。  また、最後のコメントに近い段階では、「最高検察庁」に対する上申書のリンクもご紹介してあり、以前には、その最高検察庁からの返信もご紹介したような覚えもあるのですが、丸ごと削除されていたかもしれません。どのリンクだったかはっきり覚えていないのですが、数件のコメントやそこに含まれたリンクを削除されたのは確かな事実です。
 もう一点、重要な指摘をしておきますが、彼らの共同的な私に対する仕打ちは、本来このブログのメインである告訴事件の関係者のありようにも通じるものがあり、そのあたりも含めて、重点的な取り組みを行っていますが、異論が雑音となり、苛立ちが高まったという点は理解できるとして、理知的で知識も豊富であるはずの彼らが、なにゆえあそこまで暴発的な反応を噴出させたのか、未だに理解に苦しむところもあります。  そのような誤解や行き違いも問題の複雑さや異例さから考慮して、事前に長い期間を掛けて、個別具体的な事実の説明も行ってきたところです。批判や不信の矛先が、警察や検察に向かうことも周到に配慮しました。  とりわけ、前掲(3)の意見につきましては、過去記事から引用して連載の初めの方にご紹介したはずですが、その後のアクセス数も乏しいようで、所詮は他人事以上の関心があるとも思えず、あそこまで公然と断定的に言い放ち、書き放った自分らの発言に対しては、顧みる気持ちがあるとも思えず、こちらこそ空恐ろしいものを感じております。  地位や経歴、自負心というのは、ここまで人を盲目的にさせ、またそれに盲従する人が躍り出るものでしょうか。
 今日も以前ほどではないものの、ちょこちょこ元検ブログのコメント欄をみていたところ、識者のような常連さんが、 >巧拙に無神経なライターというのは、中々度し難いものだと思います。 というコメントを寄せていました。 <追記:最後の騒動では、沈黙されていた常連さんだと思います。>
 けっこう刺激的なことを書いてしまいましたね。別にこうだと決めて思い込んでいるわけでもありませんが、そう思える、そう見える一面、それもかなりの確度で、という私個人の見解を披瀝しておきました。対話を遮断しておきながら、反応はなしのつぶてでしょうか?  反論、ご意見は大歓迎ですよ。しばらくの間はお相手もできますが、将来的にはこちらの都合優先で、完全シャットアウト、という可能性もあるので、その点もお断りしておきます。できるだけお早めにお願いします。  次回以降、具体的な説明に入っていきたいと予定しています。
参考エントリ: <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 元検弁護士のブログについて<2> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063 元検弁護士のブログについて<3> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962 追記:6月25日23時33分  このエントリを、金沢地方検察庁にメールでご紹介しました。メールの送信は、次のURLから行いました。私に対して、直接ご意見のあるかたも、検察に対するご意見感想として送信されてはいかがでしょうか。断定的であからさまな批判を私に向けるだけでなく。 http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kanazawa/kanazawa.shtml *1214397478*[2008] 元検弁護士のつぶやき への反響、というブログ?  先ほどログをみていると、意外なところからリンクの張られていることを知りました。 < 元検弁護士のつぶやき への反響> http://www.technorati.jp/blogs/www.yabelab.net%2Fblog?reactions  モトケンさんや常連さんの方々には、さらに冷やかな対応で、無視もされそうですが…。とりあえず、ご紹介しておきます。 *1214396822*[司法]<被害者>「死に神」に被害者団体抗議=「侮辱的、感情逆なで 「死に神」に被害者団体抗議=「侮辱的、感情逆なで」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000099-jij-soci
6月25日18時0分配信 時事通信  13人の死刑を執行した鳩山邦夫法相を「死に神」と表現した朝日新聞の記事について、「全国犯罪被害者の会(あすの会)」は25日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる。侮辱的で感情を逆なでされた」とする抗議文を、同日付で朝日新聞に送ったことを明らかにした。  抗議文で同会は「法律に従って執行を命じたにすぎない法相を非難することは、法治国家を否定することになる」と批判。記事の意図などについて同社に回答を求めた。 
犯罪被害者というのは、本ブログの重要テーマの一つです。私は加害者という立場でもあり、問題は複雑かも知れませんが、そんなこともありうるということについて、専門家さえも想定すらしていないのかもしれません。  現在本ブログのメインテーマに据えている元検弁護士の対応は、私個人にしてみれば、「侮辱的、感情逆なで」どころではなく、底知れぬ危機感さえ与えています。犯罪被害者に対する洞察、理解にも程遠いものがあるのではと考えることもあり、それだけに重点的に取り組んでいます。 *1214396244*[司法]<労災>帰宅途中の転落死に労災認めず−東京高裁 「飲み会5時間、業務でない」=帰宅途中の転落死に労災認めず−東京高裁 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000086-jij-soci
6月25日16時31分配信 時事通信  社内で開かれた飲み会に参加した後、帰宅途中に地下鉄の階段で転落死した男性会社員=当時(44)=の遺族が労災認定を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は25日、約5時間にわたる飲み会は業務といえないとして、労災を認めた一審東京地裁判決を取り消し、遺族側の請求を退けた。  宮崎公男裁判長は、「飲み会が社員から意見を聞く『業務』と言えるのは開始から2時間前後まで」と指摘。その後も約3時間飲酒したために酔って転落した可能性が高く、事故は通常の通勤に伴うものとはいえないとした。 
 労災につきましては、後日触れる問題点のひとつであり、数日前に元検弁護士のブログのコメント欄でも触れることがありました。 *1214392962*[2008]元検弁護士のブログについて<3>  まず、これから取り上げる問題の資料として先立って過去記事を部分的にキャプチャした画像をbloggerのブログの方にアップしました。 http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html
 しかし、実際はその前に送信先を間違えて、このブログにアップしてしまったのです。いずれもメールを使ってエントリをアップしているのです。作業はLinuxのEmacsで行っていますが、とても便利です。知らない人が多く、興味も関心がない人がほとんどかもしれませんが、Emacsについては、このブログでもカテゴリを設け、ご紹介を行っています。近頃ご無沙汰ですが。  いきなり余談になってしまいますが、EmacsのWanderlustでは、「C-c C-x TAB」で、作成中のメールに画像ファイルの添付を行うことができ、とても便利で簡単です。Emacsの操作は一筋縄でいかないはずですが、頑張っただけの収穫もはかりしれず大きいです。
 次に、キャプチャしたエントリのタイトル名、アドレス、そして問題にする一部分の引用です。なお、問題と言いましても、内容自体に問題があるわけではありません。 弁護士の守秘義務と説明責任<二> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20061021/1161422275
 平成18年10月16日付になっています。去年の告発状は11月2日付のものに対して、確か11月17日付ぐらいの返戻書が来ていたので、若干スピードアップしているようです。いずれも迅速な対応としては評価できそうです。  それとその11月2日付より前のものでは、「上記の点に留意して、具体的な犯罪事実を明らかにして下さい。」などと書いてあったのですが、それもなくなっています。いくつかの解釈が出来そうですが、あなた個人からの具体的な事実記載は、もう必要ないですよ、と解することも出来そうです。  今回も私は、金沢地方検察庁の担当者遠塚さんに対して、再三にわたり、返戻するにせよ、どのあたりのどの点がどのように不明なのか、具体的に示して下さい、と申し入れをしていたのです。  いずれにせよ、一当事者の私には具体的な事実記載に限界があり、このような書面を正式に受理すると、あとあと誤解や混乱にも繋がりかねないと判断されているのかもしれません。というより検察の期待は他にあるはずです。  昨夜は「元検弁護士のつぶやき」経由で、検事総長の所信表明や抱負のようなものを読みました。けっこう新鮮で、いろいろと考えるところがあったのですが、書いていると時間も掛かるので後日機会がありましたら、少しづつでも触れておきたいと思います。 <検察庁にもの申そう> http://www.yabelab.net/blog/2006/10/20-161809.php <検事総長の紹介> http://www.kensatsu.go.jp/
 なお、今回もカテゴリ名は省きました。はてな独自の記法で半角の鈎括弧を使うと意図せぬ表示がされてしまう可能性があるからです。大丈夫かも知れませんが、長くなるエントリで修正を行うのも面倒なので、今度別の機会に試してみます。
 次に、前記引用エントリを元検ブログにトラックバック送信していたのですが、昨夜確認したところ、現在でもそのままになっていました。  実をいうとすっかり忘れていたのですが、昨夜過去記事をみていて、発見したのです。他にもなんどかトラックバックを送信したような覚えはあるのですが、元検ブログに対しては、回数も少なかったという気がします。  これも画像をキャプチャし、Bloggerのブログの方に、アップしました。 http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html
 ここまで書いたところで、いったんエントリをアップします。本題につきましては、<4>に続きます。食事の支度から後片付けもしなくてはならず、まとめて書くことも容易ではなく、また、できるだけ早い進展を望んでいますので、いち早くお知らせしておきたいのです。連載の数は増えると思いますが、後ほど述べますように、この問題は私にとって、大きな意味を持ち、流れを変える分岐点でもあったからで、区切りとしても重要なテーマであり、特別な扱いとさせて頂きます。  私のみならず、安藤さんご家族の人生にも多大の影響を与えたはずで、モトケンさんご本人は、梅雨知らずかも知れませんが、経過をはっきりさせておかねばなりません。  また、金沢地方検察庁、金沢中警察署に対する重要な参考資料でもありますので、できるだけ多くの方々に注目して頂きたいのです。
≪つづく≫
参考エントリ: <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 元検弁護士のブログについて<2> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063 *1214388454*はてなブログ2006年10月21日エントリ、元検ブログへのリンク  このキャプチャ画像の説明につきましては、本日はてなブログの新規エントリにおいて説明を行います。  予定しているエントリ名は、「元検弁護士のブログについて<3>」です。 *1214488576*[2008]元検弁護士のブログについて<5>  今日も体調がすぐれず、昨日ほどではなかったのものの仕事もハードで疲れています。そういうことで、今日は記述を中止しょうかと思ったのですが、このところアクセス数が増えているので、少しだけ続きを書くことにします。
 まず、元検弁護士のブログの情況ですが、私のコメントがなくなってから、一時医療問題に中心が移ったようでしたが、再び、死刑問題が議論の中心として盛り上がっているようです。これまで見ることのなかったハンドル名も散見され、新規の投稿者が増えているのかもしれません。それに久しぶりに投稿を見た常連さんもいました。
 なかには、「冤罪を防ぐ一番の方法は刑罰を廃止することだろう。」という意見も出ていました。  エントリ名は、「死刑に対する朝日の見識の続編」です。 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/24-190901.php
 私もかねてから死刑判決というのは、刑事司法の最前線であり、究極の姿というイメージがあり、そこそこ勉強もしてきました。死刑を求刑される事件というのは、重大事件であるとともに、世間の関心も集め、マスコミも大きく取り扱う例外的な事件というイメージもあります。裁判官も重大な結果を出すわけですから、それは特に慎重な審理にならざる得ないでしょう。  また、死刑判決が出るような事件は、ほとんどの場合、現場当事者である被害者がお亡くなりになり、間接的な関係者の供述、証言に依拠する傾向が強いとも考えられます。
 私の事件というのは、事件現場において唯一の当事者であった被害者が、救急搬送中の救急車内で意識不明となり、意思表示ができない状態で、判決を受け、その一審判決が最高裁まで維持され、確定したものです。もともと裁判所が再審制度を利用することで、長期に渡る事実上の審理を継続させてきたと考えられるのですが、今から5年ほど前を境に、対象が裁判所から、金沢地方検察庁に移っており、これはネットを使った情報公開とほぼ重なる時期です。
 元検弁護士のブログのエントリでも、死刑制度と冤罪の相関関係が当然のように俎上にのぼっていましたが、冤罪を防止するために、刑罰を廃止すべきという極論はともかく、それだけ密接な関係があるということでしょう。  ところで、私の事件の場合、冤罪というには該当しないと思っています。なにより、私の実行行為や被害者の受傷という外形的事実に関しては、一切争いの余地などなく、いわば私の自己申告のようなものでしたが、疑念をもたれて追求を受けたり、反証を示されるということも一切ありませんでした。  これまでにも何度か書いてきたことだと思いますが、今一度整理しますと、事件の発生が、平成4年4月1日、初公判が同年6月18日、結審が同年6月30日で、判決が出たのが同年8月3日でした。  判決公判は、判決の言い渡しだけだったので、実質的な審理というのは二回だけで、いずれも短い時間でした。時計を見ながらというわけでもなく、ずいぶん前の記憶なのではっきりしませんが、結審の公判の方が時間が長く、それでも長くて一時間程度であったように思います。  また、この6月30日の公判の冒頭であったと思いますが、江村正之検察官から、被害者の意識が戻ったという突然の説明が出ました。たった今、考えてみると、国選弁護人であった岡田進弁護士は、そんな重要なことも被告人である私に知らせていなかったのかもしれません。弁護人自身も初耳だったという可能性もありますが、だとすれば、知らせなかった検察官にも問題がありそうです。公判の直前に意識が戻ったという報告がなされたという可能性も否定することはできませんが。  これも記憶が曖昧ですが、その時点で、意識は戻ったけれど、事件に対する記憶の方もはっきりしておらず、話を聞ける状態ではないという説明がなされていたかもしれません。  私は、その後、刑が確定し服役していた福井刑務所で、事件の一件記録を受け取ることになり、意識が戻った状態における金沢西警察署の刑事が作成した報告書を読み、これはgooの方であったか、だいぶん前にデジカメで写した写真か、調書をスキャナでスキャンしたものを公開しているはずです。しかし、今考えると、その報告書というか調書の作成期日を確認していませんでした。  また、一審の公判記録も手元にあり、これもデジカメで写して公開するつもりでいたのですが、元検弁護士のブログの反応で、すべてとりやめにした経緯があります。
 こんなことを書いていても、アクセス数が少ないと人の目にとまる機会が少なく、何度も同じことを書く繰り返しになるので、これまで書かなかったことであり、そんなことは他にも沢山あります。あくまで私個人の受け取り方にもなりますが、元検弁護士のブログの反応というのは、それだけ大きなマイナス効果を私に及ぼし、進展を大きく阻害したのも事実です。
 あと、脅迫まがい、という言葉について少し述べておきます。平成15年の1月か2月、私は金沢地方検察庁の天山さんに、「求意見書」に記載したような暴言を吐きました。これは、日曜日に元検弁護士のブログのコメント欄でリンクで紹介した過去のエントリにも一部が引用されていました。 死刑に対する朝日の見識 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php
No.128 廣野秀樹さん | 2008年6月22日 22:49 | CID 157706  (Top) >No.122 みみみさん  特定の検事というのは、誰のことでしょう。本に出ていた検事さんですか?  それとも、私の事件の担当検事ですか?  後者ならば、平成15年の1月頃時点で、金沢地方検察庁の担当者が、直接○○検事に話を聞いてみればいかがですか、と言っていました。  私としては、マスコミが取材する方が筋だと考えておりますし、場合によっては、国会で尋問されるべきでしょう。  私を批判するのはけっこうですが、次のような経過のあることも念頭に置いて頂きたいです。 <■[告訴事件]金沢地方検察庁の対応> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20060731/1154353895  まさか、本に出ていた検察官の名誉に覚悟ということもないでしょう?
 ここに、 > そういえば、求意見書に少し書いた返送時のことについてももっと詳しく書く予定でいたのですが、時間も遅くなったので、しばらく先送りにさせて頂きます。
と書いてありますが、私自身ずいぶん久しぶりに読んだもので、とっさにはなんのことかわからなかったぐらいです。思い出したので、書いておきますと、私は畳み掛けるように、「お前、誰に向かってものいうとるんじゃ」と言い、「廣野さんですよ」と言われたので、「ほんなこと、わかっとるわい、子供みたいなこというとるな」と言い、さらに、判決謄本を送ってくるように迫ったのです。  しばらく間をおいて、「それでは上司と相談してみます。」というような返事が出たので、「冗談や、本気にするな。」と言いました。さらに、「どうせ、馬鹿やと思っておるんやろ。」と言ったところ、真面目な声で、「そんなことないですよ」と言われました。  検察は、エリート意識が強く、プライドもすこぶる高いと聞くことがあったので、自分や事件に対する認識の程度などを試したのです。  そのうえで、「俺は、これから得体の知れない危ない組織のような連中を相手に、行動を始めることになる、最悪殺される可能性もあると覚悟した上でのことや、万が一の時は、必ず骨を拾ってくれ」というようなことを伝えたのです。  だいたい、上のような意味であったと思いますが、正確な言葉については、はっきり思い出せなくなっています。また、そのまえに「ボケナス」とも言ったことは覚えていて、書き忘れた、という思いもありました。  ネットでの情報発信も、このようなところからスタートしています。  求意見書に書いた部分を前段とすれば、今回初めて書いたのは後段の部分ということになると思いますが、両方を合わせると、意味も印象もかなり違ってくるはずで、現在の被告訴人らを追い詰めすぎず、刺激をしないというのが、主な目的でした。  これも、情報発信、公開において、ひとつの区切りになろうかと思います。
≪つづく≫
参考エントリ: <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 元検弁護士のブログについて<2> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063 元検弁護士のブログについて<3> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962 元検弁護士のブログについて<4> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214402638 *1214474627*妄想を膨らませた末に計画を実行 「自分を気に入るかもと思った」=マンション女性殺害で星島容疑者−警視庁 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000072-jij-soci
6月26日15時1分配信 時事通信  東京都江東区のマンションに住む会社員東城瑠理香さん(23)が行方不明になった事件で、殺人容疑で再逮捕された星島貴徳容疑者(33)が警視庁深川署捜査本部の調べに「支配下に置けば、自分のことを気に入ってくれるかもしれないと思った」と供述していることが26日、分かった。  部屋にはわいせつな雑誌があったほか、いきなり殴り付けていたことも判明。捜査本部は同容疑者が妄想を膨らませた末に計画を実行に移した経緯を追及している。 
 私の事件も一部で似たような印象を与えているかもしれません。 *1214474760*[刑事事件]拘置所内から架空請求 拘置先に「金郵送を」 拘置所内から架空請求 拘置先に「金郵送を」 詐欺未遂容疑で男逮捕 熊本県警 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080626-00000021-nnp-l40
6月26日7時7分配信 西日本新聞  拘置所から郵便書留を送って架空請求詐欺を企てたとして、熊本県警捜査二課などは25日、詐欺未遂の疑いで、福岡拘置所小倉拘置支所(北九州市小倉北区)に拘置中の無職松下寛容疑者(36)を逮捕した。  調べでは、松下容疑者は5月30日ごろ、同県水俣市の会社役員男性(68)の自宅に「貸金請求通告書」と記した郵便書留を拘置支所内から郵送。男性の死亡した妻に借金があると偽り「相続権がある貴殿は支払う義務がある」として、返済金名目で百数十万円をだまし取ろうとした疑い。男性が不審に思い県警に相談。調べたところ、差出人の住所が拘置支所だったという。  松下容疑者と男性は面識はなく、県警は新聞の訃報(ふほう)欄などで、男性の妻を探し出した可能性もあるとみている。書留では拘置支所の住所の同容疑者あてに現金を郵送するよう指示していたという。  刑事施設受刑者処遇法で、拘置所では信書の検閲が認められており、証拠隠滅を示唆したり、誰かを脅迫したりする内容の場合は差し止めることができる。だが、「今回の文面に明確な犯罪性はなく、拘置所側が不審に思ったとしても差し止められなかったのではないか」と県警はみている。  松下容疑者は福岡県警などから恐喝などの容疑で逮捕、起訴され公判中。同時期に拘置支所から数十通の郵便書留を送っており、熊本県警は余罪を調べる。 =2008/06/26付 西日本新聞朝刊=
みのもんた司会のお昼の番組で知りました。  本当に驚きましたが、拘置所側は知っていて犯罪の成立を待っていたとしか考えられません。  内容証明郵便を使っていたそうですが、これにはたぶん、特別な許可が必要なはずです。私の経験では、B4用紙を入れる大型封筒を使うにも願箋(がんせん)という特別な手続きと許可が必要でした。  特別と言っても、拘置所でも願箋だらけでした。上申書の作成にも認書作成許可が必要であり、これはたしか、主席矯正処遇官宛だったと思いますが、大型封筒の購入には、会計課長殿と書いていた覚えがあります。  自分の場合、内容証明など使ったことはなかったし、聞いたこともありませんでしたが、拘置所から私選弁護人宛に、電報を出したことはありました。特別な許可が必要であったかは覚えていません。 *1214428756*「先生が殺したら殺人犯になるから、自分で死ねよ」 教諭が小6男児に「自分で死ね」 札幌市教委が懲戒処分 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/156081
札幌市立北九条小の20代の男性教諭が昨年11月、当時6年生の男児に「自分で死ねよ」と発言したり、6年生全員に体罰を加えたりしたことが分かり、同市教育委員会は25日、この教諭ら3人を減給1カ月などの懲戒処分にした。  市教委によると教諭は昨年11月9日、6年生が学芸会の練習で体育館に集まった際、騒いで来たため2クラスの計45人全員を約1時間廊下に立たせた。「最上級生としての自覚」をただし、「死ぬ気でやります」と答えた男児に「先生が殺したら殺人犯になるから、自分で死ねよ」と言った。
 こういう教師がいても不思議がないというか、世間がさほど驚くとは思えません。  ただ、モンスターペアレントの問題もあるので、それなりの事情、経緯があったのかとも想像しますが、そのあたりも、感覚と想像力に関係しそうです。 *1214427822*[2008]犯罪被害者抗議問題、元検弁護士の感覚と想像力 犯罪被害者・遺族も抗議 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/25-215624.php
私の感覚によれば、こういう反応がでてきて当然だと思います。  素粒子の筆者(及び編集者)に想像力が欠落しているのだと思います。政治家としての鳩山法相しか見えていなかったのでしょう。  制度論については一通りの知識があるのかも知れませんが、1件の死刑の執行をめぐる多くの関係者の思いとその思いの重さ、深刻さというものを全く考えてなかったのでしょうか。  要するに、命の重さを考えていなかったと言わざるを得ません。  殺人事件や死刑の執行をニュースのネタ程度にしか考えていなかったのではないかとさえ思えます。
 朝一番、元検ブログの最新エントリになっていました。  感覚と想像力の、関係というのも意味がありそうです。詳しくは別エントリにて言及します。 *1214574520*[検察]法秩序の維持に当たるべき職員 窃盗:男性事務官が酒に酔い自転車盗む−−東京高検処分 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080626ddm012040028000c.html
 東京高検は25日、30歳代の検察事務官の男性が酒を飲んだ帰りに自転車を盗んだとして、減給1カ月(100分の5)の懲戒処分にしたと発表した。事務官は窃盗容疑で書類送検されていたが、東京地検は同日、所有者に謝罪したことなどを理由に不起訴(起訴猶予)とした。  高検によると、事務官は6月14日午前2時過ぎ、東京都足立区のマンション敷地に置いてあった自転車を盗んで数百メートル走った先で、警察官の職務質問を受けたという。鈴木和宏・同高検次席検事は「法秩序の維持に当たるべき職員が事件を起こし、誠に遺憾」と話した。【岩佐淳士】 毎日新聞 2008年6月26日 東京朝刊
 微罪でもあり不祥事として取り上げるつもりはなかったのですが、「法秩序の維持に当たるべき職員が事件を起こし」が気になったので、ご紹介しておきます。 *1214573734*[裁判員制度」裁判員に対する報復の懸念 裁判員に対する報復の懸念 http://d.hatena.ne.jp/Barl-Karth/20080623#1214229562
Barlの問い  ○○支部長! 休みの日は終日官舎に籠もっているそうですが,気晴らしはないんですか? ○○支部長回答(暗い表情)  官舎にアップライトピアノがあるので,ショパンとかモーツァルトのピアノ曲を弾いてストレス解消しています。バッハですか? まぁ嫌いじゃないけど,あのようなカチカチコチコチした曲を弾くと頭や肩がこるんですよ。右手と左手で全然違うフレーズを弾くわけでしょう? バッハはストレス解消になりませんですね。 Barlの問い  街中のスナックや飲み屋に繰り出して,美人ママに悩みを打ち明けたり近隣住民と酔っぱらい同士で馬鹿話をしたりしたら良いんじゃないですか? ○○支部長回答(益々暗い表情)  僕もそうしたいと思っているんですよ。でもこの支部は人口数万人の狭い町を管轄しているでしょう。飲み屋で事件関係者に鉢合わせするとバツが悪いすからね・・・(仕舞いに泣きそうな表情になる。「裁判官なんて官舎と裁判所の往復で一生を過ごすのだから,無期懲役囚みたいなものです」とかクダを巻いていた。同支部長も3年間田舎支部長を務めて,首都圏の高裁に転勤した様子)。  岡口基一裁判官は,現在大阪高裁左陪席のご様子ですが,これほどの大都市であれば,隣にいる酔っぱらいオヤジが事件関係者である可能性は,圧倒的に低いです。大都市圏の裁判官は,匿名性が確保されます故,酔っぱらってその辺でゲロを吐いたり,カラオケで高歌放吟したり,バーのママに絡んだりしても<裁判官の威信を害する非行>として摘発されることはないのですね。 2 裁判官は,短ければ2年,長くても4年で転勤する。仮に被告人・被害者から恨みを買っても「1」のような庇護の下,その期間をやり過ごせば,お礼参りの可能性はほとんどなくなる。 これに対し,裁判員の置かれた立場はどうだろう。 1 裁判員となる人は,裁判が行われる地域コミュニティの住民である。そこにマイホームを建て,子どもや孫を地域の学校に通わせ,自治会に属してゴミステーション当番やら盆踊りやらをやっているわけだ。地域コミュニティには,被告人関係者や被害者関係者がメンバーに属しているかもしれない。自宅がどこにあるか・どこに勤務しているかなど隠しようがない。  裁判官という「雲の上の人々」に比べればその環境上の違いは,これ以上の説明を要するまでもない。 2 確かに裁判員に対する暴力的なお礼参り,明白な嫌がらせは,実際心配するほど発生しないかもしれない。しかし,前記したとおり,被告人・被害者関係者は近隣住民かもしれないのだ。根も葉もない誹謗中傷・陰口に悩まされ,子どもや孫がいじめを受ける可能性は,否定できないのである。  被害者関係者からは「裁判員の○○さんが『懲役15年』と大きな声で意見を言ったおかげで,刑が軽くなった」とうわさ話をたてられるかもしれない。逆に被告人関係者から「裁判員の○○さんが『被告人は犯人に間違いないはずだ」と述べたばかりに有罪になってしまった」と言うようなうわさ話もあり得る。裁判員であった○○さんは,終生にわたる守秘義務を課せられており,このうわさ話を打ち消すような言論−俺は合議の際そんな意見を述べていない云々−は絶対にできないのである。  そのようなやるせない秘密・言いたくてもいえない意見を抱え込みながら,○○元裁判員は,地域社会から逃げ出す−転勤−すべもなく子々孫々汚名をきて生きていかなければならない。 3 報酬  裁判員裁判の責任者である部総括(地裁裁判長)は年間2000万円近い報酬を受けている。人の命を奪ったり(被告人から恨まれる)無罪放免としたり(被害者から恨まれる)そういう気苦労の多い仕事,尋常の精神では耐えきれない仕事,場合によっては体を張らなければいけない仕事である。だから,国民は,その血税から,裁判官報酬を支払っているのである。このような仕事を日常としている裁判官を,私は尊敬している。裁判官は,そのような「本来神でなければできない<裁き>」を自らの自由意志でその職としたのである。  対して,裁判員はどうだろう。1日1万円の日当で,人の命を奪い,無罪放免としたり,そんな仕事をできるだろうか? 呼び出し状で否が応でも徴用されたに過ぎない裁判員に,かくも厳酷な負担を課するのは,どう考えても憲法違反だろう。
 元検弁護士のブログで知りました。
裁判員に対する報復の懸念(Barl-Karth先生のブログから) http://www.yabelab.net/blog/2008/06/27-103926.php
裁判員制度の導入が現実化した当時から思っていたことなのですが、  裁判員制度を導入しようとしている諸先生方は地方の実情というものを考慮に入れているのだろうか?  という疑問を感じていました。  地方にはいまだに、ドンみたいな人がいます。  地元の主要企業の経営者だったり、やくざの親分だったりしますが、表だけでなく裏にも隠然たる力を持っている(少なくともそう思われている)人がいます。  大都市でもいると思いますが、地方では住民がかなり身近な存在として意識しています。  そういう人またはその関係者が被告人になったり被害者になったりした事件を地元の住民で構成される裁判員で裁判したらどうなるのだろうか、というかなり強い危惧感を覚えていました。  そのような懸念を抱くのは私だけではないわけでして、Barl-Karth先生も以下のようなエントリを書いておられます。  裁判員に対する報復の懸念    私が、某地方都市で検事として赴任し2年くらいたったある日、道で若い男性に突然挨拶されて「その説はお世話になりました。」と頭を下げられました。  そのときは誰だっけと思いましたが、しばらくして思い出しました。  1年ほど前に何かの罪で私が取り調べて起訴した暴力団員の若い衆でした。  何が言いたいかといいますと、地方都市では裁判関係者が事件関係者と町中で遭遇する機会が決してまれではないということです。  私の場合は、言葉通りに「お世話になりました。」という感じでしたが、「あのときは世話になったな。月夜の夜道ばかりでないぞ。」とすごまれることも考えられるわけです。    Barl-Karth先生のブログで引用されている日本裁判官ネットワークオピニオンのページの伊東武是神戸家庭裁判所判事の  ということで,心配を解消していただければと思う。  というご意見は、能天気にすぎないかな、という感を禁じ得ないわけです。  もちろん、お立場からのご意見であろうと思いますが。  (報復声明などで,裁判員に対する報復が現実に心配される事件は,裁判員裁判をしないで,職業裁判官だけですることになっている。裁判員法3条)  という対策が取られるとしても、地元の空気というものには、官舎暮らしの裁判官より地元住民の裁判員のほうがはるかに敏感であることは否定できないだろうと思います。
 今ひとつコメント欄の議論も盛り上がってはいないようですが、空気を読まなきゃ、言いたいことも言えなくなっているのかもしれません。私は、事実上粛正、抹消されたわけですし、脅迫紛いと決めつけるすさまじい攻撃もありました。なんか、このエントリを見ていても、やはり不都合な裁判員制度をぶっつぶすことが目的のような気がしました。ずっと前から薄々思っていたことですが。  しかし、私のブログのアクセス伸びないですね、さらに低下しているようです。<4>では、メールで金沢地方検察庁にご案内し、また、数件の弁護士会にもメールで送信したのですが。
 このエントリもジャーナリストの方々にメールで送信しますね。十分なご説明をしていないままですが、よろしくお願いします。しっかり記録しておいてください。いずれマスコミに責任転嫁や爪牙を向けてくる可能性もありうる問題のように思えるところです。
 書いておきたいことも色々あるのですが、明日は、深夜に裁判員をテーマにした討論番組を見たいので、本日は、早めに休む予定です。 *1214559773*[社会]『他人や環境のせいにする』傾向が強い、新化型うつ病 若者に急増する“新化型”…「うつの真実」 http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008062535_all.html
うつ【従来型と新型の傾向比較】(クリックで拡大)  受診待ちが出るほどの“うつ病”の急増。その背景には精神科に受診しやすくなったこともあるが、顕著なのはいまや4割を占めるといわれる“新型”の出現。いったい従来のうつ病と比べて、どう違うのか。  【症状】  近年、臨床医を悩ませている急増中の“新型”。特徴的なのは、仕事や日常生活がままならないことに対して従来型の『自分を責める』のではなく、『他人や環境のせいにする』傾向が強いこと。「会社が悪い」「上司が悪い」「異動させられたのが悪い」などの言葉が口癖のようにかいま見られる。  「ほとんどが20−30代前半の若い世代に発症して、逃避型や回避型などと呼ばれている」と話すのは、日本精神神経学会理事で池上クリニック(川崎市)の池上秀明院長。さらに、気分の落ち込みが継続する従来型と違って、会社で仕事をしていると重くなる。  【原因】  本来、うつ病の原因には、真面目で責任感が強いなど本人の素質による“内因”と、職場環境や人間関係などの“外因(環境因)”があり、双方がからみ合って発症している。  外因が強いようなケースでは環境を変えてやるだけでも“抑うつ状態”は比較的よくなる。一方、内因の方が強い場合には薬は効くが重症化しやすい。ところが新型の場合、一見、会社に問題があるように思えるが、そこがフェイント。「本当の原因は当人の心の構え方にあるので、たとえ会社の環境を変えてもあまりよくならない」など、原因の究明が一層複雑になっているのが特徴だ。  【治療】  “うつ”の悪化自体は抗うつ薬で抑えられるが、根治的な治療をするにはカウンセリングを要し、時間もかかる。  「試行錯誤を繰り返しながら年齢を重ね社会に妥協できるようになれば、少しずつ心の構え方も改善されていく」と長い目でみることが肝心だ。  「周囲では少し“わがまま”に映るが、このタイプのうつ病が増えていることの理解とサポートが重要」と池上院長。  上司と部下の溝を深める新型のうつ病。蝕まれる前に会社単位の対策が必要だ。 ZAKZAK 2008/06/25 Ads by Google
 昨日のボツネタのエントリとして紹介されていましたが、先ほど読みました。そういえば、数日前にも報道番組ZEROで、50代あたりの女性に新しいタイプの精神病が増えている、という特集をやっていました。夫と離婚か死別をしているという共通した特徴もあり、妄想で隣近所に迷惑をかけているとか。
 まさに、私のブログに対する少なくはないはずの評価にも当て嵌まりそうです。ツッコミどころでもあれば、盛り上がっていてもよさそうですが、そういう現象も出ないところにも、不可解さがあります。 *1214558639*[刑事裁判」弁護側「統合失調症で妄想に支配されていた」、死刑求刑に無罪判決 無罪判決:家族3人殺害の男性に 心神喪失状態と判断  http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080627k0000e040076000c.html
 約9年間自宅に引きこもった末、両親と姉を殺害したとして、殺人罪に問われた茨城県土浦市、無職の男性被告(31)に対し、水戸地裁土浦支部の伊藤茂夫裁判長は27日、無罪(求刑・死刑)を言い渡した。犯行時に心神喪失状態だったと判断した。  男性は04年11月24日、自宅で、父(当時57歳)、母(同54歳)、姉(同31歳)を包丁や金づちで殺害したとして起訴された。男性は専門学校を中退後、19歳ごろから自宅に引きこもっていたという。  検察側は捜査段階の精神鑑定が完全責任能力を認めているうえ、同年6月ごろ父と口論になった後、包丁と金づちを購入していることから「動機や計画性がある」と主張。弁護側は、公判段階の鑑定が「心神耗弱状態で、心神喪失も否定しない」という結論であることから「統合失調症で妄想に支配されていた」として無罪を主張していた。【扇沢秀明】
 統合失調症とは、個人的に最近になって目にするようになった用語です。そういえば、ずいぶん前から「精神分裂病」という用語は見かけなくなっていましたが、似たようなものかもしれません。ただ、同じ精神科医でも診断名はまちまちになることが少なくないと、以前、本で読んだ覚えがあります。  死刑の求刑に対して、無罪判決と言うのも珍しそうです。 *1214644301*[刑事裁判]合意と誤信、強姦罪(求刑懲役5年)で無罪判決 強姦に問われた男性無罪=相手14歳、「合意と誤信」−大阪地裁 (時事通信) http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_district_court__20080627_3/story/080627jijiX350/
 14歳の女子中学生を乱暴したとして強姦(ごうかん)罪に問われた元運送業の男性被告(25)に対する判決公判が27日、大阪地裁であり、横田信之裁判長は「合意があったと誤信した」として無罪(求刑懲役5年)を言い渡した。  同裁判長は、中学生から電話で会う約束をし、男性との交際を了承したことから「中学生が性行為を受け入れたと誤信した可能性を払しょくできない」と判断。抵抗できないほどの暴行、脅迫もなかったとした。  公判では、捜査段階の自白調書6点を任意性がないとして却下。同裁判長は、これらについて自白の押し付けがあったと認定した。  言い渡し後、同裁判長は「人間として深く反省し、二度としないように」と諭した。  男性は昨年6月12日午後9時ごろ、大阪市城東区の神社横に止めた車の中で、中学生に覆いかぶさって乱暴したとして起訴された。  清水治大阪地検次席検事の話 判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい。  [時事通信社] [ 2008年6月27日17時32分 ]
 ボツネタで知りました。  いろいろと考えさせられるところがありますが、別の機会に述べます。 *1214750449*[司法]出世欲が満たされず、後ろ向きにこだわり続ける人々 無罪判決を書く裁判官は出世できないか? http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080629#1214706322
私のように、検察庁で冷遇され出世に縁がないままドロップアウトした、見方を変えれば放逐されたことを根に持たず、前向きに生きることを目指している、というタイプは、どちらかというと少数派であり、法曹というものは自信過剰な人が多いだけに、出世(自分はこの程度まではなれたはずだ、という主観的な目標)欲が満たされなかったことをいつまでも根に持ち、後ろ向きにこだわり続け、その原因を、自分ではなく他に求める人は非常に多い、という実態があります。そういう、原因を他に求める中で、「無罪を書いたからだ」などということが、まことしやかに語られる場合もあり、「そうではない」という完全な反証が困難であるだけに、そういった話は一人歩きしがちという厄介な面もあります。この種の話を聞く場合には、そういった危険性ということも念頭に置く必要がある、ということも感じます。
 落合弁護士のブログからです。普通の感覚からすれば考えにくいところもありそうな気がするのですが、体験者が語る、でもありますので、そういうこともあるのでしょう。  私のことも、後ろ向きにこだわり続けているという、印象をもっている人もいるのかもしれません。恵まれていても満足することがなく、本当に恵まれることがなかった人のことも理解できない、という人もいそうが気がします。ちなみに、自分はまだ恵まれている方のような気もしていますが、やはり期間が長すぎます。さらなる負担を強いられる人も出そうな気がしますが、確率は確かに低く、気がつく可能性も低いのかもしれません。  まあ、今回は、つぶやきのようなものです。
 ついでになりますが、土日は、元検弁護士のブログが大幅なブログシステムの模様替えをしていたようです。  自分は土曜日が仕事で、金曜日の深夜の裁判員制度の討論番組を、勘違いから見逃してしまいました。たかじんの委員会でも裁判員制度を否定的なテーマにしていましたが、これは観ました。 *1214835330*[社会]大阪・富田林市役所に車突っ込む 「福祉に不満」男逮捕 大阪・富田林市役所に車突っ込む 「福祉に不満」男逮捕 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/157280/
 30日午前9時10分ごろ、大阪府富田林市常盤町の同市役所正面玄関のガラス扉に乗用車が突っ込んだ。乗用車の後部座席にはLPガスボンベやポリタンクなどが大量に積まれており、運転していた男が市職員らにペットボトルを投げつけたり、ライターを取り出すなどしたため、市の契約職員(61)が取り押さえ、駆けつけた富田林署員が男を威力業務妨害と建造物侵入で現行犯逮捕した。  引火や爆発はなかったが、男を取り押さえるのを手伝った市職員(35)ら2人がガラスの破片でひざを切るなどの軽傷を負い、病院に搬送された。  調べでは、男は同市西板持町の府営住宅に住む無職、井川道雄容疑者(61)。井川容疑者は「市の福祉への対応が悪く、死ぬつもりで突っ込んだ」などと話していたという。  富田林市消防本部によると、正面玄関はガラスの2重扉。乗用車は1枚目のガラス扉を破って2枚目のガラス扉にぶつかって止まった。現場から「煙が上がっている」との通報があったが水蒸気とみられ、燃焼はなかったという。  車内には、LPガスボンベ3本のほか、灯油とみられる液体が入った10リットルのポリタンク3個、カセットコンロのボンベに液体の入った1リットルのペットボトルを粘着テープ張りつけたもの5セットが積まれていた。  同消防本部は「引火すればかなりの火炎があがったはず」としている。
*1214835143*[社会]振り込め詐欺、過去最悪だった平成16年の約284億円を上回るペースで悪化 振り込め詐欺、1カ月で25億円 最悪ペース続く http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/157399/
 振り込め詐欺による今年5月の被害は2013件、被害額は約25億6000万円となり、4月(2182件、約33億3000万円)に比べてやや減少したことが30日、警察庁のまとめで分かった。  今年1~5月の5カ月間の被害額は既に約137億4000万円に達し、前年同期比63・7%増。過去最悪だった平成16年の約284億円を上回るペースで悪化している。  このうち現金自動預払機(ATM)の操作を指示して現金をだまし取る還付金詐欺の5月の被害は544件で、被害額は約5億6000万円。  増え続ける振り込め詐欺に対応し、警察庁は6月11日、「振り込め詐欺対策室」を設置するとともに、全国の警察本部に対策の強化を指示している。
 報道の方はめっきり少なくいつようですが、さらに悪化しているとは意外でした。   *1214834214*[テレビ]月曜ゴールデン「弁護士一之瀬凛子」 月曜ゴールデン「弁護士一之瀬凛子」 http://tv.yahoo.co.jp/bin/search?id=13731846&area=ishikawa
My番組表に登録 My番組表に登録する ~死体を背負うホームレス男性!私を死刑にしてください…美人敏腕弁護士&正義の新人クンがセレブ斜塔とホームレス容疑者の謎に迫る!
 初めの方は、観ていなかったのですが、意外な展開で、考えさせられるところがありました。最後の方の死体を背負う場面に、音楽が流れていましたが、金沢刑務所の拘置所でも時報がわりに聞くことがあった思い出深いメロディーでした。たまに耳にしますが、題名を忘れました。確か、ヨーロッパの地中海に近いあたりの地名に関係のあるような曲名であったかもしれません。お昼のみのもんたの番組の途中に、JA石川のCMが流れることがありますが、これも同じメロディを使っています。なんか、裁判とかにもマッチするような音楽なのかもしれません。 *1214824172*<女子中学生殺害>事件のもみ消し、住民数万人の暴動に?貴州省 <女子中学生殺害>事件のもみ消し、住民数万人の暴動に?貴州省 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000002-rcdc-cn
6月30日6時20分配信 Record China 拡大写真 28日、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県で住民数万人の暴動が発生、政府庁舎が燃やされる事態にまで発展した。女子中学生の暴行殺害事件を警察がもみ消したとのうわさが広がったことが原因と見られる。写真は暴動の現場。 2008年6月28日、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県で住民数万人の暴動が発生、政府庁舎が燃やされる事態にまで発展した。 事件の発端となったのは15歳の女子中学生の死だった。性的暴行を加えられた後殺害されたが、加害者が警察とつながりがあり事件をもみ消した。調査を要求した同級生や被害者家族が逆に警官に暴行され、殺害されたなどのうわさが広がり、暴動へと発展した。 【その他の写真】 数万人とも伝えられる暴動参加者は政府庁舎を取り囲んだほか、パトカーなど車数十台を燃やしたと伝えられている。Youtubeなど動画共有サイトでは炎上する車など現地の様子を映したビデオが掲載されている。(翻訳・編集/KT)
 たまたま見つけましたが、数万人規模というのは、ちょっと想像もつかないような規模です。 *1214823809*[刑事裁判]神戸の強盗殺人事件被告に無罪判決「合理的な疑い残る」 神戸の強盗殺人事件被告に無罪判決「合理的な疑い残る」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000042-yom-soci
6月30日15時38分配信 読売新聞  神戸市中央区の質店で2005年10月、経営者の中島実(まこと)さん(当時66歳)が殺害され、現金が奪われた事件で、強盗殺人罪に問われた同市灘区篠原本町、電気工緒方秀彦被告(49)の判決公判が30日、神戸地裁であり、岡田信裁判長は「被告を犯人とみるには合理的な疑いが残る」として無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。  緒方被告は昨年9月の逮捕以降、捜査、公判を通じて、「中島さんの店で、一緒に酒を飲み、話をしたが、殺していない」と、一貫して否認していた。  緒方被告は05年10月18日午後6時から8時30分までの間に、質店内で中島さんの頭を鈍器のようなもので何度も殴って殺害し、約1万円を奪ったとして、起訴された。 最終更新:6月30日15時38分 読売新聞

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