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告発状作成中

2021年3月28日日曜日

2008年「元検弁護士のブログについて」という記事の再編集による転載

あなた自身が被害を与えた被害者その他関係者の実名を_2013年03月05日15時39分17秒.
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- hatena-diary_20080623 - 告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/2008/06/23/000000  


*[2008]元検弁護士のブログについて<1>

http://www.yabelab.net/blog/
 本日、長い間、多数回に渡りコメント投稿を続けてきた「元検弁護士のつぶやき」において、ブログ主であるハンドル名「モトケン」さんから、排除というか退場の宣告を受けました。
 最終的な通告は次のとおりです。
死刑に対する朝日の見識<--エントリ名
http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php


No.179 モトケンさん | 2008年6月23日 09:12 | CID 157824  (Top)

 ブログ主がPCが使えない状況のときに限ってこういうことになってしまうんだな、とため息まじりに思っておりますが、それはともかく

>No.138 廣野秀樹さん

>覚悟はよろしいですか?

 この一言で私も腹を決めました。
 
 つい最近退場勧告(事実上のアクセス禁止勧告)をさせていただいたtmxさんが、その後に示した私とこのブログに対する配慮に比べてあなたの対応は他者への配慮がなさ過ぎます。

 今後、このブログに対する廣野秀樹さんの投稿を認めません。
 発見次第削除します。

 なお、コメント投稿の自粛を表明されている方が複数おられるようですが、私としてはその必要はないものと考えております。
 というか、投稿の早期再開を希望しています。



 このように有無をいわさぬ処分であり、巻き添えで退場処分になった人もいたようです。これも同じエントリです。


No.180 通りすがりXさん | 2008年6月23日 10:25 | CID 157838  (Top)

モトケンさん何をそんなにおびえているのですか?

廣野秀樹さんに釈明を求めたのはあなたですよ。

最後まで人の話を聞くぐらいの器量は持ち合わせてませんか?

(以下、ブログ主)
これまでのいきさつを知らない人にとやかく言われる筋合いはありません。
知って言ってるなら釣り認定です。
いずれにしても、今後あなたのコメントも削除します。
場外乱闘ならご自由にどうぞ。
(以上、ブログ主)

 




No.183 通りすがりXさん | 2008年6月23日 10:51 | CID 157844  (Top)

>いずれにしても、今後あなたのコメントも削除します。
>場外乱闘ならご自由にどうぞ。

了解しました。

最後に退場処分の理由だけ教えてください。

主に逆らうとそく退場がこのブログのルール?

(以下、ブログ主)
最大の理由はコメント欄における議論の流れを妨げたり混乱させること。
それ以外は、ケースバイケースの判断
例えば、ブログ主以外の者に対する侮辱など
その他、すべてブログ主による裁量的判断
(以上、ブログ主)




 以前にもアクセス禁止の警告を受けたり、コメントを丸ごと削除されたこともありました。
 どうもブログ主の意向というだけでなく、常連のコメント投稿者の方々から、多数苦情が出ていたみたいですが、元はといえば、ブログ主の対応に影響され、同調されたのかもしれません。
 私がなぜ、このブログに頻繁なコメント投稿を行って来たのか、その理由をまず先に述べておきたいのですが、昨夜は夜なべの投稿になり2時間半ほどしか寝ていないので、少しずつ連載で書いていきます。
 なお、先日から「2008」というカテゴリを設け、このエントリもそれに含めていますが、これは次回、金沢地方検察庁提出の告訴状において、参考資料として内容を印刷したものを添付するという趣旨、目的です。


 Googleで「元検」と検索を掛けると一番目にこのブログが来ます。いましたが確認をかね実際に試してみたのですが、二番目に、ちょうど指摘しておきたかった内容のエントリがヒットしました。
 ずいぶん長文のエントリなのですが以下部分的に引用します。


「有罪率99%」は謎か異常か?
http://www.yabelab.net/blog/2007/01/24-200558.php


 検事は、事件の起訴不起訴を決める際の事実認定にあたって、全ての証拠の証明力を、有能な弁護士による批判にさらされた後の状況を想定した上で、それらの証拠を裁判官はどのような評価をするであとうか、という目で検討し、弁護士による批判に晒されたとしても裁判官が有罪とするに足る証拠があると判断したときにだけ起訴する、というのが原則です。
 つまり、裁判官の立場に立って事件を考えて、裁判官が間違いなく有罪にすると認められる事件だけ起訴しているということです。


とのことですが、メディアはともかく、検察が無罪事件を「深刻なスキャンダル」と受け止めることはしません。
 たしかに、英米の検事より日本の検事のほうが無罪判決を重く受け止めますが、原則として反省材料として検討するのであって、「スキャンダル」と呼ぶのは不適切です。


 ともかく、検察が「きびしい『品質管理』を行って起訴の条件をきわめて保守的に設定する。」というのは間違っていないです。
 こういう検察の姿勢については検察内部の一部(例えば私^^)にも若干の批判はあるのですが、マスコミの報道姿勢などとも関係する大きな複雑な問題ですので、そうそう簡単には変わらないと思っています(後でも触れます)。


 これは池田信夫氏が何人かの裁判官に取材された結果か、誰かの取材結果を参考にされたものでしょうか?
 もっとも、私も伝聞ではありますが、「検事が起訴したんだから有罪じゃないの。」と口にした裁判官があるやに聞いています。(←こういう裁判官は早く辞めたほうがいいです)
 無罪判決の数または割合と裁判官の処遇との関係についてはよくわかりません。


 この部分の論旨が必ずしもよくわからないのですが、「冤罪の原因としてよく問題になる警察の『自白中心主義』も、このように行政の力が強いことが一つの原因だ。」の部分の「行政の力が強いこと」というのが何を意味しているのか測りかねています。

 日本の刑事訴訟法も当事者主義構造を基本としていますから、検察官の起訴がなければ訴訟は始まりません。

 そして警察による捜査は検察官が起訴不起訴を決めるための証拠収集手続という位置づけです。

 また法律家からみた「自白中心主義」というのは、自白の証拠価値を大きく認める考え方ですが、警察が(検察もですが)自白中心主義に陥る最大の原因は、行政の力ではなく、証拠評価者である裁判所が自白の証拠価値を認めて有罪判決のために自白を強く要求するからであると考えています。

 但し、その結果として「『お上』の決めた罪状を被疑者に認めさせるという捜査手法になりやすい。」という傾向はあります。

 この場合の「『お上』の決めた罪状」というのは、警察が考えた事件の構図のことです。


 この問題は、以前から「検察ファッショ」という表現で批判されてきました。
 検察が裁判官以上の慎重さで起訴不起訴を選別しているので、裁判官の裁量の余地は相対的に小さくなり、結局、検察が有罪無罪を決めている、という批判です。
 私もその批判は当たっている面があると感じています。

 検察としては100%の自信がない事件でも、きちんと裁判所の判断を仰ぐという起訴のあり方もあっていいのではないかと考えることもあります。

 しかしそうすると、無罪率が増えます。

 無罪率が増えると言うことは、結果として無実の人が身柄を拘束され起訴されることが増えるということです。

 言い換えれば、結果的に不当起訴が増えるということです。

 検察が一方的に証拠判断のレベルを下げて有罪率を下げようとしても、マスコミは逮捕時点で犯人逮捕と報道し(実際はまだ被疑者)、起訴時点で有罪扱いです。

 簡単に有罪率を下げるわけにはいきません。
 重大な人権侵害の増加をきたすからです。

 最近、別のブログで有罪率99%以上というのは異常だという意見を目にしましたが、有罪率が下がるということはどういうことなのか理解した上での意見であったのか疑問があります。


 「検察が恥をかかないため」というのは適切ではないでしょう。
 そのような次元の話ではないからです。

 疑獄事件のような社会的地位の極めて高い被疑者を相手にする場合、場合によっては日本の経済全体や国政にも影響を与えることになりますから、検察がより慎重になるのは当然です。

 もし疑獄事件に対する検察のより積極的な態度を期待するのであれば、検察により強い捜査権力を与える必要があります。

 つまり、池田氏の言い方を借りれば、検察により強い行政の力を与える必要があります。

 やや、揚げ足取りの感もなきにしもあらずですが、池田氏のエントリは思うところを書いてみたい気にさせるところがありましたので、誤解があるかもしれないことを承知で書かせていただきました。

 なお、池田信夫氏のプロフィールを知りませんでしたのでググッてみたところ、以下のようなお立場の方であることがわかりました。

 独立行政法人 経済産業研究所
 「検察が恥をかかないため」というのは適切ではないでしょう。
 そのような次元の話ではないからです。
 疑獄事件のような社会的地位の極めて高い被疑者を相手にする場合、場合によっては日本の経済全体や国政にも影響を与えることになりますから、検察がより慎重になるのは当然です。

 もし疑獄事件に対する検察のより積極的な態度を期待するのであれば、検察により強い捜査権力を与える必要があります。
 つまり、池田氏の言い方を借りれば、検察により強い行政の力を与える必要があります。

 やや、揚げ足取りの感もなきにしもあらずですが、池田氏のエントリは思うところを書いてみたい気にさせるところがありましたので、誤解があるかもしれないことを承知で書かせていただきました。

 なお、池田信夫氏のプロフィールを知りませんでしたのでググッてみたところ、以下のようなお立場の方であることがわかりました。
 独立行政法人 経済産業研究所


補足追記
 検察官は、有罪判決が得られるという判断で起訴していますが、常にその判断が正しいとは限りません。
 検事の能力も個々の検事によってかなり差があるのも事実です。
 つまり判断を誤る検事もいるということです。
 別エントリで意見を書いた富山の強姦冤罪事件もその一つです。
 あの事件は本来は無罪になるべき事件でしたが、被告人自身が認めてしまったので法曹3者が問題点に気づくことなく有罪判決になってしまいました。
 誰かが気づくべきでしたし、気づく契機はあったと思います。


 しかし、現状はマスコミは(そして世間も)逮捕有罪推定主義、起訴有罪確信主義とも言える状況です。
 逮捕されただけで職場は首になる。
 子供は学校で苛められる。
 奥さんは村八分状態。
 という事態が普通に起こるのです。

 その反動として、起訴した事件が無罪になれば、世間やマスコミは「不当起訴」として警察や検察を批判します。
 それが「結果的に不当起訴」の意味です。

 社会が、「間違い」即「不当」とは言えないと考えているのであれば、「不当起訴」という私の表現は不適切であったことになります。


 このブログでは医療崩壊問題が議論されていますが、福島の大野病院事件という1件の不当逮捕・起訴が、産科領域の医療崩壊を劇的に加速したという実感が多数の医師から述べられています。

 1件の起訴には個人の不条理を超えた社会的影響が生じる場合が少なくありません。
 あとで「無罪でした。すいません。」では、被告人に対してだけでなく社会に対しても、すまない場合があります。


しかしこれはかなり強引なこじつけです。
 警察のマンパワーの限界の問題、刑事司法の謙抑性の問題、国民の規範意識の問題などを全部ひっくるめて、数値目標達成の問題としての「99%有罪ルール」に結びつけています。
 私から言わせれば、これこそ本末転倒の議論です。
 有罪率はそれ自体として目標にはなっていません。
 もっと実質的な刑事司法制度の運用のあり方の結果として出てくるものです。
 運用のあり方を変えた結果、有罪率が下がるのなら、検察はそれを全く問題視しません。

 なお、起訴できるものしか起訴しないというのは、証拠上、確実に有罪になる事件以外は起訴しないということであって、その当否の問題とその前段階としての摘発すべきものを摘発していないのではないか、という問題とは別問題です。
 dankogai氏はこの問題を混同しているようです。



しかしこれはかなり強引なこじつけです。
 警察のマンパワーの限界の問題、刑事司法の謙抑性の問題、国民の規範意識の問題などを全部ひっくるめて、数値目標達成の問題としての「99%有罪ルール」に結びつけています。
 私から言わせれば、これこそ本末転倒の議論です。
 有罪率はそれ自体として目標にはなっていません。
 もっと実質的な刑事司法制度の運用のあり方の結果として出てくるものです。
 運用のあり方を変えた結果、有罪率が下がるのなら、検察はそれを全く問題視しません。

 なお、起訴できるものしか起訴しないというのは、証拠上、確実に有罪になる事件以外は起訴しないということであって、その当否の問題とその前段階としての摘発すべきものを摘発していないのではないか、という問題とは別問題です。
 dankogai氏はこの問題を混同しているようです。




 2007年1月24日付けのエントリみたいです。そういえば、以前読んだような覚えがありますが、初めにこのブログを訪問したのが、前年にあたる2006年の秋頃だったように思います。その後、訪問する時は、しばらく集中していたように思いますが、まったく訪れることのない中断の時期もけっこうあり、間が長くなることもあったと思います。


 たぶん現在もあまり変わらぬスタンスなのかなと思いますが、私の投稿に辟易し、避けたいと意識されていたのかは定かではありませんが、直接、検察の問題を取り上げることは少なくなっているような印象があります。
 現在、多いのが医療事故関係の問題や、マスコミ関係みたいな感じです。ここ数ヶ月の間は、ほとんど毎日欠かさず、訪問しているのでしっかり確認はしていませんが、そう間違いはないはずです。
 それと裁判員制度も取り上げるようになり、今年に入ってしばらくしてから、ブログのサブタイトルのような部分に、「今年は、裁判員制度をメインテーマにしようと思います。」と記されています。
 この裁判員をテーマにしたエントリもしばらくの間、見かけなかったのですが、割と最近になってから、いくつか取り上げられるようになっていたのですが、私のコメント投稿を忌避してか、議論もいまひとつ盛り上がらなかったようです。
 だいたい、私が積極的にコメントを入れると、ほとんどがスルー(無視)ですが、その後、立ち消え状態になることが少なくなかったという印象もあります。
 私なりに誤解を解消しょうと努めたつもりなのですが、時既に遅しであったのか、さらに疎遠な扱いを受けていたみたいです。
 しかし、一時的に投稿者の人のなかには一定の理解を示すようなコメントもあり、自身のブログの方で書いてください、というご指摘もいくつかあったので、長くなりがちな説明を自分のブログの方で書き、リンクを張ったりしていたのですが、ログを見る限り、リンクを辿ったアクセスは少ないもので、繰り返すほどに少なくなっていました。
 せっかく書いても意味がなく、意識を集中して書く気力も失せるという悪循環の繰り返しでした。
 私の立ち回り方にも問題があったと思いますが、そこには負担や後日のご迷惑を及ぼさないという配慮があったつもりなのですが、そのような問題でもなかったみたいです。
 初めにご紹介したエントリ、
http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php
のコメントの流れをみればよく分かると思いますが、実に凄まじいものです。
 「覚悟」という言葉を、私は多義的に使いましたが、それももとはといえば、次のコメントがあったからです。


No.122 みみみさん | 2008年6月22日 21:36 | CID 157690  (Top)

>廣野秀樹さん

もしかして、モトケンさんのNo.73のコメントを読み飛ばしましたか?
元検事のブログで特定の検事の名誉を損ねるコメントを書くなら、それなりにソースと覚悟の用意が必要だということでしょう。

 




No.73 モトケンさん | 2008年6月22日 01:30 | CID 157527  (Top)

>No.67 廣野秀樹さん

 私のコメントの表現が分かりにくいと思いますので、はっきりと書かせていただきます。

 あなたのコメントについて、誤りを認めてあなたが指摘した検察官に対して謝罪しないのであれば、今後このブログにコメント投稿をするのは遠慮していただきたいと思います。

 tmxさんにご退場を願った以上、あなたに対してもあなたのコメントを容認することはできません。

No.74 キメイラさん | 2008年6月22日 01:51 | CID 157532  (Top)

No.67 廣野秀樹さん

 法曹の誰が見ても死刑だろうと、マスコミ関係者も死刑しかないと思える本邦始まって以来の珍しいOS教事件ですらベテラン裁判長が真っ赤な眼で入廷した東京地裁原審判決言い渡し当日の状況、某地方で原審(地裁)死刑判決を棄却する控訴審判決を朗読中に慟哭から言葉に詰まって朗読がしばし中断した定年退官間際の高裁部長の控訴棄却事件で、それぞれ判決を言い渡すだけ(執行をしない)の裁判長の人間的苦しみや悩みや人生観をかけた訴訟行為。
 そういう現実をみたこともない貴方だけが書ける捏造放言(暴言)だと思います。恥を知ってください。


 どうも具体的でなく唐突でもあり、ある程度のことは予想していたものの、私も戸惑ったのです。
 そこで次のようなレスも試みました。




No.128 廣野秀樹さん | 2008年6月22日 22:49 | CID 157706  (Top)

>No.122 みみみさん

 特定の検事というのは、誰のことでしょう。本に出ていた検事さんですか?
 それとも、私の事件の担当検事ですか?

 後者ならば、平成15年の1月頃時点で、金沢地方検察庁の担当者が、直接○○検事に話を聞いてみればいかがですか、と言っていました。
 私としては、マスコミが取材する方が筋だと考えておりますし、場合によっては、国会で尋問されるべきでしょう。
 私を批判するのはけっこうですが、次のような経過のあることも念頭に置いて頂きたいです。
<■[告訴事件]金沢地方検察庁の対応>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20060731/1154353895

 まさか、本に出ていた検察官の名誉に覚悟ということもないでしょう?


 ここに至る前に、ブログ主のモトケンさんから別の人のコメント中に、挿入したかたちで、コメントが追加されていましたが、そこには私のことを、私怨だと断定してありました。結局、その有効な反論の機会も与えられないまま、追い出されたという格好です。




No.81 通りすがりXさん | 2008年6月22日 08:00 | CID 157566  (Top)

法務業の末席さん

くだらない私怨でコメ欄を汚さないで下さい。お願いします。


(以下、ブログ主)
 ブログ主としては、コメ欄を汚されたとは思っていない。
 なお、廣野秀樹氏のこれまでの多くのコメントについては、必ずしも軽薄とは思わないが、廣野氏のコメントの多くこそ私怨に基づくコメ欄汚しと感じている。
 少なくともトピずれコメントは多い。
 ただし、廣野氏の私怨の正当性(恨みをもって当然か否か)については論評する立場になく、その点について廣野氏を批判するつもりはない。

 この記載についての、反論は無用。

(以上、ブログ主)




 早めにやすみたいこともあり、今回はこのあたりにしてお気ますが、私がモトケンさんのブログにおいて、看過できないと思った大きな要因が、犯罪被害者に対する「感情論」という言葉だったのです。
 これは、安藤健次郎さんのためにも、放置できないと思いました。


≪つづく≫


追記:入るかどうか分かりませんが、陰口をたたくようなのもかたちも嫌なので、次のエントリにトラックバックを送信してみます。
http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php


追記:2008年12月26日
関連エントリ:
<元検弁護士のブログについて<1>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695

元検弁護士のブログについて<2>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063

元検弁護士のブログについて<3>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962

元検弁護士のブログについて<4>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214402638

元検弁護士のブログについて<5>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080626/1214488576

*[2008][刑事裁判]時効制度の見直しを求める声も強まっている。

 部分的な引用になります。


<殺人時効>過去5年で241件 成立後に名乗り出も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000001-mai-soci


 容疑者が逮捕されないまま公訴時効を迎えた殺人事件が、過去5年間で241件あることが法務省のまとめで分かった。都道府県別数や事件内容は公表されないため、毎日新聞で調査した結果、時効成立後に、指名手配容疑者が名乗り出たり、別の窃盗容疑で公判中の男が自供したケースもあった。海外では殺人事件に時効がない国もあることから、時効制度の見直しを求める声も強まっている。

 犯罪白書によると、全国で殺人事件は1989年(平成元年)以降、毎年1200~1300件発生している。法務省の検察統計によると、過去の殺人事件の時効件数は、03年48件▽04年37件▽05年44件▽06年54件。07年統計はまとまっていないが、過去5年で最多の58件になるという。


【ことば】公訴時効 犯罪から一定期間経過すると、刑事罰が消滅する制度。その後は起訴(公訴)されない。海外にいる期間は停止するが、指名手配中も発見されなければ成立する。制度の存在理由は、(1)時間経過で証拠が散逸する(2)長期捜査は納税者の負担になる(3)犯人は長期間、罪の意識にさいなまれている−−などとされ、刑事訴訟法で時効年数を規定。殺人罪は05年、15年から25年に延長された。米国など重要犯罪に時効がない国もある。


刑事訴訟法に規定する公訴時効は、その存在が当然視され、法学者間でもその存廃についてあまり熱心に論議されてこなかった。長期間経過すれば、証拠が散逸し検察側被告側の双方にとって立証しにくくなることや、容疑者への処罰感情が薄まることなどが理由だ。しかし、DNA鑑定など科学捜査が進歩した今、殺人など重要事件での時効はなくすべき時期に来ている。


 未解決事件の多くの遺族にとっては悲しみや恨みに時効はない。時効制度に詳しい、諸沢英道・常磐大学大学院教授は「DNA鑑定など科学捜査が進歩し、事件から数十年たっても立証できるようになった」と、制度の見直しを主張している。時効まで約2年となった八王子スーパーナンペイ強盗殺人事件の遺族の処罰感情は、今も強い。捜査が長期間に及ぶ点は、捜査体制を縮小すればいいだけで、時効があることに違和感を持つ捜査員も少なくない。

 昨年59件の殺人事件が時効になっていながら、毎日新聞のデータベースでは14件しか記事はなかった。ほとんど忘れられたまま時効を迎えている事件も多い。それぞれの事件の遺族は人知れず無念をかみしめている。【石丸整】



 ボツネタで知りました。裁判官のブログですが、本当にありがたいです。

*[司法]「前科43犯ぜひ45目指してほしい」 司法修習生軽率ブログが閉鎖

「前科43犯ぜひ45目指してほしい」 司法修習生軽率ブログが閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000001-jct-soci


6月20日19時5分配信 J-CASTニュース

ブログの内容が波紋を呼んでいる
 ブログやミクシィ日記での「うっかり発言」で社会的立場を失うケースが相次ぐなか、日本の試験制度で最難関ともいわれる司法試験を突破した男性のブログがトラブルに巻き込まれた。検察で取り調べを行う様子など、司法修習の内容が詳細につづられており、裁判所法の守秘義務違反の疑いが持たれているのだ。それ以外にも、高い倫理観が求められるはずの法曹職としては軽率とも受け止められかねない発言も散見され、波紋を呼んでいる。



 数日前から司法関係者のブログでも取り上げられていました。他にもいろいろ問題があるみたいですが、やはりタイトルになっている部分が致命的だったみたいです。


- hatena-diary_20080624 - 告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/2008/06/24/000000  



*[2008]元検弁護士のブログについて<2>


ジェイ 2008/06/24 18:17 あなたの投稿がずっとスルーされてきたのは、
(1)エントリーと関係ないことを延々とコメントすること
(2)自分のブログの宣伝行為を行っていること
(3)あなたのブログで主張されたいことがわからず、かつ、あなた自身が被害を与えた被害者その他関係者の実名を記載しており、これらの人の名誉を侵害しており、そのようなことができる神経に対して、恐ろしさを皆感じていること、つまり、あなたと関わりたくないと皆思っていること

が原因だと思います。
犯罪被害者のことを守る、守らない、という議論に参加する資格はあなたにはありません。

そして、上記のようなコメントがずっと続いてきており、皆、苦々しく思っているところに、あなたのモトケンさんに対する脅迫めいたコメント。
これで完全にアウトです。

それから、モトケンさんや、他の方のコメントを何の承諾もなく、ここに転記するのはルール違反ですよ。

hirono_hideki 2008/06/24 18:48  ジェイさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
 以前見た覚えがあるハンドル名だったので、少し調べたのですが、こちらの方でしょうか?
http://profile.ameba.jp/be-a-superman/

 もし違っているのなら、後日、誤解からご迷惑が及ぶ可能性もありますので、違うのであれば、その点だけは明記願います。
 回答がなくてもブログ「少年担当ジェイのつぶやき」のブログ主ご本人であることが、推定されるわけではありません。ただ、モトケンさんのブログ名とも似ているので、あらぬ誤解が及ぶ可能性は高まるかもしれません。

 また、貴方様のコメント内容に対するご回答は、本文を引用の上、別エントリにて本日中に行わさせていただきます。

ジェイ 2008/06/24 19:22 そのブログとは全く関係ありません。
今日、初めて見るブログです。

hirono_hideki 2008/06/24 21:27  了解しました。


 連載エントリ
<元検弁護士のブログについて<1>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695
について、上掲コメントを頂きましたので、とりあえず回答させていただきます。
 とりあえずと書いたのは、すでに時刻が22時50分を過ぎており、時間的余裕がないことと、仕事における体力の維持管理のためです。とりわけ、先週の金曜日から仕事内容がさらに厳しくなり、暑さによる消耗もあります。慣れない人に仕事を教えながら、やっているので負担も大きいのですが、実際ははるかにそれ以上のものがあります。きついです。
 おまけに、先週の金曜日の仕事中にミスから右手の中指を怪我し、見事に大きな血豆が出来ています。さらに機械のスイッチを押しつづけていたので、その周辺にまで血豆が拡大してしまいました。数日後に、血豆が破けるとさらにまずいことになるかもしれません。今のところ、キーボードを打つにはさほど支障が出てませんが、もう少し広がると傷に当たりそうです。


 初めに言い訳を書きましたが、本日は仕事から戻ってから食事の支度にも時間が掛かり疲れました。昨日、材料を買ってきていたので作らないわけにはいかなかったのです。
 さっそくこのようなコメントが入ることも予想していませんでした。従いまして、今回は十分なご説明もできかねます。
 食事の支度に掛かる前に、過去のエントリを調べていたのですが、これにも時間が掛かりました。ずいぶん久しぶりに読んで自分自身、発見もあり、新鮮に感じました。
 今回は、とりあえず、過去のエントリのご紹介と部分的な引用を中心にさせていただきます。

組織犯罪の余波長期に及ぶ、被害者の姿(5)
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20061016/1160941230


 迷惑ですけど、逃れる術もありません。とにかく事実を明らかにしておくことが、この重荷から逃れうる最善の道と考え、このように情報を公開しています。

 金沢中警察署の態度も、明らかに芝居がかったものでした。そのまま外形的な事実を書けば、これも私の不利にしかならないかもしれません。極端に不利すぎる、極端すぎるというのが現状でもあるのですが、とりあえず経過を書いておきます。

 まず、10月5日の夜に、安藤健次郎さんの自宅に行ったことは、当日か翌日のこのブログのエントリに書いてあると思います。カレンダの日付をクリックすることで、読むことが出来るはずです。

 安藤健次郎さんの家に着き、玄関先のインターホンを押したのはちょうど20時ぐらいでした。すぐに反応がなかったことなど状況を、前に説明をしているはずです。

 安藤文さんに声を掛けることも出来たのですが、彼女の立場も考え、それはしませんでした。そして玄関の電気もつけないまま、安藤健次郎さんが外に出てきました。玄関の電気が消えていたのは平成11年8月8日の夜と同じでしたが、この時は、そのまま玄関先の道路に近いあたりで話しをしました。

 金沢地方検察庁の方に、告訴の手続きを行っていて、安藤文さんを被害者に告発も行っていましたが、公訴時効まであと半年を切っています。金沢地方検察庁の方では、安藤健次郎さんのほうから連絡があれば、話しを聴くつもりだと話していました。

 などという説明をしました。すぐに、今日は帰ってくれ、後日連絡をする、といわれ、初めは自分の方から連絡先を教えるような素振りを見せ、結局私の方から自分の電話番号を伝え、家の中から持ってきてもらった紙に書きました。

 そっけない、無関心の態度も見せ、「ワシらの気持ち、どうなる」などと非難するような口調で言ったので、私も頭に来て、「また、オレを挑発するんですか? そんなことやって、喜ぶのはあの連中だけです。」などと言いました。

 最後に、金沢地方検察庁の話しをしたとき、「別に」などと、他人事のような態度を見せたので、「そんな風に、言われたら、オレもどうでもいいような気になってくるぞいね」と言い、そのまま立ち去って、帰りました。

 近いうちに連絡をくれるようなことは、はっきり言っていたのですが、私としても電話の掛かる可能性は少ないと考えていました。

 それと、パソコンを持っていますかと、質問しましたが、曖昧に返事を濁し、答えてはくれませんでした。ブログのことなど話し、インターネットで情報公開を続けてきた。悔いの残らないようにやって来たと、伝えました。驚いた様子もなく、詳細を聞き直すようなこともありませんでした。

 車に乗って帰るときも、安藤健次郎さんは表に立ったままで、複雑さが漂っていました。迷いを窺わせるような一面もあり、心を鬼にしているとも考えましたが、真意というか、立場も分かりづらいものでした。

 7年ぶりの再会になりますし、その間、連絡は皆無に近い状態で、いきなり尋ねていったのです。

 実際は、2002年の1月頃に、会社の方に電話をしたことがあり、手紙に書いて送るように言われたのですが、開封されないまま送り返されました。

 私は安藤健次郎さんに対する傷害事件で金沢刑務所に服役し、2001年つまり平成13年の12月31日に出所しています。電話を掛けたのは、出て間もない頃のことです。

 同じ2002年の12月頃にも手紙を送りましたが、この時も未開封のまま返送され、その直後から、金沢地方検察庁に連絡を入れるようになったのです。

 案の定、安藤健次郎さんから連絡はありませんでした。お会いした翌日には、金沢地方検察庁に電話を掛け、訪問したことを話し、自分の方からは動かないような様子だったので、そちらから連絡して話しをした方がいいかもしれませんと、担当者の遠塚さんには伝えておきました。

 その遠塚さんの態度が急に明るくなったのも、安藤健次郎さんの家に行って話しをしてみようと考えていますと、相談した時からでした。

 普通に考えて、金沢地方検察庁の方から安藤健次郎さんには、私が突然家に来るかもしれないと、連絡が行っていたはずです。

 その上で、インターホンには安藤文さんが出て、3回繰り返すまで、安藤健次郎さんは動こうとせず、自宅に来たこと自体を非難することはなく、二度と来るなとも言われませんでした。

 これも、私の思い込みだとなじる人は少なくないように思われます。大網健二や加田義満も、そのように私の希望的な観測を悉く否定してきたし、事実そのものの持つ意味も否定していました。

 10月10日の火曜日の日、私は指の怪我の治療で病院に行き、すべての抜糸をしてもらい、血がにじみ出ないようであれば、明日から包帯を取って普通に手荒いなどしてもよい、傷口が開かなければ治療はこれで完了なので、もう病院に来なくてよいと言われました。

 そして派遣会社の方に電話を掛け、明後日の木曜日から仕事に復帰することにしたのです。

 次の水曜日も仕事は休むことにしていたのですが、その日のうちに安藤健次郎さんのところに行こうと決めました。まず13時頃に、安藤健次郎さんが部長をしていた会社に2002年以来の電話を掛けてみたのですが、想像通り、「とっくに辞めた」と言われました。社長のような声の人で、以前にも聞き覚えのある声でしたが、警察関係者のような雰囲気の伝わる人でした。

 あるいは本当に警察に転送されているのかもしれません。考えすぎのようですが、このブログでも何度か書いたように、金沢地方検察庁ではワンコールで、捜査官室の遠塚さんが電話口に出ることが何度かありました。これも普通では考えにくいことです。

 次の金沢地方検察庁のホームページにも書いてあるとおり、金沢地方検察庁の電話は一つだけです。

http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kanazawa/map_kanazawa.htm

 被害者ホットラインという窓口もあるようですが、私がいつも掛けているのは、

076-221-3161

の方だけですし、ほかの窓口に電話を掛けたり、別の電話番号を教えられたこともありません。

 ただ、2003年頃は、内線286番というものを指定されていました。担当者がテンヤマさんだった頃のことです。

 そういえば、この前平成11年(1999年)の頃の安藤健次郎さんとの関係について記述をしましたが、一つ抜けていたことがありました。それというのは、安藤健次郎さんの方でPHSの電話番号を教え、連絡を指定しながら、会社の方に電話を掛けると、辞めたと聞かされていたことです。もっとも残務処理か引き継ぎのため週に一度ぐらいは会社に来ていると言っていまいしたが、何時来るのかは分からないという説明でした。

 あの時も、安藤健次郎さんの方から、私が直接、自宅に訪問することを誘導する行動というか意思表示が繰り返しありました。

 10月10日、安藤健次郎さんの家に着いたのは夕方の16時10分頃でした。仕事もしていない様子なので家にいる可能性が高く、明るいうちの方が良いと考え、その時間に向かいました。

 まず、家に近づくと、警備員のような姿が一人見え、さらに近くになるとパトカーが止まっていることに気がつきました。嫌な予感がしたのですが、そのまま安藤健次郎さんの家の前に車を止めたところ、すぐに数人の警察官が駆け寄ってきました。

 制服の警官もいたし、私服の刑事の姿もあり、さらに私服の女性刑事の姿も目に入りました。少なく見て7,8人という数だったと思います。

 物々しい雰囲気で、まるで凶悪犯を逮捕するような警戒態勢で、いきなり車から降りるように言われ、すぐにパトカーに乗るように言われました。初めからけんか腰の強い態度でした。パトカーの後部席の左側から乗ったのですが、奥に動くようにいわれ、反発して動かないでいると叱りつけるようなことを言われ、ますます気分が悪くなったので動じないでいると、反対側のドアは開かないと言われ、それならば仕方ないと、奥の方に動きました。

 その横に座ってきたのが、私服のような服装の山出という刑事でした。私服のようなと書いたのは、刑務所の警備隊が来ている制服に似ていたので、あるいは刑事課の制服の一つなのかもしれません。

 とにかく初めから頭越しに押さえつけたけんか腰の対応でした。刑務所ではよくある態度でしたが、よほどの凶悪犯でない限り、警察では珍しい対応に思えました。

 私はパトカーに乗せられたまま、そのまま金沢中警察署に連れて行かれました。

 パトカーのなかでも、「ストーカー規制法で逮捕することが出来る」といわれ、さんざん脅されましたが、本当に逮捕するつもりなのかは、半信半疑でした。この勢いであれば、そのまま留置場にいられるかもしれないと覚悟しましたが、警察の決めた一存次第で、いまさらあとには引けないと腹を括るしかありませんでした。

 とにかく、最高度のような警戒態勢で、まったく異様な雰囲気でした。

 金沢中警察署では二階に刑事課の部屋があり、その部屋の奥に取調室があります。近代的な建物ですが、内部はややカラクリ屋敷のような作りになっていて、留置場の方からも取調室に入るのですが、それは反対側の出入り口でした。

 取調室は廊下を挟んで両側にあるのですが、正面側の取調室には部屋の中に窓があり、反対側には窓がなく威圧感を感じる作りになっています。刑事課のなかを通り、入るように指示されたのは窓のない方の取調室で、不必要に威圧感を与えないでくれと、苦情を申し出たのですが、聞き入れられませんでした。

 正直なところ、このまま留置場に入り、拘置所に行った方が、生活の心配をせず、気楽になるかもしれないと考えました。

 初めから山出刑事の方からは、「お前のホームページはよく見ているし、印刷もしている。お前の言いたいことや気持ちもよく分かった上で、話しをしている」などと言われていました。

 結局、安藤健次郎さんの家には行かないし、連絡もしないという誓約書を書かされて、解放されました。二度と、などと言われたので、思わず「何ぬかしとらん」などと言ったり、ほかにも態度が悪いなどと注意をされたり、ぶつかり合うことがありました。

 若い刑事の姿もありましたが、警戒心をむき出しな邪険な態度で、不愉快でした。

 警察の真意も測りかねたのですが、最後に金沢中警察署正面に停めてあった自分の車に乗り込むときに、山出刑事に、「将来、不自由な娘さんの世話をしたいと考えている。そのためにも話しをしておきたいと思って来た」と安藤健次郎さんに伝言を頼んでおきました。

 山出刑事の警戒はほとんどとけていましたが、はっきりした明言で返事はしなかったかもしれません。初めの方に、あとで安藤健次郎さんのところに行き、話しをすると聞かされていました。

 今は気持ちだけのことで、実際のところ、自分自身の世話もままならぬ状態です。怪我をして仕事が出来なかったこともあり、この先の生活はますます厳しくなっていました。

 警察が私の真意を確認しておくために、うった芝居とも考えられ、そのような不愉快な芝居はもう沢山であり辟易しているので、少なくとも気持ちとして伝えておいた方がよいと考えたのです。

 満足な仕事に就くことも出来ず、その上自暴自棄も手伝って、パチスロでサラ金の借金もふくらみ、月々の支払いも滞りがちになっている現状です。年老いた母親のこともあり、負担はそれ以上に大きく、厳しいのですが、考えてもどうにもならない状態になっています。

 平成11年の8月7日の土曜日の夜は、金沢中警察署の対応も極端に違ったものでした。この時も私はいきなり安藤健次郎さんの家を訪れました。初めて玄関先に立ち、インターホンを押したり、呼びかけをしました。

 玄関の横には窓ガラスがあり、そちらにお祖母さんの姿が見えました。ドアを開けるような物音と、少しすると聞き取れない声が聞こえ、発声障害らしい文さんの声だと思いました。すると以前電話で聞き覚えのある母親の声で、「アヤ、出たらダメよ」と聞こえ、続けて「馬鹿にしないで下さい。」と言われました。涙声のような感じでした。

 この時は、私も感情が高ぶり、「出てきて下さい。」などと何度か大声を上げたのです。それは、周囲に危険を呼びかけるような目的がありました。当時は、大網兄弟らの不穏な動きがあり、危機感を高めれば最悪放火でもされかねない、周囲に目を向けてもらうことが安全に繋がると考えました。

 しばらくすると、交番の巡査のような大人しそうな警官が一人で現れ、私は「お前ら警察がたるいことをやっとるからじゃ!」などと大声で怒鳴りつけていました。

 もうしばらくすると、周囲一体を埋め尽くすほどの警官が集まりましたが、不気味な無言状態で、そのなかの一人の、丸坊主というか丸ハゲ頭の刑事が、静かに歩み寄り、すこぶる遠慮がちに、「話したいことがおありであれば、署の方でうかがいます」と言われ、自分の車で、自分で金沢中警察署まで来るように勧められました。

 この時は、私の方から無理を言って、自分の車にその刑事に同乗してもらい、金沢中警察署に向かいました。運転の方もその刑事に頼んだかもしれません。

 金沢中警察署に着くと、始めに窓のある側の取調室で、しばらく話しをした憶えがあります。手前側の取調室で、8月12日に逮捕されたときも、同じあたりの取調室で取り調べを受けました。

 金沢中警察署の取調室に入ったのは、その時が初めてでした。刑事課の部屋の中を通りましたが、人の数は少なく、重量級の柔道の選手ような一人の刑事の姿が目にとまり、それがいかにも刑事課らしく印象的でした。また若い女性刑事の姿もあったと思います。

 この時の警察の態度は、気味が悪いほど下手(したて)でした。私の方が、憤慨して憤りを露わにしていました。警察には不満もいっぱいあったからです。

 しばらくすると、刑事課の一画に大きめの部屋があり、そちらに案内され、そこに安藤健次郎さんが入ってきたのか、私が入る前に座っていました。

 5人ぐらいの警察官を交え、しばらく話しをしました。私が、決定的に頭に来たのは、その中の一人が、「(安藤文さんの)面倒をみれるのか」と言ってきた時でした。

 安藤健次郎さんが帰ったあと、警察の方でさらに話しをしたいと言われたのですが、先の言葉で憤慨した私は、「帰る」と言って、やんわりした制止も振り切り、そのまま金沢中警察署を立ち去りました。

 仕事のことに関しては、その当時、ものすごく強い不満を持っていて、やけくそのような勢いで、周囲とも時折摩擦や衝突を起こしながら、仕事もしていました。派遣で、建設、建築現場の作業員のような仕事をしていました。東京で言えば山谷、大阪ではあいりん地区にあるという、人夫というような仕事で、日雇いに近いものでした。そんな仕事にしかありつけなかったのですが、その仕事にありつくまでも大変な思いをしていました。

 そのあと、金沢刑務所にいるときも、私は仮釈放を度外視して、情報処理の職業訓練で四国の松山刑務所の職業訓練に応募しました。自分なりに彼女との将来のことを真剣に考え、役立つ技術を身につけ、ちゃんとした会社に就職したいと切に希求していたのです。

 今ある環境でも出来る限りのことをしたいと頑張っていたので、それなりに高い評価も受け、認められていたようです。独裁的に200人以上の人夫を束ねるといわれる、会長が直々に、金沢中警察署まで面会に来てくれ、弁護士費用を出してやる、とまで言ってもらいました。結局半年しかいなかったのですが。

 金沢刑務所を出た後も、沢山の仕事を任され、期待され、また、高い評価を受けることがありましたが、誰にも理解しがたい裁判沙汰の問題を抱え続け、社会生活は消極的にならざるを得ませんでした。

逆に考えると、そのような逆境の悪条件があったからこそ、ここまで成長できたと思うのですが、派遣社員に甘んじているという身上もあり、活躍の場というのも限られています。

 それに、本当に仕事や、職場に専念するのであれば、こんな個人的な告発、告訴など両立できなかっただろうとも考えています。まして相手は、個人だけではなく、会社組織でもあるわけです。

 検察においても、警察でも、裁判所でもそんな事情は百も承知のことと思います。安藤健次郎さんもよくわかっていることでしょう。理解を求めるような説明はこれまで受けたことがなく、暗中模索の意味でも、安藤健次郎さんと話しておくことが不可欠だと考えたのですが、経過と結果はこれまでに書いたとおりです。

 あと、平成11年の8月8日のことですが、夜、思い余って電話を掛け、訪問の承諾を受けたので、前夜にも行った家に行きました。玄関からすぐに出てくると、私の車の助手席に乗り込み、近くのスーパーの駐車場にはいることを指示され、その駐車場で、車から降りて話しをしました。

 初めから挑発的な厳しい態度でしたが、「友達を連れて来い、こちらも人を頼むので、一緒に話しをしよう」と持ちかけられました。私は、即座に断りました。具体的な名前は挙げていませんでしたが、私の友達というのは、大網健二と加田義満以外にはありませんでした。

 彼らを刺激することが、自分や安藤文さんの家族の身の危険にも繋がりかねないと判断したからです。警察の関与は窺えていましたが、石川県警では未解決の重大事件もいくつかあり、警察や司法関係者しか知り得ない事情のもとでは、ここを先途とばかりに、一人必殺の攻撃を仕掛けて来るかもしれないと危惧したからです。

 福井刑務所を出たばかりの頃、電話で話をした安田敏が、刑務所で頭がおかしくなっていたらしいな、などと言ってきたこともありました。どこからそんな話しを聞いたのかわかりませんが、被害妄想として片づけるのが、多数の彼らにとって共通した大きな利益であり、願望であって、そのような期待を増幅させるような態度を示していたのも、ほかならぬ警察や司法関係者だったからです。

 安藤健次郎さんの口からは、「刑事裁判は終わった。次は民事や」という言葉も出ました。かなり取り乱したような様子でした。奇しくもこれは、前年にあたる平成10年11月20日頃、市場急配センターの事務所において、松平日出男と堂野の二人が言っていた言葉とまったく同じでした。

 今考えると安藤健次郎さんがどうしてそんなことを口にしたのか、余計に分からないのですが、安藤健次郎さんは250万円を訴訟代理人である長谷川紘之弁護士に支払い、古川龍一裁判官からほぼ全面的な勝訴判決を受けながらも、支払いを請求することなく放置していたからです。

 私の方から、支払いをしたいと申し出、専用の銀行口座を作って頂きたいと話したこともあったのですが、気持ちだけは有り難く受け取っておくという感じで、あっさり断られました。

 そういえば、書き忘れるところでしたが、山出刑事は、「お前が、社長や堂野がどうしたと、ホームページに書いていることはよく知っている」と言っていたのですが、堂野に触れた部分というのは、比較的少ないはずです。被告発人、被告訴人にもなってはいません。事件の真相に近く、核心に触れる人物である可能性は高いのですが、平成4年の事件当時は、金沢市場輸送にいたはずで、被告発人、被告訴人に含めるだけの根拠を私自身はもっていないからです。

 「障害者(もしくは「かたわ」)と結婚したいてかぁ」と嘲笑うような残酷な言葉を私に浴びせたのは事実ですし、松平日出男も隣で満足そうに深く相づちをうっていまいた。

 この会見には、私の方から安藤健次郎さんに参加を呼びかけていましたし、数日前、金沢市内間明のマルエーというスーパーの前の電話ボックスから掛けた電話では、この時だけは本来の姿に立ち返り、

本心をみせたように「あんな会社まだあるんか? あんな会社つぶれてもかまわん。」と言っていたのです。

 その時の言葉は、その後の私の行動に迷いのない方向性を与えました。

 ちなみに、安藤健次郎さんの立場からすれば、私に対する責任追及とは別に、法人としての市場急配センターやその関係者に、「安全配慮義務違反」の債務不履行で、損害賠償請求をすることが出来たはずです。民法上の損害賠償請求には、不法行為とこの債務不履行がありますが、債務不履行は立証責任が訴えを受けた被告の側になるなど、不法行為より有利な条件も存在するようです。

 時刻は4時26分になっています。今日から仕事は9時からなのですが、その分1時間長くなり、20時までになります。昨日はよく寝ていたので、徹夜でも大丈夫そうですが、何をどのように書いておくべきか頭の方の整理が難しくなってきたので、エントリはひとまずこれで切り上げます。

 そういえば、この前、ログの方を見ていると落合弁護士のブログから、古いエントリからのリンク訪問があり、辿ってみると次のような情報が書いてあり、私や安藤健次郎さんらの個人的な問題だけでない、司法問題の社会的意義について触れられていたので、是非ご紹介しておきたいと思います。





 昨夜も早く眠れず、体調もおもわしくありません。明日も大変そうなので、今夜は、被害者についての過去記事のご紹介だけにさせて頂きます。補充を兼ねたご説明と、個別にご指摘頂いた事項に対する回答もさせて頂きたいと思います。明日の分まで食事が出来たので、今日よりは時間もとれそうですが、あとは体調次第です。
 本日はお約束したご説明を十分に果たせず、申し訳ありませんでした。
 よろしければ、ご紹介した過去記事の部分に対する質疑など頂ければ、幸いです。私も説明の的が絞れますので。具体的であれば、なおよいです。



関連エントリ:
 連載エントリ
<元検弁護士のブログについて<1>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695


- 元検弁護士のブログについて<3> - 告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/20080625/1214392962  

 まず、これから取り上げる問題の資料として先立って過去記事を部分的にキャプチャした画像をbloggerのブログの方にアップしました。 http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html
 
 しかし、実際はその前に送信先を間違えて、このブログにアップしてしまったのです。いずれもメールを使ってエントリをアップしているのです。作業はLinuxのEmacsで行っていますが、とても便利です。知らない人が多く、興味も関心がない人がほとんどかもしれませんが、Emacsについては、このブログでもカテゴリを設け、ご紹介を行っています。近頃ご無沙汰ですが。

  いきなり余談になってしまいますが、EmacsのWanderlustでは、「C-c C-x TAB」で、作成中のメールに画像ファイルの添付を行うことができ、とても便利で簡単です。Emacsの操作は一筋縄でいかないはずですが、頑張っただけの収穫もはかりしれず大きいです。
 
 次に、キャプチャしたエントリのタイトル名、アドレス、そして問題にする一部分の引用です。なお、問題と言いましても、内容自体に問題があるわけではありません。 弁護士の守秘義務と説明責任<二> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20061021/1161422275

 
 平成18年10月16日付になっています。去年の告発状は11月2日付のものに対して、確か11月17日付ぐらいの返戻書が来ていたので、若干スピードアップしているようです。いずれも迅速な対応としては評価できそうです。

  それとその11月2日付より前のものでは、「上記の点に留意して、具体的な犯罪事実を明らかにして下さい。」などと書いてあったのですが、それもなくなっています。いくつかの解釈が出来そうですが、あなた個人からの具体的な事実記載は、もう必要ないですよ、と解することも出来そうです。

  今回も私は、金沢地方検察庁の担当者遠塚さんに対して、再三にわたり、返戻するにせよ、どのあたりのどの点がどのように不明なのか、具体的に示して下さい、と申し入れをしていたのです。

  いずれにせよ、一当事者の私には具体的な事実記載に限界があり、このような書面を正式に受理すると、あとあと誤解や混乱にも繋がりかねないと判断されているのかもしれません。というより検察の期待は他にあるはずです。

  昨夜は「元検弁護士のつぶやき」経由で、検事総長の所信表明や抱負のようなものを読みました。けっこう新鮮で、いろいろと考えるところがあったのですが、書いていると時間も掛かるので後日機会がありましたら、少しづつでも触れておきたいと思います。 <検察庁にもの申そう> http://www.yabelab.net/blog/2006/10/20-161809.php <検事総長の紹介> http://www.kensatsu.go.jp/

 なお、今回もカテゴリ名は省きました。はてな独自の記法で半角の鈎括弧を使うと意図せぬ表示がされてしまう可能性があるからです。大丈夫かも知れませんが、長くなるエントリで修正を行うのも面倒なので、今度別の機会に試してみます。
 
 次に、前記引用エントリを元検ブログにトラックバック送信していたのですが、昨夜確認したところ、現在でもそのままになっていました。

  実をいうとすっかり忘れていたのですが、昨夜過去記事をみていて、発見したのです。他にもなんどかトラックバックを送信したような覚えはあるのですが、元検ブログに対しては、回数も少なかったという気がします。

  これも画像をキャプチャし、Bloggerのブログの方に、アップしました。 http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html
 
 ここまで書いたところで、いったんエントリをアップします。本題につきましては、<4>に続きます。食事の支度から後片付けもしなくてはならず、まとめて書くことも容易ではなく、また、できるだけ早い進展を望んでいますので、いち早くお知らせしておきたいのです。連載の数は増えると思いますが、後ほど述べますように、この問題は私にとって、大きな意味を持ち、流れを変える分岐点でもあったからで、区切りとしても重要なテーマであり、特別な扱いとさせて頂きます。

  私のみならず、被害者AAさんご家族の人生にも多大の影響を与えたはずで、モトケンさんご本人は、梅雨知らずかも知れませんが、経過をはっきりさせておかねばなりません。  また、金沢地方検察庁、金沢中警察署に対する重要な参考資料でもありますので、できるだけ多くの方々に注目して頂きたいのです。
 
≪つづく≫
 
参考エントリ: <元検弁護士のブログについて<1>> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695 
元検弁護士のブログについて<2> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063

- hatena-diary_20080625 - 告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/2008/06/25/000000  


*[2008]元検弁護士のブログについて<4>

 まず、
<[2008]元検弁護士のブログについて<2>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962
で取り上げた「ジェイ」さんのコメントについて、若干の意見を述べておきます。


そして、上記のようなコメントがずっと続いてきており、皆、苦々しく思っているところに、あなたのモトケンさんに対する脅迫めいたコメント。

これで完全にアウトです。


 脅迫めいた、とありますが、そこに至る経緯を読めば、ずいぶんと強引な誘導があり、挑発があったことも明らかです。それも大勢に無勢の集団で、公然と元検つまり元検察官の弁護士を名乗る人物が、首謀的な立場の可能性があるという信じられないような思いがあり、戸惑っていました。
 自分のブログでの情報発信に専念させるための好意的な誘導という可能性も吟味していましたが、ここ数日の反応をみても、その可能性は極めて低いようです。
 これじゃ、裁判所も混乱することでしょう。その辟易、害悪が現在の日本の弁護士界の混迷、窮状を象徴しているようにも思えました。


 このジェイさんというハンドル名については、私の知る限り、元検弁護士のブログにおいて見かけたことのないハンドル名です。しかし、内容的にみれば、かなり関わりの深いお方であり、元検弁護士のブログの総意を丁重に伝えてくださった伝達者にも思えます。
 しかしながら、これも元検弁護士のブログでの一悶着に便乗した第三者である可能性もなきにしもあらずです。しかし、これも元検さんから一方的な通告で、締め出された以上、確認の術もなくなっています。
 ここまでこじれてしまっては、理解を求めるのも至極困難であり、今の私には、そこまでする時間的余裕も義務もありません。
 率直に申し上げて、「元検弁護士のブログ」におけるモトケンさんというのは、独裁者的とも思えることがあるぐらいの強権をお持ちであります。同時に、懐の広さも感じられ、幅の広い意見も取り込んでくれてはいるようです。それゆえに、私も長い間、コメントの投稿を続けることができたのだと思っています。
 別の見方をすれば、親分肌の人物という印象もあり、常連者に対する庇護も厚い反面、敵対的な相手に対する対応もあるいは自分のこと以上に厳しくなることがあるような気がしましたし、実際にそのような内容のコメントもみています。


 脅迫めいたコメントというのは、「覚悟はおありですか?」というようなものであったと思います。これまでの連載中にも触れており、じかに引用した部分もあるはずです。
 私とすれば、「勧告」のつもりだったのですが、受け取りかたからしても、自分の対応に絶対的な自信をお持ちのようであるし、なにをいっても無駄そうだと観念しました。
 私としては、将来的に大きな影響を受ける可能性があるとも考え、さらに時間を置いて様子をみてきました。
 この連載エントリは、予定より早く終了するかもしれません。その時点で元検弁護士のブログを直接の対象に据えた説明はしなくなるかもしれませんが、このブログそして告訴状の趣旨じたいが、対極のような問題提起の存在になるはずです。


 さらに反応を待ちましょう。反論ご意見などは、この連載エントリの最新エントリに対するコメントとしてお願いします。なぜなら、そうしないと私自身が、投稿されたコメントを見落とす可能性が高いからです。


 犯罪被害者という告知していたテーマにつきましては、まとまった説明を書く時間的余裕もないので、明日以降に持ち越します。



(1)エントリーと関係ないことを延々とコメントすること

(2)自分のブログの宣伝行為を行っていること

(3)あなたのブログで主張されたいことがわからず、かつ、あなた自身が被害を与えた被害者その他関係者の実名を記載しており、これらの人の名誉を侵害しており、そのようなことができる神経に対して、恐ろしさを皆感じていること、つまり、あなたと関わりたくないと皆思っていること

が原因だと思います。


の3点につきましても、これから書く内容が、私の答えになると思います。私に言わせてもらえれば、説明をし、理解を求める以前の問題であり、本来は、時間と労力を割いて、答えてあげる資格なし、というところなのですが、社会的地位、影響力などを考慮しても、降りかかった火の粉のごとき一面があり、対処せざる得ない問題です。
 これは私にとってもマイナスのようですが、プラスという一面もあると考えています。つまり、モトケンさんほどの経験や知識を持つ人でも、このような理解、対応しかありえなかったという事実です。
 モトケンさんの影響力は、ご自身のブログに止まらず、いわゆる「通りすがり」さんを含め、ネット上の沢山の人々にも影響を与えていることでしょう。その反射効果として、読むだけ無駄、見る価値もないという社会的評価を私のブログに与えたことも想像にはかたくないところです。
 しかしながら、検察が私の主張を受け入れ、その方向に物事が進んだとき、社会の認識、反応はどうなるでしょうか。もちろん私の希望的観測でもありますが、その可能性に対する根拠も私は十分に示してきたつもりでいます。その説明が、冗長にもなり上掲1、2、3の箇条書きへと、結論を導いたのでしょう。しかし、その過程において、具体的に論点のすりよせをはかったような反応というのも皆無でした。そちらの側にしても、問題以前であったようです。
 また、最後のコメントに近い段階では、「最高検察庁」に対する上申書のリンクもご紹介してあり、以前には、その最高検察庁からの返信もご紹介したような覚えもあるのですが、丸ごと削除されていたかもしれません。どのリンクだったかはっきり覚えていないのですが、数件のコメントやそこに含まれたリンクを削除されたのは確かな事実です。


 もう一点、重要な指摘をしておきますが、彼らの共同的な私に対する仕打ちは、本来このブログのメインである告訴事件の関係者のありようにも通じるものがあり、そのあたりも含めて、重点的な取り組みを行っていますが、異論が雑音となり、苛立ちが高まったという点は理解できるとして、理知的で知識も豊富であるはずの彼らが、なにゆえあそこまで暴発的な反応を噴出させたのか、未だに理解に苦しむところもあります。
 そのような誤解や行き違いも問題の複雑さや異例さから考慮して、事前に長い期間を掛けて、個別具体的な事実の説明も行ってきたところです。批判や不信の矛先が、警察や検察に向かうことも周到に配慮しました。
 とりわけ、前掲(3)の意見につきましては、過去記事から引用して連載の初めの方にご紹介したはずですが、その後のアクセス数も乏しいようで、所詮は他人事以上の関心があるとも思えず、あそこまで公然と断定的に言い放ち、書き放った自分らの発言に対しては、顧みる気持ちがあるとも思えず、こちらこそ空恐ろしいものを感じております。
 地位や経歴、自負心というのは、ここまで人を盲目的にさせ、またそれに盲従する人が躍り出るものでしょうか。


 今日も以前ほどではないものの、ちょこちょこ元検ブログのコメント欄をみていたところ、識者のような常連さんが、
>巧拙に無神経なライターというのは、中々度し難いものだと思います。
というコメントを寄せていました。
<追記:最後の騒動では、沈黙されていた常連さんだと思います。>


 けっこう刺激的なことを書いてしまいましたね。別にこうだと決めて思い込んでいるわけでもありませんが、そう思える、そう見える一面、それもかなりの確度で、という私個人の見解を披瀝しておきました。対話を遮断しておきながら、反応はなしのつぶてでしょうか?
 反論、ご意見は大歓迎ですよ。しばらくの間はお相手もできますが、将来的にはこちらの都合優先で、完全シャットアウト、という可能性もあるので、その点もお断りしておきます。できるだけお早めにお願いします。
 次回以降、具体的な説明に入っていきたいと予定しています。


参考エントリ:
<元検弁護士のブログについて<1>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695
元検弁護士のブログについて<2>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063
元検弁護士のブログについて<3>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962

追記:6月25日23時33分
 このエントリを、金沢地方検察庁にメールでご紹介しました。メールの送信は、次のURLから行いました。私に対して、直接ご意見のあるかたも、検察に対するご意見感想として送信されてはいかがでしょうか。断定的であからさまな批判を私に向けるだけでなく。
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kanazawa/kanazawa.shtml

*[2008] 元検弁護士のつぶやき への反響、というブログ?

 先ほどログをみていると、意外なところからリンクの張られていることを知りました。
< 元検弁護士のつぶやき への反響>
http://www.technorati.jp/blogs/www.yabelab.net%2Fblog?reactions

 モトケンさんや常連さんの方々には、さらに冷やかな対応で、無視もされそうですが…。とりあえず、ご紹介しておきます。

*[司法]<被害者>「死に神」に被害者団体抗議=「侮辱的、感情逆なで

「死に神」に被害者団体抗議=「侮辱的、感情逆なで」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000099-jij-soci



6月25日18時0分配信 時事通信

 13人の死刑を執行した鳩山邦夫法相を「死に神」と表現した朝日新聞の記事について、「全国犯罪被害者の会(あすの会)」は25日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる。侮辱的で感情を逆なでされた」とする抗議文を、同日付で朝日新聞に送ったことを明らかにした。
 抗議文で同会は「法律に従って執行を命じたにすぎない法相を非難することは、法治国家を否定することになる」と批判。記事の意図などについて同社に回答を求めた。 



犯罪被害者というのは、本ブログの重要テーマの一つです。私は加害者という立場でもあり、問題は複雑かも知れませんが、そんなこともありうるということについて、専門家さえも想定すらしていないのかもしれません。
 現在本ブログのメインテーマに据えている元検弁護士の対応は、私個人にしてみれば、「侮辱的、感情逆なで」どころではなく、底知れぬ危機感さえ与えています。犯罪被害者に対する洞察、理解にも程遠いものがあるのではと考えることもあり、それだけに重点的に取り組んでいます。

*[司法]<労災>帰宅途中の転落死に労災認めず−東京高裁

「飲み会5時間、業務でない」=帰宅途中の転落死に労災認めず−東京高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000086-jij-soci



6月25日16時31分配信 時事通信

 社内で開かれた飲み会に参加した後、帰宅途中に地下鉄の階段で転落死した男性会社員=当時(44)=の遺族が労災認定を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は25日、約5時間にわたる飲み会は業務といえないとして、労災を認めた一審東京地裁判決を取り消し、遺族側の請求を退けた。
 宮崎公男裁判長は、「飲み会が社員から意見を聞く『業務』と言えるのは開始から2時間前後まで」と指摘。その後も約3時間飲酒したために酔って転落した可能性が高く、事故は通常の通勤に伴うものとはいえないとした。 


 労災につきましては、後日触れる問題点のひとつであり、数日前に元検弁護士のブログのコメント欄でも触れることがありました。

*[2008]元検弁護士のブログについて<3>

 まず、これから取り上げる問題の資料として先立って過去記事を部分的にキャプチャした画像をbloggerのブログの方にアップしました。
http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html


 しかし、実際はその前に送信先を間違えて、このブログにアップしてしまったのです。いずれもメールを使ってエントリをアップしているのです。作業はLinuxのEmacsで行っていますが、とても便利です。知らない人が多く、興味も関心がない人がほとんどかもしれませんが、Emacsについては、このブログでもカテゴリを設け、ご紹介を行っています。近頃ご無沙汰ですが。
 いきなり余談になってしまいますが、EmacsのWanderlustでは、「C-c C-x TAB」で、作成中のメールに画像ファイルの添付を行うことができ、とても便利で簡単です。Emacsの操作は一筋縄でいかないはずですが、頑張っただけの収穫もはかりしれず大きいです。


 次に、キャプチャしたエントリのタイトル名、アドレス、そして問題にする一部分の引用です。なお、問題と言いましても、内容自体に問題があるわけではありません。
弁護士の守秘義務と説明責任<二>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20061021/1161422275


 平成18年10月16日付になっています。去年の告発状は11月2日付のものに対して、確か11月17日付ぐらいの返戻書が来ていたので、若干スピードアップしているようです。いずれも迅速な対応としては評価できそうです。

 それとその11月2日付より前のものでは、「上記の点に留意して、具体的な犯罪事実を明らかにして下さい。」などと書いてあったのですが、それもなくなっています。いくつかの解釈が出来そうですが、あなた個人からの具体的な事実記載は、もう必要ないですよ、と解することも出来そうです。

 今回も私は、金沢地方検察庁の担当者遠塚さんに対して、再三にわたり、返戻するにせよ、どのあたりのどの点がどのように不明なのか、具体的に示して下さい、と申し入れをしていたのです。

 いずれにせよ、一当事者の私には具体的な事実記載に限界があり、このような書面を正式に受理すると、あとあと誤解や混乱にも繋がりかねないと判断されているのかもしれません。というより検察の期待は他にあるはずです。

 昨夜は「元検弁護士のつぶやき」経由で、検事総長の所信表明や抱負のようなものを読みました。けっこう新鮮で、いろいろと考えるところがあったのですが、書いていると時間も掛かるので後日機会がありましたら、少しづつでも触れておきたいと思います。

<検察庁にもの申そう>

http://www.yabelab.net/blog/2006/10/20-161809.php

<検事総長の紹介>

http://www.kensatsu.go.jp/



 なお、今回もカテゴリ名は省きました。はてな独自の記法で半角の鈎括弧を使うと意図せぬ表示がされてしまう可能性があるからです。大丈夫かも知れませんが、長くなるエントリで修正を行うのも面倒なので、今度別の機会に試してみます。


 次に、前記引用エントリを元検ブログにトラックバック送信していたのですが、昨夜確認したところ、現在でもそのままになっていました。
 実をいうとすっかり忘れていたのですが、昨夜過去記事をみていて、発見したのです。他にもなんどかトラックバックを送信したような覚えはあるのですが、元検ブログに対しては、回数も少なかったという気がします。
 これも画像をキャプチャし、Bloggerのブログの方に、アップしました。
http://hirono-hideki.blogspot.com/2008/06/20061021.html



 ここまで書いたところで、いったんエントリをアップします。本題につきましては、<4>に続きます。食事の支度から後片付けもしなくてはならず、まとめて書くことも容易ではなく、また、できるだけ早い進展を望んでいますので、いち早くお知らせしておきたいのです。連載の数は増えると思いますが、後ほど述べますように、この問題は私にとって、大きな意味を持ち、流れを変える分岐点でもあったからで、区切りとしても重要なテーマであり、特別な扱いとさせて頂きます。
 私のみならず、安藤さんご家族の人生にも多大の影響を与えたはずで、モトケンさんご本人は、梅雨知らずかも知れませんが、経過をはっきりさせておかねばなりません。
 また、金沢地方検察庁、金沢中警察署に対する重要な参考資料でもありますので、できるだけ多くの方々に注目して頂きたいのです。


≪つづく≫


参考エントリ:
<元検弁護士のブログについて<1>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695
元検弁護士のブログについて<2>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063

*はてなブログ2006年10月21日エントリ、元検ブログへのリンク

 このキャプチャ画像の説明につきましては、本日はてなブログの新規エントリにおいて説明を行います。
 予定しているエントリ名は、「元検弁護士のブログについて<3>」です。


- *1214488576*[2008]元検弁護士のブログについて<5> - 告発\金沢地方検察庁\最高検察庁\法務省\石川県警察御中 https://hirono-hideki.hatenablog.com/entry/20080626  

 今日も体調がすぐれず、昨日ほどではなかったのものの仕事もハードで疲れています。そういうことで、今日は記述を中止しょうかと思ったのですが、このところアクセス数が増えているので、少しだけ続きを書くことにします。

 まず、元検弁護士のブログの情況ですが、私のコメントがなくなってから、一時医療問題に中心が移ったようでしたが、再び、死刑問題が議論の中心として盛り上がっているようです。これまで見ることのなかったハンドル名も散見され、新規の投稿者が増えているのかもしれません。それに久しぶりに投稿を見た常連さんもいました。
 
 なかには、「冤罪を防ぐ一番の方法は刑罰を廃止することだろう。」という意見も出ていました。  エントリ名は、「死刑に対する朝日の見識の続編」です。

 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/24-190901.php
 
 私もかねてから死刑判決というのは、刑事司法の最前線であり、究極の姿というイメージがあり、そこそこ勉強もしてきました。死刑を求刑される事件というのは、重大事件であるとともに、世間の関心も集め、マスコミも大きく取り扱う例外的な事件というイメージもあります。裁判官も重大な結果を出すわけですから、それは特に慎重な審理にならざる得ないでしょう。

  また、死刑判決が出るような事件は、ほとんどの場合、現場当事者である被害者がお亡くなりになり、間接的な関係者の供述、証言に依拠する傾向が強いとも考えられます。
 
 私の事件というのは、事件現場において唯一の当事者であった被害者が、救急搬送中の救急車内で意識不明となり、意思表示ができない状態で、判決を受け、その一審判決が最高裁まで維持され、確定したものです。

 もともと裁判所が再審制度を利用することで、長期に渡る事実上の審理を継続させてきたと考えられるのですが、今から5年ほど前を境に、対象が裁判所から、金沢地方検察庁に移っており、これはネットを使った情報公開とほぼ重なる時期です。
 
 元検弁護士のブログのエントリでも、死刑制度と冤罪の相関関係が当然のように俎上にのぼっていましたが、冤罪を防止するために、刑罰を廃止すべきという極論はともかく、それだけ密接な関係があるということでしょう。

  ところで、私の事件の場合、冤罪というには該当しないと思っています。なにより、私の実行行為や被害者の受傷という外形的事実に関しては、一切争いの余地などなく、いわば私の自己申告のようなものでしたが、疑念をもたれて追求を受けたり、反証を示されるということも一切ありませんでした。

  これまでにも何度か書いてきたことだと思いますが、今一度整理しますと、事件の発生が、平成4年4月1日、初公判が同年6月18日、結審が同年6月30日で、判決が出たのが同年8月3日でした。

  判決公判は、判決の言い渡しだけだったので、実質的な審理というのは二回だけで、いずれも短い時間でした。時計を見ながらというわけでもなく、ずいぶん前の記憶なのではっきりしませんが、結審の公判の方が時間が長く、それでも長くて一時間程度であったように思います。

  また、この6月30日の公判の冒頭であったと思いますが、江村正之検察官から、被害者の意識が戻ったという突然の説明が出ました。たった今、考えてみると、国選弁護人であった岡田進弁護士は、そんな重要なことも被告人である私に知らせていなかったのかもしれません。

 弁護人自身も初耳だったという可能性もありますが、だとすれば、知らせなかった検察官にも問題がありそうです。公判の直前に意識が戻ったという報告がなされたという可能性も否定することはできませんが。

  これも記憶が曖昧ですが、その時点で、意識は戻ったけれど、事件に対する記憶の方もはっきりしておらず、話を聞ける状態ではないという説明がなされていたかもしれません。

  私は、その後、刑が確定し服役していた福井刑務所で、事件の一件記録を受け取ることになり、意識が戻った状態における金沢西警察署の刑事が作成した報告書を読み、これはgooの方であったか、だいぶん前にデジカメで写した写真か、調書をスキャナでスキャンしたものを公開しているはずです。しかし、今考えると、その報告書というか調書の作成期日を確認していませんでした。

  また、一審の公判記録も手元にあり、これもデジカメで写して公開するつもりでいたのですが、元検弁護士のブログの反応で、すべてとりやめにした経緯があります。
 
 こんなことを書いていても、アクセス数が少ないと人の目にとまる機会が少なく、何度も同じことを書く繰り返しになるので、これまで書かなかったことであり、そんなことは他にも沢山あります。あくまで私個人の受け取り方にもなりますが、元検弁護士のブログの反応というのは、それだけ大きなマイナス効果を私に及ぼし、進展を大きく阻害したのも事実です。
 
 あと、脅迫まがい、という言葉について少し述べておきます。平成15年の1月か2月、私は金沢地方検察庁の天山さんに、「求意見書」に記載したような暴言を吐きました。これは、日曜日に元検弁護士のブログのコメント欄でリンクで紹介した過去のエントリにも一部が引用されていました。

  死刑に対する朝日の見識 http://www.yabelab.net/blog/2008/06/20-150047.php

 
No.128 廣野秀樹さん | 2008年6月22日 22:49 | CID 157706  (Top) >No.122 みみみさん  特定の検事というのは、誰のことでしょう。本に出ていた検事さんですか?  それとも、私の事件の担当検事ですか?  後者ならば、平成15年の1月頃時点で、金沢地方検察庁の担当者が、直接○○検事に話を聞いてみればいかがですか、と言っていました。

  私としては、マスコミが取材する方が筋だと考えておりますし、場合によっては、国会で尋問されるべきでしょう。 

 私を批判するのはけっこうですが、次のような経過のあることも念頭に置いて頂きたいです。

 <■[告訴事件]金沢地方検察庁の対応> http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20060731/1154353895 

  まさか、本に出ていた検察官の名誉に覚悟ということもないでしょう?
 ここに、 > そういえば、求意見書に少し書いた返送時のことについてももっと詳しく書く予定でいたのですが、時間も遅くなったので、しばらく先送りにさせて頂きます。
 
 と書いてありますが、私自身ずいぶん久しぶりに読んだもので、とっさにはなんのことかわからなかったぐらいです。思い出したので、書いておきますと、私は畳み掛けるように、「お前、誰に向かってものいうとるんじゃ」と言い、「廣野さんですよ」と言われたので、「ほんなこと、わかっとるわい、子供みたいなこというとるな」と言い、さらに、判決謄本を送ってくるように迫ったのです。

  しばらく間をおいて、「それでは上司と相談してみます。」というような返事が出たので、「冗談や、本気にするな。」と言いました。さらに、「どうせ、馬鹿やと思っておるんやろ。」と言ったところ、真面目な声で、「そんなことないですよ」と言われました。

  検察は、エリート意識が強く、プライドもすこぶる高いと聞くことがあったので、自分や事件に対する認識の程度などを試したのです。

  そのうえで、「俺は、これから得体の知れない危ない組織のような連中を相手に、行動を始めることになる、最悪殺される可能性もあると覚悟した上でのことや、万が一の時は、必ず骨を拾ってくれ」というようなことを伝えたのです。

  だいたい、上のような意味であったと思いますが、正確な言葉については、はっきり思い出せなくなっています。また、そのまえに「ボケナス」とも言ったことは覚えていて、書き忘れた、という思いもありました。

  ネットでの情報発信も、このようなところからスタートしています。

  求意見書に書いた部分を前段とすれば、今回初めて書いたのは後段の部分ということになると思いますが、両方を合わせると、意味も印象もかなり違ってくるはずで、現在の被告訴人らを追い詰めすぎず、刺激をしないというのが、主な目的でした。

  これも、情報発信、公開において、ひとつの区切りになろうかと思います。
 
≪つづく≫
 
参考エントリ:
<元検弁護士のブログについて<1>>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080623/1214229695
元検弁護士のブログについて<2>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080624/1214316063
元検弁護士のブログについて<3>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214392962
元検弁護士のブログについて<4>
http://d.hatena.ne.jp/hirono_hideki/20080625/1214402638

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